人間星人嫌いの少女は心優しき人だった   作:桜吹

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遂にレイの出生の秘密が分かる町に来たのだか…何やら原作通りにはいかない模様。


第四話 ベラゴシティーの記録と罠

「レイー?起きて、朝だよ」「まだ…眠い…」「ご飯食べないの?今日は私が作ったよ?」「!!食べる!」「じゃ早く起きて」「コクン!」

 

 

あれから二週間、私達はレイが乗っているこのスペースペンドラゴンに用心棒として此処で生活している…のだけど…

 

 

「クマさん!それは僕の目玉焼きですよ!」「早く食わないから食われるんだ!うまっ」「ええ~だったらそれッ!」「ちょ!それは俺が最後の楽しみで取っといたぬか漬け!しかもきゅうりの奴を!」「へへん!僕の目玉焼きを食べたからですよ!」「二人とも、静かに食べなさい!」

 

ずずっ「!こんなに旨い味噌汁は久々だな…」「嗚呼、そうであろう!フレハの料理は世界一旨い、味噌汁は出汁から必ず作っておるそうだ!」「俺、おかわりするけど誰かするか?」「あっ私お味噌汁を」「僕は目玉焼き!」「飯もらっても良いか?」「あいよ…」

 

「フレハ、レイおはようございます」「おはよーエクサ、ほらレイ挨拶は?」「おはよう…ござい…ます…エクサ?」「おや、まだ寝ぼけてますね。でも挨拶出来て偉いですよレイ」「うん…フレハ、ご飯食べる」「その前に顔洗っておいで」「ん」

 

「すまないなフレハ、毎日我々の食事の世話をさせてしまって」「いえ、私が好きでやっているので気にしないでください」

 

そう、生活する所か逆に世話を焼いてしまってるの、その訳は遡ること二週間前

 

 

 

回想

 

 

あれは私が目覚めてレイオニクスの事やレイブラット星人について等私が言える限りでレイやZAPの皆に教えた頃の事だった

 

 

「所で君達の名前は?」「失礼しました、私の名前はフレハティル」「某は朧」「俺はヴォルティス」「エクサでございます。」

 

≪んで、さっきから喋る怪獣呼ばわりされてるけど僕はブルトン、呼びにくかったらてきとーに呼んで≫

 

「えーとフレハティルだったか、先程助けてくれてクルー代表で感謝する。」「いえ、頭を上げてください別に私達は貴殿方ではなくレイとギャオスを助ける為に行動した訳であって、その…ついでに助けただけです。(やってしまったぁー!)」

 

「それでも構わない、俺のクルーを助けてくれた事に感謝してるんだ」「そうですか(ヒュウガさんごめんなさい)」

 

「所で、あの怪獣は何故私達を襲ったの?」「ちょっと私聞いてみます」「聞くって誰にですか?」≪本人に決まってるだろう?≫「「「はい?」」」

 

「エターナル」[Master、What do you want?(何かご用ですか?)]「おお!何だこの機械!人工知能が付いているのか!」「(しまった、クマさん反応しちゃった)彼…?彼女…?はエターナルナイザー私の大事な友達であり両親が作ってくれた私しか使えない専用のバトルナイザーです」「俺のとは形が違うな…」[Master、Who is he?(彼は誰ですか?)]

 

「彼はレイ、此処はZAPの戦艦の中だよ。ねぇエターナル、ギャオと話がしたいの繋げてもらっても良い?」[yes]

 

「……ヴォルティス」「さて、フレハが理由を聞いてる内に其方さんの話を聞こうか…何が目的だ」

 

「我々の用心棒に為ってはくれないか?この青年レイと共に」「ボス!」

 

「成る程…では何時までその用心棒とやらをしていれば良いのでしょうか?」「我々が生存者を見つけこの星を去るまでの間だ」「…」「ほぉ」

 

≪んま、それはフレハが決めるとして…そろそろ終わるよ≫「ありがとうエターナル、終わったよ」「随分と話し込んでいたようだな」「まぁね…」

 

「それで理由は何だったんだ?」「ん~結論から言いますと遊んで欲しかっただけみたいです」「…は?」「遊んで欲しかった?」「はい」

 

