IS~駆け抜ける嵐   作:BD3

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44話

 

 

アレ?IS要素ドコ?ドコナノ?

 

 

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「コロニーが月に向かって加速したって!?」

 

『はい、しかも月には謎の装置が設置されており、破壊しようにも無人機の妨害で破壊出来ないのです』

 

(謎の装置・・・まさか、推進用レーザーか!?)

 

勿論だがこの世界の月はフォン・ブラウンの様な都市は存在していない。

しかし、コロニーの落下軌道は奇しくも、あの紛争時と同じ地点であった。

もし正しければ、コロニーの中に推進剤が存在し、推進用レーザーが照射され、コロニーは地球落着軌道に遷移するだろう。

 

そうなればデラーズ紛争の二の舞となる。それだけは絶対に阻止しなければならない。

 

『それと・・・我々は、あるものを開発しました。それは・・・・対宇宙要塞兵器ソーラーシステムです』

 

映し出されたのは、あの世界のソーラーシステムよりやや小さめの規模の物が映っていた。

 

『勿論これは急ピッチで考えた物なのであの規模の大きさでは破壊することは完全には出来ないでしょう。そこでデンドロビウムの出番です』

 

「デンドロビウムの・・・?」

 

『デンドロビウムの主砲、メガ・ビーム砲に改良を加え、あの規模でも破壊出来るようにしました。

それを撃つにはリミッターを着けているためその事は忘れないでください』

 

「デメリットはあるのか?」

 

『はい、威力が威力なので一発しか発射出来ませんので気を付けて下さい』

 

「そうか・・・」

 

コロニー落としを阻止するとはいえ、あの質量を持つ物を完全に粉々には出来ないだろう。一部は大気圏で燃え尽きるか、燃え尽きず地球のどこかに落ちるかだ。

 

「それよりこの装備はなんだ?ステイメンが隠されるようにされているが・・・」

 

『C(中央)コンテナの事ですか?ステイメンを保護する為に作られた物なんですが完成したのが今日なんですよ。有線小型ミサイルが数弾詰められていて、全弾発射すれば従来の姿になりますよ』

 

デンドロビウムの追加武装の説明を受けている内に最後の補給が終了した。

 

 

『我々が出来る事は全てやりました・・・・ご武運を!』

 

 

 

 

 

「了解!コウ・ウラキ!ガンダム試作3号機デンドロビウム、出ます!

 

 

 

 

 

 

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コロニー外で一時的な修繕と補給を受けたガトーは、デンドロビウムを待ち構えていた。

 

 

(奴との決着を着けなければ、頭領...いや、閣下の命はない。絶対に奴を・・・落とす!)

 

そう考えていると前方から見覚えのある反応が現れた。

 

 

「来たか・・・!」

 

ノイエ・ジールを前進させると周りの無人機も一斉に動き出した。

 

その中には自身が蹴飛ばした赤い全身装甲の機体もいた。

 

(確か、亡国との共同作戦だったか?もし奴なら後ろから撃たれぬよう気を付けねば・・・・)

 

此方が見ていることに気が付いたのか、ノイエ・ジールに向け中指を綺麗に立てた。

 

「もし、というわけではなかったか」

 

 

ノイエ・ジールを加速させ、デンドロビウムに接近しようとする。しかし、有線小型ミサイルが既に辺り一面に広がっていた。

 

直撃し爆散した機体もいれば、手足をもがれジタバタする機体いた。

 

Cコンテナの弾を撃ちきったデンドロビウムはパージし、従来の姿へと戻った。

 

(・・・ッ!コロニーが加速したせいで月への到着が早い...!)

 

リミッターをつけたままメガ・ビーム砲で、コロニーに少しでも損傷を与えようとする。そうはさせまいと赤い全身装甲のISがサーベルを持ってビーム・マシンガンを撃ちながら急接近してきたせいで撃つことはかなわかった。

 

(チィ・・・・!あの機体、京都で見たやつか!)

 

赤い全身装甲のIS・・・ガーベラ・テトラを駆っていたオータムは苛つきながらもデンドロビウムに対し絶え間なく攻撃を続けた。

 

そしてそれに続くようにノイエ・ジールも有線クローアームでデンドロビウムのIフィールドを破壊するために攻撃を仕掛けてきた。

 

それをずっと回避している内にデンドロビウムはコロニーの側まで回避し続けた。

 

 

そしてコウはコロニーに穴が開いていることに気付き、直ぐ様、飛び込んだのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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