私が此処に来てから、3年が経った…
最初はまだ家族に成り立てだったから色々怖かったし(ボガールとブルちゃん以外で)信じられるのはあいがさんとるいあさんしか信じられなかったけど、此処に居る皆はそれを分かってくれていて少し申し訳無かったけど皆口を揃えて「フレハのペースで良いよ」って言ってくれました。
だから私も頑張って皆に慣れる様に積極的に挨拶したり、少し怖かったけど自分から手伝いに行ったりコミュニケーションしていった結果……
「フレハー、エンジン修理終わったからちょっと動かしてみてくれ!」「はーい!…っしょバルセにぃ動いた?」「OK!動作不良無し!プログラムバッチしだ!」「えへへ!」
こんな感じで自然に笑い合えたり、話せる事が出来るように成りました!此処で少し家族の皆を振り返ってみようかな?
「よぉーしこのシステムは良いな。」
さっき私と話していたこの人はバルキー星人のバルセさん、家族の中で一番凄腕のメカニックなんだ。どんな機械でもバルセさんに掛かれば半日で新品同様に成るんだけど時間を忘れて機械いじりしてしまうから時々こんな風に私か家族の誰かと一緒に行動して無いと気付いた時には脱水症状やら栄養失調になって倒れることがある困ったお兄ちゃんです。
「バルセ~休憩時間だよ。てかまたフレハ連れてきたのかい、危ないだろう?フレハもあんまり此処に来ちゃ駄目だよ?」「はーい」「良いだろ?別に、チルドのケチ」「ケチとは何だ!ケチとは!フレハが怪我したらどうすんだこの機械バカ!」「んだと~この頭でっかち!」「二人とも喧嘩しないで?」
バルセにぃと口喧嘩してるこの人はチブル星人のチルドにぃ、バルセにぃと一緒に機械を整備してるんだけどね?何時も顔を合わせるとこんな風に喧嘩しちゃうんだ本当は息ぴったりの仲良しで機械トラブルが合ったときは二人でほとんどのトラブルを解決してしまう名コンビだよ。
ちなみにバルセにぃはメカニック…機械修理何だけどチルドさんはプログラマーでこれまた家族の中で一番凄腕!どんなウィルスやハッキング何かチルドにぃがキーボードを五分打つだけで撃退しちゃうくらいに強いんだ!でもたまに勝手にプログラムで他の所に喧嘩売っちゃうんだよね…バルセにぃ曰く「嗚呼アイツさ、暇だから喧嘩売って遊んでんだとよ?フレハは真似しなくて良いからな?あぶねぇし」だってこっちも困ったお兄ちゃんです。
「ごらぁ!フレハの前で喧嘩すんじゃねぇよ!」ごん「いだっ」ごん「何で…僕まで…」「たっく…」「あはは…」
今二人に拳骨したこの人はペダン星人のワイドにぃ、喧嘩が強くて力持ちでとっても優しいお兄ちゃん…何だけど喧嘩の止め方が物凄くワイルドで拳骨一発入れて止めるんだそして、「フレハ、怖かっただろう?おうおうこんなに震えて、大丈夫だぞ?俺が居るうちは喧嘩のひとつやふたつ止めてやるからな?」私に目茶苦茶過保護であること。ワイドにぃ私、震えてないし怖くはなかったよ…うん、これはこれで困ったお兄ちゃんです。
「たっくもう、加減してくれよな…ってそうだワイド何か用でもあんのか?此方に来るってことは」「嗚呼、フレハを迎えに来たんだ。メトルが呼んでたぞ?」「えっ!あー!約束の時間過ぎてる!ありがとうワイドにぃ!行ってきます!」「おう、気付けろよ」
中央広場
「はぁはぁ、メトルにぃご免なさい!」「嗚呼、良かった心配したよ?何処か怪我でもしたのかと。」「ちょっとバルセにぃの所に居たので…」「なるほど…バルセの奴後で説教だな、それじゃ行こうか?」「はい!」
この人はメトルにぃ、私たち家族の洋服を直したり新しい服を作ってくれる優しいお兄ちゃん、色んな服を作れて最近では耐熱性の戦闘調査用制服を一晩で30枚作ったり、お兄ちゃんズの洋服を直したりサイズ変更したりと家族の中では右に出るものは居ない位の凄腕の服職人何だ!今回、何で私がメトルにぃと約束してたかと言うと。
「はい着いたよ?」「わぁ凄い、あっメトルにぃ居ました!おーいクモンガ、会いたかったぁー!」「あははっ!そんなに僕の相棒に会いたかったのかい?」「うん!」