「…それだけですか?」「はい、それだけですが何か?」

 

 

≪アイツ、まだまだ子供だからね~きっと遊んでくれると思ってたら攻撃されちゃってぶちきれてたんだね≫「そう言う事、さっき話しようと声をかけようとしたらゴジラにお説教されてた」≪怪獣王が説教…≫

 

「?ゴジラ?聞いたこと無い怪獣ですねぇ…」≪はっ?ゴジラ知らないの!≫「はい!どんな怪獣ですか!格好いい!それとも新種!」グイッ

 

「!?近寄らないで!」べし「痛っ」「オキ!」

 

「(うぁー!条件反射でオキさんにビンタしちゃった!)ぁ…」「フレハ!」

 

ガチャ「っ!殺るのか?」ぶん「姿が変わった!」「止めろハルナ!…すまないな、何か事情が有るのか?」

 

≪…フレハは人間や星人不信…嫌…嫌いって言った方が良いかな…過去に嫌な事が有ってそのせいなのさ≫「そうだったのか、オキ!駄目だろう!」「すみません!僕、そんな事が有ったなんて知らなくて!」

 

≪良いさ…こっちも言って無かったし昔よりは大丈夫に為ったと思ったんだけど…まだ駄目だったみたいだね≫「ん…ヴォルティス、朧大丈夫…オキさん叩いてごめんなさい…」≪フレハまた少し寝れば?それかお茶飲んで気持ち落ち着かせてきなよ此処は僕ら四人で何とか為るからさ≫「うん…ぁ…ヒュウガさん「?」用心棒の話、私は受けます…それだけ…失礼します」サッ

 

「フレハ…」≪本当は優しい子なんだよ、フレハはさ…≫

 

「幼少期の出来事が無ければあんな風には為らなかった…」「何が有ったの?」「それは言えぬ…某達が言える権利は無い…」「本人に聞くしかないのか…」「そう言う事ですね、まぁ…まだ見知らぬ貴殿方に語るにはまだ信用が無いですね…彼女、フレハからしたら」「そうか…ん?レイ?どこに行く?」「何処に行こうが俺の勝手だ…」ビーン

 

 

 

 

「…私のバカ…!誰か其処に居るの?」がさ「ゴ?」「何だ、ゴーゴーか…おいでゴーゴーほらレイ其処に立って無いでこっちおいで」「!何でわかった」「秘密…かな?」「?」

 

「なぁ…フレハ」「なぁに?」「俺はこのままで良いのか?俺はレイオニクス何だろう?」「そうだね、このままだとレイは誰かを傷付けて仕舞うね…」「誰かを傷付けて仕舞う?」「そうよ、レイオニクスの闘争本能は少したちが悪いからね。でもその力さえ使えこなせれば誰かを守れる」「誰かを守る…けど怪獣は戦う為の道具だ…」「レイ、この子を抱っこしてみて」「ゴ?ゴー!」ピョン

 

「うわっ!」「クスクス…ゴーゴー駄目よ?驚かしたら」「ゴー」「…暖かい」「そう暖かいでしょ?これが命よ」「命…これが」「レイのバトルナイザーにいるゴモラもリトラも同じよ、怪獣は…命が宿っている者全ては道具じゃあ無い…手を取り合えば友人や良きパートナーに成れるの…それだけはレイ忘れないで」「…命…パートナー」

 

「さてもうお昼ご飯だね?」「ご飯?」「(あれ?レイご飯食べてないの?)お腹すいたでしょ?」「コクン」「じゃあ戻ろっか」

 

 

ペンドラゴン艦内

 

 

「ただいま」≪お帰り~今何かZAPの連中がご飯用意してくれるんだって≫「へぇ~(これテレビで見たこと無かったけどどんなんだろう?宇宙食なのかなちょっと楽しみだな)」「用意が出来ました!あっフレハおかえりなさい!」「…ただいま…です、オキさん」「おっフレハおかえり」ずるずる「ただい…ま…きゃーっ!朧!どうしたの!」「どうした!!」「フレハ!!!」

 

