コウは次の話に出すから許して・・・許して・・・
「ガンダム...?それがこの機体の名前...」
「私が勝手につけた名だから君がつけてもいいのだよ?」
「いえ、不思議なことになぜかそちらの方が呼びやすい気がします、でもこの機体は一体どこで作られたんですか?」
「実はそれが分からないのだよ、いつ、どこで、作られたさえすら分からない...ここの記録を調べたがそのような情報は全く無かったのでね...」
トレーズはそう言い、しばらく考えていた。
(いつ、どこで、作られたのかが全く分からない...暗部に調査依頼はしたが、めぼしき情報はなかった...手のつけようがないね)
流石のトレーズもお手上げだったが、コウスケは発想力を活かしてこう言った。
「もしかしたらこの「ガンダム」は、地上や宇宙で活動するために作られたのではないでしょうか?目的はおそらく、なにかと戦う為に」
コウスケはトレーズにそう言った。
「その「なに」かとは、どうゆうことかな?」
「「ガンダム」と同じく位の兵器じゃないでしょうか?そっちの方が納得しませんか?」
トレーズはコウスケのぶっ飛んだ発想を聞いて、それはあり得ると考えた。だが「なに」かと戦う。つまり、それは「戦争」があったことを指していた。
トレーズは考えた、この先もしかしたら戦争が起きるのではないかと考えてしまった。
(ならこの、「ガンダム」を使った計画をたてなければならないな...しかしそれは最後の手段として置いとかねばなるまいね...)
「コウスケ」
「社長?どうしたんですか?」
「この「ガンダム」のコンセプトを引き継いだ兵器を君に作って欲しい」
「え?でも・・・」
「君の言いたいことは分かる、これを作るということは我々は禁忌に触れ、戦争を引き起こす犯罪者となるだろうね、だから「計画」を立てたいと思うその計画の名は・・・「ガンダム開発計画」だ」
「ガンダム開発計画...一体どんな計画なんですか?」
「さっき言ったとおりガンダムのコンセプトを引き継ぎ「最強」のガンダムを君に作って欲しいのだが、今はその時ではない...だから時が来たらまた君を呼ぶさ」
トレーズはそう言い、時計を見た。
「ああもうこんな時間か、長話をしてすまないね気をつけて帰りたまえ」
「ありがとうございました、それではお先に失礼します」
そう言ってコウスケは社長室を後にした。
「さて、この先はいったいどうなるのか神のみぞ知るだね」
その後、トレーズはガンダム開発計画の準備に取り掛かった。
会社を出たコウスケはこのあと、ジュンコのいる病院に急いで向かい、赤ん坊を見たときコウスケは、とても嬉泣きをしていたそうだ。