そうメトルにぃの相棒であり糸の使い方や裁縫の師匠でもあるクモンガに会いに来たからです!えっ?クモンガって蜘蛛の怪獣でしょ?怖くないの?全然怖くないよ?てか蜘蛛って益虫だよ?物凄く良い虫なんだよ、人間が攻撃なんかするから怖いってイメージあるけど攻撃しなければ…
≪わぁ!フレハ久しぶり!大きくなったなぁ…≫ナデナデ「えへへ!そう?」≪うん、私が最後に見たときはこんなに小さなお姫様だったのに今じゃあ可愛いお姫様になってしまって…ウエディングドレス早めに作ろうかな?そうなるとサイズを……≫
「クモンガ!気が早いよ!まだフレハは子供なんだからそんなの要らないって!」≪おっメトル、お前解るだろう?子供の成長は早い、今は子供だがじきに美しい乙女に成るそして愛する者が出来きその者と婚儀を交わし美しい花嫁となり此処を巣だつその為の物を早めに作って何が悪い?≫
「何が悪い?って、フレハはお嫁には出さないの!ましてやかっかか彼氏何てまだ早いし僕が認めないからな!」
こんな風に友好関係を築いたり優しくしてくれるんだよ?、後メトルにぃ私まだお嫁には行かないよ、てか彼氏って何?未だに教えてくれないんだよね家族の皆この際だからクモンガ男の子だけど聴いてみようかな?
「ねぇねぇクモンガ」≪なんだい?≫
「彼氏ってなぁに?」≪彼氏とはな?「あーあーアァァァアアアァァァァア!!!!」うるさい!お前はターザンかっ!そろそろフレハにも“そう言うの”教えてやれ!このままだと出遅れるだろう!仮にも兄なのだから!≫「お兄ちゃんは認めません!彼氏何てけがわらしい狼を可愛い可愛い妹の側に置くなんてそんなことフレハ、お兄ちゃん達は許しませんからね!」
メトルにぃ実はワイドにぃに続く過保護何です。何時もは礼儀正しく何事も敬語や相手を敬い心優しいんだけどクモンガと居るときはこんな風に口調が乱れたりするんだ仲良しだと本当の自分が出てくるんだね。
後何気にメトルにぃクモンガの言葉が分かるのは私と同じレイオニクスなんだよ!…あっメトルにぃだけじゃなくてこの船に居る私の家族全員レイオニクスでしかも第二覚醒済み!
それは去年バルセにぃが私を助けるためにネオバトルナイザーを使って助けてくれたから、ちなみにバルセにぃのパートナーはサメクジラで可愛くてしかも私が生きていたときに見た作品に出ていた個体より物凄く強かった、あのレッドキングを無傷のままで倒したのはビックリしたなぁ。他の家族の皆も強いんだって!皆のパートナー早く見てみたいなぁ…
≪んで、メトル早速始めようか…フレハ宿題は出来てるかな?≫「うん!昨日終わったんだ、はい!」≪どれどれ……うん素晴らしい、良くできたね。≫「やったぁ!」
≪これならお嫁に出しても恥ずかしくないね。≫「嫁には出さないけど流石、我が妹よ!姉さん達より上手く出来てるね!」「えへへ、嬉しいな」
クモンガが言っていた宿題は花嫁修行の一つ裁縫で早めに練習しとけばお嫁に行ったときに恥をかかないからとお姉ちゃんズに言われてクモンガとメトルにぃを先生変りにして裁縫の基礎や応用などを学んでいます。
≪さて、楽しい時間も此処までだな…メトル仕事だやるぞ?≫「分かってる、それじゃフレハお昼ご飯の時にな?」「うん!クモンガ、メトルにぃ頑張ってね!」「お兄ちゃんは後なのかい?」≪こらこら嫉妬しない、フレハちゃんと看板と鍵頼むね?≫「はーい」
看板と鍵って何事かと思うけどこれは仕事の重要な環境作りの為に必要なことなんだよ、何故かって?それは私達家族の服に使われてる布の原材料はクモンガの糸なんだ。クモンガが何時も仕事で出している糸は細心をはらいながら全集中して透明で残酷な殺しも出来る最強高度を持つ特別な糸で集中力が切れたら品質の悪いものが出来てしまうのだから誰にも邪魔されないように看板と鍵を掛けるんだ。
ガチャン「うん!これで良し。(このあとどうしようかな?)」「フレハー!」「あっダリアねぇ!リーゼねぇ!」
この二人は三面怪人のダリアねぇとピット星人のリーゼねぇ!二人ともとっても美人さんで頼れるお姉ちゃんなんだ!