≪嗚呼、フレハあれさ…ついさっきハルナがさ側に居たもんで何時もの発作が出たんだよ≫「いやぁ俺忘れててさ、朧は自分から行かねぇから油断してよぉ」「しばらくしたら目が覚めるので適当にその辺に転がしといてください」

 

「良かったぁ…」「それじゃ昼飯を食うか!」どん

 

フレハが見た光景は缶詰やゼリー飲料型携帯宇宙食等が大量に並べられているテーブルだった…

 

「まさかと思ったけど此処までだったとは」「(ぷるぷる)」

「フレハ?どうしたんです?」≪あっこれヤバイかもフレハ耐えてく…≫「皆さんストォープ!!」「「「「はい?」」」」≪我慢出来なかったか≫

 

「何で…!何で宇宙食何ですか!栄養バランスは!人体に必要不可欠なビタミンは!これでは偏ってしまうでしょ!!何考えてんですか貴殿方の上官や組織は!これじゃ体壊すでしょ!馬鹿なんですか!阿保なんですか!」ガシッ「えっ!何「やっぱり!ハルナさんの綺麗な白い肌が元気無い!ハルナさんは美人さんなのにこれじゃ勿体無い所か逆にハルナさんから美しさや健康的な印象が失われてるじゃあ無いですか!」えぅ!美人!」ガシッ「うおっ!「クマさんも多々でさえペンドラゴンを整備して疲れているのにこんなんじゃ疲れが取れないでしょう!魔法使いも万能じゃ無いのに!」えっ」ガシッ「わっ!僕もですか!「そうです!オキさんはオペレーターとして怪獣の弱点や対処法を皆さんに伝えなければ行けないのに!これじゃなんの怪獣か即出てこないでしょ!頭を使うのに!」えへへ何か照れますね…」「そして!」ガシッ「俺もか?「そうですよ~船員の命を預かる船長なのに…なのに…こんなの食べてたら体壊す所か何かの病気になってしまうでしょう!ヒュウガさんが倒れたら不味いのに…」フレハ、わかった、分かったから落ち着いてくれ」

 

「はっ(もしかしてレイも…3才児に食わせて良いもんじゃ無いよこれ!!)…ブルちゃん!!≪ハイ!≫食糧庫オープン!≪ハイ!≫」「何するんですか?」「今から私がお昼ご飯を作ります!!」「何だと!フレハの旨い飯だと!」「朧、聞こえてますか?フレハの手料理ですよ」「なぬ!」≪あっ起きた≫

 

「時間が少し掛かりますが待っててください!」だっ「よっしゃ~フレハの飯!」「そんなに旨いのか?フレハのご飯は」「ええ!それはもうなんとも言えないお味でして!」「コグッ」「ほぉ楽しみだな!」

 

 

30分後

 

 

「出来たよ~」「今日は何ですか?」「ゴルディが間違えて二升のお米炊いちゃったからその残りでなんちゃって海老チャーハンあとかきたまスープとニンニクの芽と豚肉のカシューナッツ炒めと春雨と蒸し鶏とワカメのさっぱりサラダ」「海老!」「ほぉ豪華だなぁ!」

 

「ゴルディ、ラドン運んで~」≪おう!任せとけ!≫≪はい≫「うわぁ!ゴルザですよ!ゴルザがご飯運んでくれてますよ!」「がぁ?≪何だこいつ?≫」「ほんとね…」

 

「あっしまった…ごめん!メルディ、ダガーラ」≪分かってるいこうダガーラ!≫≪すぐ戻ってくるね!≫「今度はメルバが盛り付けしてますよ!あれこの怪獣格好いいですね!」「ぎゃぁ…≪見られてる…≫」「グゥグワウ≪気にしない方が良いよ≫」「ほぉ…器用だな!」

 

「あれ?どこ置いたっけ?」[Master]≪ほら、こっちに有ったぞ?≫≪フレハ~揚げ終わったよー!≫「ごめんねありがとう!ヴォルティス、朧、エクサ!ZAPの皆さんと先に食べてて!後ゴジラ達がごま団子持っていくからそれも食べて!」「分かった!」「皆冷めぬ内に食せ」

 

「それではいただきます!」ガチャガチャ

 

