スイートプリキュア♪ 鬼人の組曲   作:水無月 双葉(失語症)

10 / 110
コメントを頂けたり、お気に入り登録をして貰えたりと嬉しくて泣きそうです、ありがとうございます!

大急ぎで1話ですが投稿いたしました、それではよろしくお願い致します。


第2話 すれ違う思い寄り添いたい心
合流


 ネガトーンと対峙する、青いレコードプレーヤーを模したような姿に禍々しい鳥の様な骨が背中に付き、左右に伸びる3本づつの肋骨さらには骨で出来た手足も持ち合わせていた、その手に当たるところにレコードらしき物が見える。

 

 全力で接近するがネガトーンの間合いに入る方が早く、その巨大な腕を振り回し攻撃を仕掛けてくる。

 

 走り込んだ勢いを利用し身を縮め避けその勢いのまま足に肘を入れるがそれに構わずネガトーンが腕を上から振り下ろしてくる、寸前で避けるが微かに体に触れ体の軸がぶれる。

 

 地面が抉られ土砂が巻き上げられ体の至るところに石や泥が当たり更に視界をも塞ぐ、ゾクリとした感覚を信じ後ろに飛ぶと巨大なレコードが振りぬかれた。

 

 腕を振るった事によりネガトーンの体勢が前傾に成ったのを見逃さずジャンプし空中で斜めに前回転し横っ面に踵を落とすが、ネガトーンは体勢を崩しながらもまた腕を振り下ろしてきた。

 

 避けられないと感じた瞬間に体を丸め力を入れ防御の体勢を取る、地面に叩きつけられ物凄い衝撃を体が受けるが鬼姫の与えてくれた体は持ち堪えてくれた。

 

 追撃と言わんばかりに巨大な足で踏みつぶそうとして来たが全身のばねを使い起き上がりその勢いのまま軸足にタックルをする。

 

 地響きを立て倒れたネガトーン、俺は高く飛び上がると膝をそろえて胴体部に両膝を落とすとそのまま踏み台とし間合いを戻すがネガトーンもすぐさま立ち上がる、

 

 更に全身に力を漲らせ構えなおした時に後ろで二つの光が爆発した。

 

 

 

「爪弾くは荒ぶる調べ! キュアメロディ!」

 

 響ちゃん、いやキュアメロディが声を張り。

 

「爪弾くはたおやかな調べ! キュアリズム!」

 

 キュアリズムに成った奏ちゃんも声を張るそして。

 

「「届け! 二人の組曲! スイートプリキュア!」」

 

 二人の合わさった声が美しいハーモニーを奏でた。

 

 

 

 響side

 

 キュアメロディに成った私は奏とともに八雲兄に合流したがあまりにひどい姿に涙が出そうになった。

 

 着ていたシャツはすでに原形をとどめてなく、八雲兄の上半身はほぼ裸で鍛え抜かれた体を晒しており、体の至る所に痣を作り更に血も出していて私は頭に血が上りネガトーンを絶対に許せなかった。

 

「八雲兄! ありがとう! 後は私と奏で戦う! ここで決めなきゃ女がすたる!」

 

 私はありったけの勇気を振り絞って八雲兄の前に陣取った。

 

 

 

 奏side

 

 胸から溢れ出した光と頭に浮かんだ言葉を組み合わせたら、私はキュアリズムと言う名のプリキュアの成っていた。

 

 私達のために戦ってくれていた木野さん、ううん、もう『八雲さん』って呼ぼう、さっき『奏ちゃん』って呼んでくれたから良いよね? でも響に怒られちゃうかな? 

 

 響と一緒に八雲さんに駆けよってその姿を見て血の気が引いたの、だってシャツはボロボロで上半身は裸みたいだったし何処も彼処も痣だらけで場所によっては血も出ていたの、私達の為にここまでしてくれた八雲さんを助けたい。

 

 この気持ちには嘘偽りは無い私はネガトーンを睨みつけ力強く言葉を発した。

 

「気合のレシピ見せてあげる!」

 

 この言葉はある意味私の決意表明、負けたくない時、譲れない時、そして自分を奮い立たせる時に好んで使う、プリキュアと言う戦う力を得た、それならすごく怖いけれど戦う八雲さんを助けたい、私は響にならって八雲さんの前に出た。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。