「フレハ今空いてる?」「うん」「だったら私達と一緒に下着買いに行きましょ!」「えっ、買いに行けるの!」「るいが頑張って船長を説得してくれたんだ!」「そうなんだ(ゲッ説得したのるいあさんか!でもるいあさんだけじゃあ説得できないはず…と言うことは…まさか!)でも私今ある奴で充分だから…」
「駄目よ!あんた、年頃なんだからちゃんとお洒落しないと!」「そうよ!こんなに可愛いんだから勿体無いじゃない!」
出たぁー!お姉ちゃんズの中でもツートップを争うオサレ番長のナックル星人のナルネねぇとガッツ星人のガラナねぇ!
「可愛く無いですよ…寧ろダリアさん達の方が美人だし…」「やっだ~もうお世辞が上手いんだから~で気を逸らしても無駄よ!」「ですよねぇ~」「リーゼ、どんな服メトルに作ってもらって着せようか?」「そうねぇ?メトルが作りやすい服が良いな」「だったら私セクシーなのが良いな、ほらギャップ萌え狙ってさ!」「ええぇ~ガラナそれは無いよ、フレハは可愛い系が似合うんだから!」「ナルネ何時もそれじゃん!」
こんな風に私におしゃれさせようとしてくる困ったお姉ちゃん達です。ほんとに私なんかおしゃれしなくて良いのに…不細工だから本当勘弁して。
「おっ何してんだ?」「あっ!バルウにぃ!(ナイスタイムミング!)」
この人はババルウ星人のバルウにぃ!何時も美味しいご飯を作ってくれるとっても優しいお兄ちゃん、家族の中で一番料理が出来て和洋中の料理やデザート等のありとあらゆる料理はお手のもので私もバルウにぃと一緒に料理をしています!
「助けてくださいこのままだとお姉ちゃん達に着せ替え人形にされますぅ~!」「良し分かったこのまま静かに厨房行こうか、お昼ご飯の準備手伝うだろ?」「うん!」
こうして私は、バルウにぃに助けてもらってお昼ご飯の準備をしています。
「はーい、唐揚げ出来上がりフレハ、持っていって!」「はーい!」
今日のお昼は、唐揚げとお味噌汁とポテサラと豆ご飯としば漬けとデザートは杏仁豆腐!
「よいしょっふぅー準備完了!」「OK、じゃ他の奴等は俺が放送で呼ぶからメトルとあいがとるいあ呼んできてくれ。」「はーい」
さて私のお仕事の時間だよ!先ずはメトルにぃ!
ガチャ「メトルにぃ!ご飯だよ!」「はーい、今いくね?」≪それじゃ食堂でな?≫
さて最後に私達の最強で最高の長男長女事、あいがにぃとるいあねぇ!何だけど…あれ今何処に居るのかな?こんなときは!
「カモン!ブルちゃんボガール!」≪はーい世界一プリティな四次元怪獣ブルトンさんのご登場!≫「嫌、何処がプリティだよ…んで何かあったのか?」
「あいがにぃとるいあねぇ知らない?操縦室みたんだけど居なくて」≪え~しらなぁーいそいつらに興味無いもん興味が有るならフレハのスリーサイどべっ≫「嗚呼、アイツらなら何時もの場所だ」「そっかありがとうボガール。今日のお昼は唐揚げだよ!早く行かないと失くなっちゃうかも!」「おお、そりゃあ大変だ!早くいかねば」「じゃあまた後でね!」「おお!≪フレハ僕もぐぎゅ≫はいはいお前も一緒に行こうな?」≪放せ!ボガール!フレハ!戻ってきて!フレハ!カムバァァァァアーック!≫
怪獣保護区
「うーんと此処に居るはずなんだけど?」がさがさ「くぉー!」ピョン!「わぁ、ちょっと!あははっ!駄目だって!」「チョイ!」「パムー!」「やっあははっ!皆ストップ!あははっ!」
ただいま私は小型怪獣達にくすぐられております。誰か助けてください。笑い死んじゃう、でも怪獣に殺されるなら本望かも?