≪おーいブルトン、ごま団子持って…んだこれ?≫≪おーありがとうさん、あっこれ?フレハの料理に目覚めた結果≫「( ゚Д゚)ウマー」「( ゚Д゚)ウマー」「美味しい!」「久々だな…」「フーッフーッ…!フーッフーッ…これがご飯」

 

「あっ見てくださいよ!さっきの怪獣ともう一体格好いい怪獣が来ましたよ!」「ごま団子を持ってか…」「わぁこんなにいっぱい!」さく「!( ゚Д゚)ウマー…これ俺気に入った…」「レイこれはな、ごま団子って言うんだ」「これがごま団子…」

 

「レイ達食べてたー?」≪おう、物凄い早さで食べてたぞ≫≪フレハおいらのは?≫「ギャオのはちゃんとここにあるよほらお食べ」≪わーい!フレハ大好き!≫「クスクス、ゴジラもお食べ」≪おう!≫

 

 

 

「「「「ごちそうさまでした!」」」」「もぐもぐ」

 

「はいお粗末様でした。「フレハ某が洗おう」ありがとう朧」「はーいエクサがお茶いれてくれたぞ~」「胃休めのハーブティーですが…」

 

「美味しかった!」「久々にたくさん食べた」「僕食べ過ぎて動けません…」「すまないなフレハ、こんなに旨い料理を食わせてもらって」

 

ズズッ「いえ、気にしないでください。私が勝手にやったことなんで…それと…はいオキさん」スッ「何ですかこれ?「それは私が知っている怪獣全てのデータです」えっ!良いんですか!こんな貴重な資料を!」「はい」

 

「良かったなオキ」「はい!」

 

「うふふ」「「「「!!!」」」」

 

 

≪フレハ嬉しそう≫「何か喜んでくれるとこっちまで嬉しくなるから自然に笑顔が出てきちゃった」「良かったなフレハ」「そりゃそうだろう!なエクサ?」「ええ、フレハからのプレゼントを嬉しく想わないものは居ませんからね」

 

 

回想終了

 

 

 

てな訳です…いやぁ流石バルウ兄さんの栄養講座…身に染みてました

 

 

「フレハ~お風呂空きましたよ」「はーい」「それじゃ私も入ろうかしら」≪ハルナ~よろぴく~≫

 

 

かぽーん

 

「ふぅ~暖かい」「フレハは綺麗な髪を持ってるわね」「そうですか?」「まるで月と桜を表してるみたいだわ」「月と桜…か…(そう言えば小さい頃から月と桜は好きだったなぁ~)綺麗ですよね」「そうね…フレハ、生存者を早く見つけて地球に私達と帰りましょ?フレハにも地球の綺麗な所を見て貰いたいな」「(地球…か)そうですね…考えておきます」ザバ「あらもう上がるの?」「はい、遅くなると朧達不安に為るので」「そうね…私も上がろうかしら」「ハルナさんはゆっくりで良いですよ?」「これ以上のんびりしてたら体が鈍るからね」ザバ

 

 

 

 

 

≪フレハ遅いなぁー≫「ソワソワ」「レイどうした?」「フレハまだか?」「まだですよー女の人はお風呂長いですからね~」「わるかったわね?ながぶろで!」「わっ副長!」「ただいま…」

 

「来たか、さあちゃんと服は着とるか?」「うん、ここの服貸して貰ったんだけど…」

 

「おお、戻ったか」「ボスちょっと話が…」「ん?何だ?」

「フレハ!」グイッ「わわ、ちょっとレイ待っキャ」

 

「「ぶふぅーっ」」「Σ(///□///)」「⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)」「⁄(///﹏///).。oஇ」

≪ありゃ~体のライン浮き出ちゃうかそれ≫「うん…ちょっと恥ずかしい…」

 

[Master!What are you dressing up for? This will lead to bad insects!(何て言うはしたない格好してるんですか!これでは悪い虫がついてしまうでしょう!)]≪おーエターナル中に入る奴等はどうなった?≫[Everyone bleeds from the nose and is in agony(皆様鼻から血を流して悶えてます)]≪ありゃ~ダメだこりゃ≫

