ゴスペル君をボコボコにし、塵すら残さずに消し飛ばしたデンドロビウム君
「銀の福音破壊完了。これより帰還します」
『了解した。今から回収する』
銀の福音を破壊成功したのは良かったがデンドロビウムが到着前に、一夏が負傷する事態になった。もう少し早めに来ていれば負傷することはなかっだろう。
(そういえば箒の奴、ISが変わっていたな・・・アイツの専用機が作られたのか?それにしても高性能なISだったな・・・。あ、箒に一夏が負傷した理由聞くの忘れてた...)
そんなことを考えていると、3号機を回収するためのド・ダイが目の前に現れた。それに乗り移りそのままAE社に帰還したのだった。
だがそれを見ていた人間がいた。それはクロエ・クロニクルである。
彼女は束の元で忠義を尽くし共にいるが、その束から一夏と箒の戦いぶりをビデオに納めるよう指示された。しかし肝心の一夏は負傷してしまいビデオの録画を消そうとする。しかしデンドロビウムの登場でビデオの録画は
続行され戦闘終了後、束に送られたのだった。
だがそれは後にガンダムを巡り世界を巻き込む出来事が起きるのは誰も知らない。
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臨海学校最終日
3号機の最終テストが終わり、現在の臨海学校の旅館にいるコウは何故か千冬による短い尋問を受けていた。
「ウラキ・・・お前はあの時居たそうだな。しかも新型のISで派手に登場・・・箒から証言が出ている。」
「何の事を言っているのかさっぱりですが・・・?」
「ほう...」
その表情は納得を得ていなかった。
「実はあの日、軍事ISが暴走たまたま近くにいた専用機達が駆り出され一夏と箒が戦っている最中、通信系にハッキングを受けてな・・・なぜだか分かるか?」
「・・・・」
「まぁいい・・・知らないならそれでも構わんさ」
これ以上尋問は無意味だと思った千冬は部屋を出ていった。
「・・・はぁ~なんて圧なんだ?」
「コワイ!コワイ!」
「あぁ、そうだな・・・・え?」
下を見るとハロがコウの足元をぐるぐると周回していた。そしてハロの口から紙が吐き出された。
それは「持っていけ」という文章だけであり、名前は書かれていなかった。
しかしコウは誰が書いたのかは文字の書き方を見て分かったので、思わずニヤついてしまった。
襖が開きコウは顔をそちらに向けると、そこに立っていたのは包帯ぐるぐる巻きの一夏であった。
「その怪我、銀の福音に出来た怪我か?」
「その時、密漁船を見つけて咄嗟に守ってこうなりました...」
「そうか・・・」
「んで死にかけて俺が最後に見たのは、試作3号機・・・。アレ、コウさんですよね?」
「織斑先生には話してはいないがな」
「・・・そうですか」
「一夏に聞きたい事がある。・・・箒の奴、いつ専用機に乗り換えたんだ?」
「えっと確か・・・丁度銀の福音が暴走したその日です。それに箒の専用機を作ったのは束さんです」
「束さん?篠ノ之束の事か?」
「・・・そうっすね」
コウは、束が銀の福音を裏で暴走させ、一夏と箒を利用したとそう解釈したのだ。
しかも、束が箒の為に作った専用機は一夏の白式と相性がいいと本人が言っていたらしい。
暴走を止めるために一夏と箒を出したのだが、一夏が言うには、箒が専用機を貰ったせいか自身の力を過信しすぎてしまったらしい。
そのせいで一夏は負傷、撤退する羽目になったがそこにコウの3号機が到着し破壊。
この事件で箒は自身の行為で一夏が負傷したのを猛反省。目が覚めると、泣きながら謝ったそうだ。
一度ならず二度邪魔された束はガンダムに対する憎悪が増しているのではないかとコウは内心ビクビクしていた。そして後ろに気配感じた
「えへへ~かわいいなぁ。それそれぇ~」
「ウァアアアア~!ヤメロ~!」
「束さん!?」
後ろに振り向くとハロをベタベタ触りまくる女がいた。
「いっくん、怪我大丈夫だった?まぁピンピンしてるから大丈夫だろうけど。最近の若者は元気でよろしい!」
一夏に話しかけ上機嫌な束であったが、コウは彼女とは初対面であり、何をされるか分からないのでとても警戒していた。最悪殺される可能性も含めて。
警戒するコウに束は近づき耳元で囁いた。
(私は寛大だから今回も許すけど、次も邪魔したらお前を殺すから)
コウから離れ手を上げた。
「まぁなにともあれ元気そうだしこれにて・・・ドロンッ!」
部屋は煙に包まれ、2人とハロだけ部屋に残されたのだった。
これにて一期は終了です。
二期は一気に学園祭まで飛ばします。