≪こらこら、お前達止めなさい≫「あっ!フレハ、大丈夫?」「けほっ、ありがとうミズノエリュウ、るいあねぇ」
擽られていた私を助けてくれたのはるいあねぇとそのパートナーのミズノエリュウ
≪お前達、いたずらは大概にしなさい?フレハに逢えたからと言ってもこれはやり過ぎだぞ?≫「まぁ仕方無いよね、フレハは兄さんの言いつけであんまり此方に来れないもの。」
るいあねぇはお姉ちゃんズの中で一番強くて美人で笑顔が素敵な大人の女性で私の憧れの一人なんだ!そのパートナーのミズノエリュウも物知りで色んな事を知っていて戦わなければならなくなったときは物凄く強くて格好いいお姉さん何だ!
「るいあねぇお昼ご飯だよ!後あいがにぃ知らない?」「そっかもうお昼か、教えてくれてありがとう。」≪あいがなら奥に居る、お前達案内して上げて?≫「チョイ!「くぉう!」「パムー!」」「ありがとう、それじゃるいあねぇまたね?」「気を付けるのよ?」≪怪我しないでね。≫
さて先ほど擽ってきたこの子達を紹介しよう、ゴジラザウルスに似ているこの子はご存じの通りベビーゴジラ、赤い体で赤い風船を付けてるこの子はご存じのピグモン、最後にパムーの鳴き声でお馴染みのハネジローの仲良し三体組!
「結構奥の方に行ったんだね、あいがにぃ…」「チョイ…」
「あれ?どうした嗚呼、そっか此処までしか案内できないんだね?ありがとう此処まで案内してくれて後は私一人でいってくるね?」「くぉう…」「平気よ、ほら早くお行き?用が済んだらまた遊ぼう?」「ヤクソクダヨ!」「うん、約束」
…さてと、この奥か…
「……」「あいがにぃ…」
フレハが声を掛けるとあいがは振り返り少し微笑むと側に来るように手招きした。
「…エフィナさん、メガロ、マンダこんにちは」「ふふ、彼女達喜んでるフレハに会えて嬉しいってさ」
あいがとフレハの目の前には大きな三つの水晶が並んでおり、その一つ一つに星人と怪獣が水晶の中に入っていた。
「あっ…エクリシス変えないと」「嗚呼、それは今さっき終わったんだ…なぁガイガン」ザッ≪嗚呼≫
エクリシスはねこの人達の生命維持の為に使っている回復水なんだ…私から見て左側で眠っている彼女はメフィラス星人のエフィナさんであいがにぃの恋人、真ん中で眠っている彼女は昆虫怪獣メガロ、あいがにぃのパートナーガイガン(昭和)の恋人であり婚約者、最後右側で眠っている彼、怪竜マンダでるいあねぇのパートナーミズノエリュウの婚約者
「フレハ、僕に何か用でもあったのか?」「うん、お昼ご飯の準備出来たから呼びに来たんだけど…あいがにぃここで食べるでしょ?」「うん、今日は彼女達の側に居たい気分なんだ…」「じゃあ持ってくるね?」「ありがとう…」
何故この三人がこうなっているのかあいがにぃに前に聴いてみたら「これは僕とるいあのせいなんだ…僕ら二人が感情のままで行動した罰さ…」それいこう聴いても教えてくれなくなっちゃったけど私には分かるんだあいがにぃが言っていたことが…家族の中で一番強くて格好いい私の憧れのお兄ちゃん…今度は私があいがにぃの心を助けてあげたい、“私”を助けてくれたあいがにぃを…
食堂
「バルウにぃ…」「ん…お疲れさん、はいあいがだろう?取り置きしといたから持っていってあげてくれ」「うん…ありがとう」てくてく「……そうかこの日」「ええ…」≪何の日なんだ?≫「こら、今はそっとしておけ」
秘密の場所
「…なぁエフィナ…フレハの奴さむっちゃ幸せそうに笑ってるんだ、その笑顔な見てるとお前と重なるんだ…お前が笑う顔と一緒なんだ…」