 

 

ちなみにフレハの格好はと言うとZAPの船員服を着てるのだか体のラインがしっかりと出てしまっていて更に胸が大きく豊かな為、ジャックが閉まらなく胸の下で止まって居るので実際胸はタンクトップ越しで丸見えである。

 

「遅かった!」「あう~(バサッ)「フレハ自分の服はまだ有るか?有るならそれに着替えて来い」はい」てくてく

 

「一体フレハ何歳なんだ…」≪フレハ?十八才≫「十八才であの姿…」「俺は心配だな」「分かってくれるかボス」「あー動揺しちまったぜ」「突然のセクシーシーン…持ってくれて良かったです」≪まぁそうなる前に僕が止めるけどね?≫

 

「着替えてきたよ」ひょこ「ボス服は何処に置く?」ひょこ

 

「あれ?レイ何処に行ってたんですか?」「フレハの側」「コラー、駄目でしょ!」「駄目なのか?」「良いんですよ(だって3歳児だものそれに)私気にしないので」

 

「うん」「まぁそうなる」「でしょうか…」≪フレハ…僕は君の将来が心配だよ≫

 

 

その日の夜

 

 

 

サドラの群れが餌を探しまわっていた時突如ファイアーゴルザとゼットンが現れ瞬く間にサドラ達を全員倒してしまった。別の場所では謎の女が落ちていたネームプレートに写っている女性の写真を見るとその女性に変化した。

 

「……姉さん…レイ」

 

 

 

 

そう呟き暗闇に去っていった

 

 

 

 

 

 

 

翌日、私はゴジラと一緒に生存者を探していた…が

 

「はぁ…」≪まぁそう落ち込むな、また機会があれば乗れるだろう?≫「うん」

 

何故私が落ち込んでいるのは理由がありましてドラゴンスピーダーが二機しか無くハルナさん、クマさん、ボスの三人は確定なんですが残りの一人…つまり私かレイのどっちを乗せるか朧達とブルちゃんが揉めまして…まぁ結果はご覧の通りです…一度くらい乗ってみたかったなぁ…

 

 

「ん?」≪どうした?≫「…(誰かに見られてる…この感覚は…ケイト?…違う)何かいる…」≪…嗚呼、いるなぁ≫

 

感じ取り始めた瞬間突然地面が揺れ地割れから出てきたのは

 

「ガウ!」「ガウ!バウッ!」「ピャァ!」

 

≪……何か出てきたぞ…≫「ガーディとキングシーサーと…何故そこから出てきたの?リドリアス」

 

「ガウゥゥ!」「バウッ!」「ぴゃ……」サッ

 

≪フレハ、敵認定されたぞ?どうする≫「ゴジラに任せる、私リドリアスと遊んでくる」≪おーなるべく傷はつけないようにはするわ≫「よろしくね、エターナル、モンスロード」[Ready、モンスロード]≪姫様行きましょう≫「よっと」バサッ

 

フレハがリドリアスの方に向かったのを見たガーディはキングシーサーに目配せをしリドリアスの方に行こうとしたが

 

≪おっと!てめぇらの相手は俺だ…≫

 

素早さを生かしゴジラはガーディの目の前に現れると腹部に右ストレートをかまし距離を取らせた。ガーディ突然の攻撃でよろけたが背中をキングシーサーに支えてもらいその場で頭を数回振りキングシーサーに一声かけると二体同時にゴジラに向かっていった。

 

 

一方その頃フレハは

 

 

「ぴゃ…」ぷるぷる「怖がらないで…大丈夫なにもしないよ?」≪姫様、ゆっくり近付きますね≫

 

そっ「ピャァ!…?ぴゃ?」ナデナデ「ほら、怖くない怖くない」

 

≪姫様、危ないですよ?≫「平気だよ…「ぴゃ!ピャァ!」あはは!くすぐったいよリドリアス!うふふ」≪(嗚呼、リドリアスと戯れている姫様は何と可憐で可愛らしいのでしょうか)チラッ≫

 

「グゥ!」「バウッ!!」≪おらおらどうした?全然動いてねぇーぞ?≫

 

