IS~駆け抜ける嵐   作:BD3

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さぁ~みんな集まれぇ~わがままな美人が大暴れするよぉ~


24話

 

 

試作3号機最終テスト翌日

 

コウはハロを連れ格納庫に来ていた。その格納庫は現在ガンダム試作4号機の調整をしており、回りには沢山の従業員がいた。

 

それを尻目にコウとハロはコウスケが来るまで待ちぼうけを食らい、暇すぎたコウはハロでお手玉をしていた位だったのだ。ようやくコウスケの姿が見えたのだが、その隣にはトレーズの姿もあり様子が変だった。

 

「コウ。3号機の最終テストはIS相手にやってもらう」

 

「・・・え?」

 

「今日未明、アメリカとイスラエル共同開発の第三世代型軍事ISが暴走し、日本に向かっている。その目的地は・・・ここだ」

 

トレーズがタブレットで見せると目的地はIS学園が臨海学校で行っている場所だった。

 

「なので君には、IS「銀の福音(シルバリオ・ゴスペル)」を破壊してもらう。それと相手は無人なので容赦はしなくてもいいよ」

 

「わ、分かりました」

 

「それではISを装着し“アレ“の上に乗りたまえ」

 

トレーズが指差したのは、黒色の“ド・ダイ“であった。

コウは3号機を装着し、ド・ダイの上に乗った。

 

(このド・ダイ・・・いつ作ったんだ...?)

 

そう考えている内にド・ダイは空に浮き、海の方に向かった。しかもド・ダイは離陸してから約10秒でマッハを超えた。本来ならコウの体にその負荷が掛かるが、負荷が掛からないように特殊な装置がド・ダイに取り付けられていたのだった。

 

そして海が見えたとの同時にコウスケから通信がかかった。

 

『高度は・・・十分だな。今からガンダム試作3号機最終テストを行う!コウ!その戦闘機から飛び降りて、デンドロビウムに換装するんだ!』

 

「りょ、了解!」

 

3号機はド・ダイから飛び降り、デンドロビウムに換装した。

 

「換装完了!換装完了!」

 

「こちらウラキ。デンドロビウムに換装完了した!」

 

『そのまま目標地点に向かい、銀の福音を破壊をするんだ。そしてデンドロビウム形態は最大で1時間しかない!それを超えたらESが大きく減っていく!それまでに決着をつけるんだ!』

 

「了解!ガンダム試作3号機デンドロビウム!行きます!」

 

デンドロビウムのバーニアを吹かし目標地点に向かっていったのであった。

 

 

 

──────────────────────

 

 

時を同じくして、一夏と箒は銀の福音の暴走を止める為に目標地点に向かっていたが、一夏には心配している事があった。それは箒の事である。

 

昨日篠ノ之束がいきなり現れ、箒に新しい専用機を渡したのだ。その時の箒の表情はとても嬉しそうであったが、一夏から見ればとても不安でしかなかったのだ。

しかも専用機を貰ってからか、自分の力を過信し過ぎているのだ。まるで新しいオモチャをもらったかのように

 

だが一夏はそれを口にする事は無かった。

 

そうしていると目の前にISの反応が現れた。

 

銀の福音である。

 

一夏と箒は銀の福音と交戦、一夏はいつも通りにの戦いをしていたが、その隣の箒はいつもより前に行っているのである。これには一夏は下がれと言うが、箒は拒否、それどころか一夏に対し「軟弱者」と言い、一夏を怒らせた。

 

しかもタイミングが悪く一夏は下に密漁船がいるのを発見し、彼らを守る為に戦おうとする。対す箒は密漁船を犯罪者という理由で見捨てようとする。

そして銀の福音の激しい弾幕を捌いていくうちに白式のESは減少していき、0に近い数字になり一夏は負傷、気絶した。

 

それに気が付いた箒は、一夏を抱えその場から離脱しようとする。

 

しかしもうひとつのISの反応がこちらに向かって来たのだった。しかもそれは目視出来る位の大きさであった。

 

(なっ...!?なんだアレは・・・!?)

 

そしてそのISモドキから通信が入った。

 

『箒か!一夏はどうなっている!!』

 

「ウラキさん!なんでこんな所に・・・・!?」

 

『そんな事は後にしろ!何故一夏が負傷しているのかはあとで聞かせて貰う!そこに居ては戦闘の邪魔だ!!』

 

そう言われその場から一夏を抱え離脱した箒であった。

 

 

 

 

──────────────────────

 

 

 

 

 

 

2人が離脱した後、目の前にいる銀の福音を片付ける為に、初手にビームライフルを撃ち、何発か外す。

同時にコンテナからマイクロミサイルと大型ミサイルを射出、絶対に避けられない弾幕を張った。

そしてその弾幕はほとんどが銀の福音に直撃。痛手を負わせた。

 

だが銀の福音は戦意を失っておらず、3号機に凄まじい数のビームで反撃しようとする。

だがそれはデンドロビウムには無意味である。

 

Iフィールド・ジェネレーターを既に起動してあり、銀の福音の放ったビームは完全に無力化された。

 

これに驚いたのか動きが硬直し、その隙を逃さなかったコウは大型ビームサーベルをクロー・アームから展開、銀の福音の翼を斬り落とし、同時にもう一つの大型ビームサーベルを展開し、銀の福音をおもいっきり空に打ち上げた。

 

そして大型メガ・ビーム砲の持つ手を取り出し機体と砲身を上にし、銀の福音を串刺しにした。

 

 

 

 

 

「零距離射撃!!・・・沈めぇ!!」

 

 

大型メガ・ビーム砲から大出力のビームが放出され、銀の福音は破壊されたのだった。

 

しかしそれでも生きており銀の福音は最後の力を振り絞り、自身の翼から極大の質量を持ったビームを放ち、デンドロビウムに直撃を食らわした。

 

 

「クッ・・・まだこんな力が!ハロ!!Iフィールドは持つか!?」

 

「マダ持ツ!!マダ持ツ!!」

 

「そうか・・・なら!!」

 

 

いまだ生にしがみつく銀の福音に再び、大出力のメガ・ビームを撃ち、ISコアすら残さず完全に消滅させたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次は後日談みたいなものを書きます

もうちょっとデンドロビウムに大暴れさした方が良かったのかな・・・と書いて思ったゾ
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