あいがはそう言うとエフィナが眠る水晶に額を付けると涙をこぼしながら続けてこう語り出した。
「エフィナ…お前の笑顔が見たい…だから早く目覚めてくれ…」≪あいが…(俺も、お前の声が聞きたい…なぁメロ)≫
「…(あいがにぃ)」ザッ「っ…!嗚呼、フレハか…飯そこに置いといてくれるか?」「うん、食べ終わった頃に持っていくね…」「嗚呼……ごめんな」「ううん…またね」てくてく
「エフィナ…そうだよなこんな弱気じゃお前に皮肉言われちまうな…でももう少しだけこうさせてくれ」≪…≫
連絡通路
「……」[≪何を考えてるんだ?≫][「ゴジラ…今日は起きてるんだね」][≪フレハが悲しんでたから起きた≫]
[「ごめん、起こしちゃったんだ…」][≪いや……なぁフレハ≫]「なぁに?」
[≪人には時には越えなきゃいけない壁がある俺にもフレハにも、そしてアイツらにもだ≫][「ゴジラ…」]
[≪だから時に支え、時に見守るのが家族ってもんだ、自分が何とかしなければ何て考えんでいい…今は話して来なくても何時かは相談してくれる…だから気長に待とうぜ?≫]
[「…凄いね私の考えてることみんな分かっちゃった」][≪3年も一緒に居るんだぞ?って言っても俺はこの中だし、フレハはまだ持たせて貰えねぇし≫][「うん、今こうしてテレパシーで話す事しか出来ないからね…ごめんね後5年待ってね?」]
[≪全く、過保護すぎるんだよな…ここのやつらもあの何て言ったか?あー、そうだウルトラマンノアだっけか?そいつも過保護すぎるんだよ!フレハを10歳のガキに戻してそこから8年間つまりだ、フレハが18歳の年頃に成ったらこいつ…バトルナイザー基エターナル・ナイザーを持つことが出来てそんでフレハは惑星ボリスとやらに行き、友人を迎えに行くって訳だが≫][「みんな私に物凄く優しいんだ」]
[≪嫌、優しいんじゃねえよ!甘やかされてんだよ!≫][「だよね…あはは…」][≪ボリスとやらに一人で行くとなるとやっぱりあぶねぇ事が沢山有る訳だが、このままだとお前襲われるぞ?≫][「大丈夫私一人じゃないよ?」][≪ん?≫]
[「私が居て、ブルちゃんが居て、ゴジラが居るから平気だよ。」][≪おお、そうかってボガールの奴は?≫][「ボガールはここで待ってるって…私の“帰る場所”を守るんだって、何時でも帰れるようにって」][≪ほぉーアイツやるじゃねぇか≫][「うん、格好いいでしょ?私達の友人」][≪だな≫]
ふわふわ≪あ~!こんな所にいた!≫「ブルちゃん、どうしたの?」≪姿が見えないから探してたの!お昼ご飯食べた後元気無かったから…≫「ごめんね心配かけて…もう大丈夫だよ」≪良かったぁー≫[≪んじゃ、俺は寝る。またな?≫][「うん、ありがとう…またねゴジラ」]
ドガーン
≪わっ何!≫「誰かまた突っ込んだのかな?…それとも」
「ひゃっはー!金と食いもんと女をよこせぇー!」≪下品な賊だったね…フレハ、やる?≫「練習相手に為るのかな?何か弱そうだし…」≪それじゃ僕が飛ばす?≫
「おっブルトンじゃあねぇか、こいつは高く売れるぞぉ!小娘、そいつを寄越せ!」「ぁあ?」≪あっ…ヤバイ…キレた、えっとこんな時は誰か召喚だ!≫しゅん
「おっさん…今何て言った?」ポキッポキッ「聞こえねぇのかよ!ブルトンを寄越せって言ったんだよ!こいつは高く売れるぞぉ!何せ四次元怪獣だからな、オークションに売れば遊んでぶべらっ!」ドガン!