ゴジラにたくましく勇敢に立ち向かった筈の二体だったが何せ相手が悪かった…

 

ガーディのパンチの猛攻を全て避け尻尾で軽く吹き飛ばし、キングシーサーの回し蹴りを片手で受け止めからそのまま掴んで投げ飛ばし視角を取ったガーディが噛みつき攻撃をしようとした瞬間ゴジラに背鰭で攻撃をされその場で倒れゴジラが足で抑えた瞬間相方を助けようとキングシーサーがその場で高く飛び上がりゴジラに向かって飛び蹴り…通称ライダーキックを繰り出した瞬間後ろを向いていた筈のゴジラが当たる寸前で体を横に反らしてキングシーサーのライダーキックを避けた後着地したキングシーサーに向かってヤクザキックやパンチのラッシュを繰り出しガーディの上に投げ飛ばした後その上に座りフレハとリドリアスのやり取りを眺めながら二体を抑えていた。

 

≪一方そちらは何と野蛮な…≫「ゴジラ、もうその辺にして上げて?」≪おう、分かった≫

 

「ガウゥゥ……」「バウッ…」ふわっ「大丈夫?」「「!?」」

 

ガーディとキングシーサーが声のした方向を向くとフレハがラドンの背の上に乗った状態で現れた

 

「ごめんね乱暴な事して…怪我はない?」シャララン

 

二体の目の前に来たフレハは語りかけた後怪獣達と朧達や家族しか見せない優しく慈愛のある笑みを見せたとたん二体の頬が少し赤く染まりお互いに顔を見合わせながら再度フレハを見ると微笑みを投げられ両手で顔を隠してしまった。

 

≪姫様、お戯れが過ぎますよ?≫「あれ?…何もしてないのになぁ…(ピュイ!)ナデナデ」≪この怪獣タラシが…無自覚かよ!≫

 

ピッ「はいフレハです…そうですかでは戻ります」≪ん?どうしたんだ?≫「生存者が見つかったんだって」≪おっじゃあ戻りますか、運動したし≫「そうだね(ピャァ……)ごめんね私帰らなきゃまたねリドリアス、ガーディ、キングシーサー」

 

そう一言フレハは言うとゴジラをバトルナイザーに入れてラドンでレイ達の方に向かっていった。

 

その場に残った三体は数分考えるとフレハの去っていった方向に向かって追いかけて行った。

 

 

 

ゾクリ「っ!…やっぱり気のせいじゃなかった…」ビーン

 

≪フレハおかえり~≫「ただい……何してるんですか?オキさん」

 

保護された人の所の部屋にフレハが入った瞬間オキが女性に抱きつかれている所を目撃しオキは恥ずかしくなったのか鎮痛剤を取りにいくと一言言うとその場を素早く去っていった。

 

「(さてと…)見られてるとは思っていたけど…貴女だったんだね?…ケイト」「!お前は何者だ?我々と同じレイオニクスの要だか…」「私はフレハティル貴女と貴女の弟レイと同じ地球人のレイオニクス…」「同じ地球人…まぁ良い…貴様が何者だろうと私の邪魔さえしなければな?」「邪魔はしないよ?だって…貴女の目的はレイを強くする事、そしてこのレイブラットの後継者争いに彼を勝たせるため…その為に命を賭けに来たんだよね」「それも有るが…私にはもう一つやらなければならないことがある…」「もう一つ?(原作ではレイを強くする事しか目的がないはず…)(どくん!)っ!」キーン「っ!!!!」

 

 

≪フレハ!≫「また…これ?(何なの…レイの時と良い…)」「っ!!!!私は知ってる?こいつを?…姉…さ…ん…いや違う!」

 

ケイトは声を張り上げると紫色の火の玉に成り船外へ飛んでいってしまった

 

 

「フレハ!大変だ!外で怪獣が現れたんだ!」「っ!今行きます(レイ…)」

 

 

外ではファイアーゴルザがペンドラゴンを襲っていたがレイがゴモラを出してファイアーゴルザをペンドラゴンから引き離していた。

 

 

