IS~駆け抜ける嵐   作:BD3

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前回の話でシャゲルとかガトゲルとか省略して書いていたので下に書きました。

シャゲル→シャア専用ゲルググ
ガトゲル→ガトー専用ゲルググ
ゲルM指揮→ゲルググM指揮官


35話

バン!!

 

 

コウは自身の持つ拳銃で無抵抗のガトーを撃った。しかしガトーは力を振り絞りレバーを引いた。

 

そのレバーは地球に落とす為のものでありジオン残党の頭領、デラーズフリートの悲願が達成されるものだった。

 

『ガトー!?しっかりして!』

 

ニナはガトーの元に近付き涙ながらにコウを見た。対するコウはニナに銃口を向けた。

 

『ニナ....!?』

 

『止めてコウ!もう戦う理由はない筈よ!』

 

『退いてくれ!コイツが何をしたか知っているだろ!!』

 

『私は貴方達の対決を見届けなければならなかった・・・どちらか倒れるまで・・・。だからこうならないように祈っていたのにっ・・・!』

 

『ニナ!俺への気持ちは嘘だったのか!?言ってくれ!!』

 

『そ、そんな・・・』

 

ニナは頑なにガトーから離れることはなかった。

ガトーはニナを吹き飛ばして立ち上がり、コウに撃たれた傷に耐えながらコウを一点に見続けた。対するコウは再びガトーの銃口を向け撃とうと構え、2人の間に長い沈黙が生まれた。

 

そしてそれを遮るように、ニナは自身の持つ拳銃をコウに向けた。

 

『コウ・・・止めて』

 

『ニナ・・・!?う、嘘だろ....?分かっているのか!?ソイツはコロニーやガンダム2号機を・・・!!』

 

コウの言葉は遮られた。何故ならニナがコウに向け威嚇射撃をしたからだ。

 

『コウ・・・そうゆうことじゃないのよ...』

 

コウの表情は怒りに燃えていた。そしてニナはガトーを連れ、コロニーの制御室から出ようとする。

 

『ニ、ニナ・・・も、戻れ!来てくれぇ!』

 

 

ニナは振り向こうとはせず制御室から出て扉にロックが掛かった。まるでコウを拒絶するかのように。

 

 

 

 

 

 

くぅあああ.....ああああああああ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

──────────────────────

 

 

 

保健室

 

 

「うあっ!?はぁ・・・またあの夢か」

 

ベッドから飛び上がる様に起きたコウ。

 

決勝戦で乱入したゲルググ3機をすべて撃墜した後、段々と瞼が重くなり最終的には暗闇に包まれてしまった。コウが最後に見たのはそこまでであった。

 

(俺は何年この夢を見続けなければならないんだ...)

 

コウが見た夢は忌々しい位のものであり、落ち着いたかと思えばガンダム2号機を強奪され更にガトーの瓜二つの顔を見てから最近再び同じ夢を見る事になってしまった。はっきり言えばトラウマである。

 

このような夢を二度と見たくないと思ったコウはベッドから出ようとするがめまいが襲い体を動かす事ができなかった。

 

「・・・10分寝るか」

 

目を閉じようとするコウ。そこに楯無が入ってきた。

 

「起きてるわね?目を閉じたままでもいいから聞いてちょうだい」

 

「なんだ?」

 

「今年は京都で修学旅行をするのだけど、ちょうどそこは亡国機業の本拠地がある所なの。つまり亡国機業との直接対決よ」

 

「・・・・そうか」

 

そう答えたコウ。しかし睡魔が襲いかかりコウの意識は飛んでしまったのだった。

対する楯無はそのスピードに驚いたそうな。

 

 

 

 

 

 

ソロモンの悪夢と幻の撃墜王との決戦はもうすぐである




ニナって脚本に殺されていなかったらいい女性になっていた気がするんですが...

次は今更の機体紹介です。
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