フレハは両手を軽く鳴らすと肉眼では見えない速度で正拳突きを食らわせた。
「オークションだぁ?遊んで暮らせる金が手に入るだぁ?…ふざけんじゃねぇよ、誰がてめぇ見たいな賊に命を金で売り買いする奴に私の大事な友達を渡すか!」がらがら「こんっの餓鬼ぃ!俺様を誰だと思ってる!次期レイオニクス後継者で残虐の業火の異名を持つマグマ星人のヘルファ様だぞ!」「んなもん知るか、私は家族と友人以外は興味無い!とっととこの船…嫌私達の家からされ!」「んのぉ!良くも俺様を怒らしたなぁ!」バッ
そう言うとヘルファはバトルナイザー?を取り出した。
「ふぅん、あんたさレイオニクスじゃあねぇだろう?」「何ぉ!俺様は生粋のレイオニクスだぞ!」「じゃあ言わせてもらうとそれ作ったでしょ、バトルナイザーを見よう見まねで。」
そう何故、バトルナイザー?と表記したのかフレハの言う通り遠くから見れば形はバトルナイザーに似ているが間近で見るとあちらこちら歪な形で色合いも本来なら青と白のコントラストが綺麗なはずなのにヘルファが持つそれは灰色の機体が見え中の配線も丸見えである、これをバトルナイザーと言って良いのかさえも分からないほど悲惨な状態である。
「ぐぬぬ!でもこいつはちゃんと怪獣を操れんだぞ!こい!ブラックギラン!、レッドギラン!そしてマイスィートハニー♥️ローラン!」
何とお粗末なバトルナイザー擬きから怪獣が出てきた。
「ふーん、成る程ね?カプセル怪獣システムを使い更に自分に従うように洗脳超音波をそれから流してるんだろ?(人間サイズの双子怪獣ブラックギランとレッドギランそれに宇宙鶴ローランっててめぇもローランLOVEか!)…ん?」
≪タスケテ…≫≪モウ、ダレモキズツケタクナイ≫≪ダレカ、ワタシタチヲ…≫
「(この声のトーンまさか!)っ!」
「へへっ!怖じ気付いたか!まぁ仕方がねぇか俺様の最強の相棒と美しい花嫁♥️だもんなぁ!冥土の土産に教えてやるよ!このブラックギランとレッドギランは中々強くてな、ある星で捕まえたんだよ!苦労したぜ?何せ逃げ回るもんでな?俺様が仕掛けた罠に引っ掛かっても逃げ回るからよそこから殴る蹴るをして弱らせてやっと手に入ったんだよ、そしてマイスィートハニーとの出会いはよこいつらを捕まえた先で居てよどの宇宙鶴ローランより物凄く別嬪さんだからよありがたく俺様の花嫁にしてやったんだよ…まぁ、こいつにしまう前に“色々”気持ちよく楽しませてもらったしなぁ…」
「(色々ってまさかこいつ!)…」キッ
それを聞いたフレハは両手の平をきつく握り、瞳は優しく慈愛のある物から鋭く人を殺せる位の憎しみや怒りを含んだ物に成っていた。
「まさか、怪獣にも“初めて”が有るなんてなぁ得したわそれも“三体共”こいつらイイ声で啼くからよぉ手加減あっ嫌そもそもしてなかったわ!アッハハハ!!!!」
「(彼女だけじゃなく、彼らにまで…!)…ろす」「嗚呼?何だって?」「殺すって言ったんだよ…跡形もなく貴様を殺して殺して殺しまくってやる!」
そう言った彼女の顔は憎悪に満ちており普段の彼女の優しい顔が今は面影の一つもない状態である。
「ひっ!ひぃぃい!てめぇら!早く俺を守(ザン)ぎゃぁー俺のうでがぁ!」
ヘルファはそう言って怪獣達に命令をしようとした瞬間斬撃の音と共にバトルナイザー擬き持っていた腕が地面に落ちたと同時に痛みが巡りその場で転げ回っていた。
≪イヤダ、モウコワイノハヤダ≫≪アイタイ、イトオシイボクタチノトモニアイタイダケナノニ≫≪タスケテ、ダレカ≫
その場で頭を押さえ涙を溢し苦しむ様子を見たフレハはさっきとは違ういつもの優しい顔に戻りそして優しくゆっくりとした声のトーンで彼らにこう問い掛けた。
