APEX面白くないですか?面白いよねぇ~?
「私明日から引っ越す事になりました~」
二学期に入って早々の事であった。いきなり楯無はこの部屋を引っ越すと言ったのだ。つまりコウ一人の部屋になるのだ。
「いきなりだな・・・どこに引っ越すんだ?」
「んーと、一夏君の部屋かな?」
「そうか。引っ越し早々あの時と様に変な事はするんじゃないぞ。したら・・・分かっているな?」
「(ギクッ!)だ、大丈夫よ!そ、そんなことしないわよ!」
またするつもりだったんだなと思いつつも口にすることはなかったコウだった。
「それで?なんで一夏の所に引っ越すんだ?それが気になるんだが・・・」
「トレーズの叔父様からのお願いがあったのよ。一夏君を護衛してくれって」
「護衛?」
「“彼等“が動き出す頃合いだと言っていたわ。まぁ、彼等というのは私も知ってるんだけどね・・・」
「・・・それって亡国機業の事だろ?」
「知ってたの!?」
コウは頷きながら手に持っていたコーヒーを飲んだ。
「知ってるも何も、社長が教えてくれたんだ。それを知ってる人間は限られているけど」
ちなみにそれをAE社で知っているのはウラキ、マドカ、トレーズのみである。
「知ってるなら良いけど・・・それより!二学期に大イベントがあるのを忘れてはいないわよね?」
そう言われコウの表情は一変した。その表情は嫌いなニンジンを見たときの表情であった。
「いやぁ~生徒会の仕事が忙しくて忘れていたなぁ~。ア、ハハハハハ....はぁ・・・・お願いします手伝って下さい」
手に持っていたものを置き、まるで神に祈る様に楯無にすがったコウであった。
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教室にて学園祭での出し物を何にするか色々話し合っていた。
現在出ている案は、織斑一夏とツイストやポッキーゲーム、ホストクラブ等、一夏の大人気ぶりがよく分かるものであった。
進行役の一夏本人は嫌がり拒絶、出ている全ての案を却下し、案を出した彼女達は反感し暴走した。
肝心の千冬は『時間掛かりそうだから、あとで報告しに来い』と言って教室を後にし、山田に全て任せたのであった。
そして生徒会会長であるコウは目が虚ろになっており、始まってから一言も喋っていないおらず、役に立たっていなかった。原因は多々ある書類との対決をしていたからである。
それを見かねた同クラスで生徒会書記の布仏本音は服の中に隠し持った“ニンジン“を目の虚ろなコウの目の前に見せた。
「お~いウラッキー。早く起きないと食わせるぞ~」
「食わ...せる...?や、やめろ...」
「だったらちゃんとクラスの皆に説明しないと収まりがつかないよコレ?ホラホラ早くする~」
脅しが効いたのか目の虚ろさ消え、いつものコウに戻ったのであった。
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「・・・・ということがあり1組は喫茶店を出すことにしました」
「ええと・・・ただの喫茶店ではなく執事&メイド・・・簡単に言えばコスプレ喫茶みたいなものです・・・」
一夏とコウは出す物が決まり千冬に報告をしていた。
「ほう、それはまた無難なものを選んだな?それで、誰が立案したんだ?まぁあの辺の騒ぎたい連中が出したんだろうがなぁ・・・?」
ニヤケ顔で言っているが一夏の答えで消し飛んだ。
「ら、ラウラです・・・」
一夏はそう答えると千冬はニヤケ顔は消え意外そうな顔をし、壮大に吹き出した。それはコウが学園で初めて見た顔であった。
「クハハハ!!あいつがメイド喫茶を立案?ハハハハッ!!よくもまぁ、そこまで変わったものだな」
「その時クラス全員驚いていましたからね...」
「そうだろうな。ボーデヴィッヒがメイド喫茶を立案するのは誰も想像していなかった事だ。では1組は喫茶店で決定でいいな?」
2人は頷き、職員室を出た。
職員室を出るとそこに楯無が待っていた。
「ウラキ君ちょっと来てくれるかな?」
一夏と別れ、楯無に着いていくとそこは生徒会室だった。
「なぁ楯無、なんで生徒会室に連れて来たんだ?」
「大切な話があるに決まっているでしょ?・・・学園祭当日、彼等が来るわ」
「・・・本当か?」
「えぇ、厳重に警備をしたとしても簡単に潜り抜けるでしょうね。そして目的は一夏君と貴方のIS。本命は一夏君だろうけど、貴方もターゲットの一人....」
「へぇ~」
「へぇ~って...!貴方は強いだろうけど彼等も相当強いわよ!?どんな手を使ってでも奪い取る連中なんだから!!」
「だからといって負けないさ。なぜなら俺はガ・・・いや、学園最強だからな」
「呆れた...天狗にも程があるわ・・・」
呆れた表現で楯無は部屋を出ていったのだった。
後編頑張って書かなければ..