「フレハ!」「朧?どうしたの?」「姿が見えなくて心配しておったんだぞ!」「ごめん…二人は?」≪よっと、ヴォルティスはペンドラゴンの主砲修理、エクサは彼処でバリアー貼ってるよ≫「そっか…」「助太刀はせぬのか?」「…確かにゴモラ一体だけじゃ厳しいだろうね…けど」

 

フレハが見つめる先にはファイアーゴルザがゴモラを投げ飛ばしたり蹴ったりして着実に体力を削っている所だった。

 

 

「私は信じてるんだ」「?」≪何をだい?≫「必ず逆転の時が来るのを(それにこれはレイの試練だしね)」

 

その時頭上をドラゴンスピーダーが二機現れファイアーゴルザの目や顔を攻撃したりして気をそらした瞬間ゴモラが一瞬の隙をついて地面に潜りファイアーゴルザの足元に来ると地面から出てくるいきよいでファイアーゴルザを担ぎ上げるその場に投げ捨てドラゴンスピーダーの二機が先程の様にファイアーゴルザを攻撃した。

 

「今だゴモラ!超振動波!」

 

 

ゴモラはファイアーゴルザの腹に角を突き刺すと超振動波をファイアーゴルザの体に流しこれで倒れるとフレハ以外の誰もが思った瞬間ファイアーゴルザはゴモラの角を両手で掴みゴモラを自分の体から引き離した。

 

 

 

≪あちゃーやっぱり効かなかったか≫「…終わりか?」「違うよ、良く見て(…きっとこれで現れる…手は先に打っとくかな保険で)」

 

フレハは二体の怪獣が睨みあってる一方で遠くにいるエクサやヴォルティスにテレパシーで一言連絡しエターナルを握って構えていた。

 

 

≪!ファイアーゴルザが倒れた≫「随分、やるようだなあの怪獣とレイは…」「さてとそろそろかな?「何がそろそろ何だ?」バトルナイザー・セットアップ!&モードチェンジ!≪フレハ!どうしたの!!≫ちょっとね?」[Ready!modeCHANGE!!!!]

 

フレハはエターナルナイザーを空に投げるといつの間にか着けていたポーチからカプセルを取り出しそれを投げると光を放ち中から現れたのは修理が終わったホバーウイングだった

 

「モードチェンジ完了エターナルナイザー・バスターソードモード!二人ともちょっと行ってくるね!」≪何処にってうわっ!≫「待てフレっ!!」

 

「キョキヨキョー!」

 

 

「来たかガンQ(間に合え!)」

 

ガンQがゴモラとファイアーゴルザに向かって火球を放ちゴモラは避けることが出来たがファイアーゴルザは先程の戦いのダメージがあるせいか避けられず火球が当たりそうに成った瞬間

 

「させるかぁ!」ぶんザシュ!「キョキヨキョー!!」「グオッ!」「!!!」「!フレハ!」

 

間一髪の所でフレハがバスターソードでファイアーゴルザに当たりそうだった火球を全て叩き斬った。

 

「(ケイト、悪いけどファイアーゴルザは倒させないよ)」「(邪魔はするなと言った筈だ!)」「(勿論、邪魔はしないよ?…だけど私の目の前で怪獣を倒すなら…それ相当の覚悟を持ってやりなさいな…言っとくけど私負けないから)」「(貴様!)」

 

「フレハ!」≪何やってんのほんとに君って奴は!≫「大丈夫か!」

 

 

 

ケイトと向かい合う様にテレパシーで会話をしていた時に私の周りにブルちゃんと朧、遅れるようにZAPの皆さんやレイとエクサ達がやって来たがケイトの様子が変わると私の方を見て怯えながら「あの女が…あの女が町を壊したのよ!!」と指を指して言い始めた、やっぱり原作通りには行かなかったのねそれにしてもレイじゃあ無く私なんだ…と密かに思っていた。

 

 

 




え~お久しぶりです、作者でございます。この駄作を読んでいただいてる皆様にご報告がございます。この駄作に出して欲しい怪獣又は書いて欲しいストーリーやギャグ、ネタ等のリクエストが有れば書いて見ようと思います。それでは皆様のリクエストお待ちしております!

PS、評価や感想もお待ちしております。

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