0号機起動
白騎士事件発生前
コウは、あの日からガンダムをもう一度見たい気持ちを押さえきれず、コウスケに見せて欲しいといった。
しかし、忙しいから無理だと断られてしまった。
粘り強く見せて欲しいとい何回も言い、コウスケは折れた。
「分かった分かった、ただし条件として10分の時間制限をもうけさせてもらうからな」
「本当!?ありがとう父さん!」
(まったく困った息子だ・・・だが、そこが子供らしさだけどな)
そして、AE社に着きコウはすぐさまガンダムがいる格納庫に走った。
「10分だけだからな、そこでおとなしく待っているんだぞ」
コウスケはその場から離れ、現場の指揮に入った。
コウがガンダムを見ている時、どこともなく緑色の球型
「ハロ」がコウの足元に転がり込んできた。
「ハロ?なんでこんな所に?」
「ウラキ、ミテ!ウラキ、ミテ!」
ハロから映し出されたのは、男がトレーズにミサイルが日本に飛んできていることを報告していたものだった。
コウはハロをその場に置いて、全面装甲の試作0号機に駆けた。
「くそ!どうしたら起動できるんだ?・・・うわっ!?」
コウは0号機に吸い込まれるように装着した。
「なんとか装着できたか・・・武装はなんだ?」
試作0号機の武装一覧
バルカン砲
ビームサーベル
大型ビームライフル
ビームスプレーガン
特殊装備:ミノフスキー粒子干渉波検索装置
変形・・・コア・ブースターⅡ
であったが、コウはこの武装でミサイルを落とせるのかと不安になった。
回りを見渡すと武装した警備員に囲まれていたが、無理やり押し通した。
コウスケは何か叫んでいたが、コウはそのまま通りすぎた。
そして格納庫の扉が開き通信が入った。
『コウ聞こえるか?たった今社長から出撃命令が出た・・・本当ならこうゆうことは駄目なんだか緊急事態だからな・・・だから、コウ!絶対に死ぬんじゃないぞ!絶対だからな!』
「分かったよ父さん・・・」
『家に帰ってきたら母さんと一緒に説教してやるからな!』
そうしてコウスケの通信は切られた。
その次にトレーズからの通信が入った。
『コウだったね?今から君に作戦を伝えるからよく聞いてほしい。本機は今からミサイル迎撃に当たってほしい。座標を今送ったがそこは住宅街の付近であり、誰も避難をしていない。このミサイル発射を知っているのは我々と全世界の軍事施設の人間そして、篠ノ之束である。
彼女の目的はISの力を全世界に知らしめる為である。我々が座標を送った地点は彼女が作ったISがミサイル迎撃に待ち構えているだろう。
もし交戦したとしても最優先はミサイルを撃ち落とすことだけでありISと戦う事ではない。それだけは念に置いといてくれたまえ。
それでは、健闘を』
トレーズの通信は切れ、コウは0号機の操作レバーを握った。
「コウ・ウラキ!ガンダム試作0号機、出ます!」
コウ・ウラキの戦いは、今火蓋を落とされた。
後編に続きます(修正版)