「大丈夫だよ…もう怖いことも悲しいことも全部私が取るから、だからもうなかないで。」≪コノコエハ!≫≪ボクタチノイトオシイトモヨ!≫≪コンナスガタデハアイタクナカッタ!ケガレテシマッタコノスガタデハアナタニダキシメテモラエナイドコロカフレルコトスラデキナイ!!≫「君達は穢れてないよ、だって心が美しいままだから…ごめんね、私のせいで辛い思いを今までさせて。でも安心して今こいつの呪縛から解放してあげるね…」
そう言うと両手を胸に付けそこから優しい色をした光の粒子をそっと離すように三体に振りかけた。
≪アア、この暖かい光は君の優しい心≫≪何時も僕たちに向けてくれる優しい心だ。≫≪またこの暖かいぬくもりに触れることが出来るなんて…ありがとう≫
ブラックギラン、レッドギランそしてローランの順で光が降り掛かった後三体は静かに瞳を閉じ眠りについた
「皆はもう大丈夫だね……後は貴様だけだ。」「ひぃ!」
フレハは床に寝そべってるヘルファの頭を鷲掴みにすると空いた片方の手の爪を長く鋭い物に変化させると、振りかぶってその首を取ろうとした瞬間。
ガシッ「止せ…フレハ。」だきっ「フレハ!駄目だっ!」≪ギリギリセーフ!≫「止めないでよ…朧、ヴォルティス」
間一髪の所で止めたのはフレハが唯一信頼出来る数少ない星人の友ザムシャー星人の朧とヘルファと同じマグマ星人のヴォルティスだった。
「フレハ!無事か!」だっ「あいがにぃ…」
「フレハ…もういいんだ、だからそれをしまってくれ。」「フレハ…お前が汚れる必要は無い、優しく慈愛のある笑顔を見せてくれればそれでいい…だから頼む、そんな辛い顔をしないでくれ」「っ!……ごめん」ダッ
二人に説得されると掴んでいた頭を話し三人と一体に背を向けその場から走り去った。
≪フレハ…っお前のせいで…お前みたいな奴のせいでフレハが!彼女の心が傷ついた!≫「さて、こんな生ゴミを早く処理して僕はフレハと向き合わなきゃいけないしあそこで寝てる可愛い怪獣達を手当てしなければ…ヴォルティス、君やるかい?」「嗚呼、仮にも俺はこんな屑の同胞だからなぁ…胸糞悪ぃけど任せろ…」「某は一足先にフレハの側に。」「嗚呼、頼む。今のフレハの状態じゃあ「アレ」をやりかねん…」「解った。」
展望室
「…」「……フレハ」
フレハに声を掛けようとした朧はその場で止まってしまった何故なら彼女が泣きながら歌を歌っていたから。
家の近くの線路に
小さな花が咲いてた
日陰で俯くように
誰にも気づかれないまま…
なんだか… なんだか…
やるせなくなる
なんだか… なんだか…
儚く見える
なぜ僕は この世の中に
生まれたのだろう?
青い電車が通って
風に花が揺れてる
今にも飛ばされそうな
名もないちっぽけな存在
ホントに… ホントに…
愛おしくなる
ホントに… ホントに…
誰かに似てる
なぜ僕は この片隅で
生きてるのだろう?
それでも名もない 小さな花は
限りある季節を せいいっぱい咲き続けて
いつの日か枯れる その時は来るまで
自分から土にはなりません
なんだか… なんだか…
やるせなくなる
なんだか… なんだか…
儚く見える
白い花びら
ホントに… ホントに…
愛おしくなる
ホントに… ホントに…
誰かに似てる
なぜ僕は この片隅で
生きてるのだろう?
家の近くの線路に
小さな花が咲いてた
誰にも気づかれなくても
こうして 僕だけは見てる
「……」「この歌さ、私が小さい頃いとこにたまには別の物を観ようって言われてさ、そんときに映画の挿入歌で流れてたんだ…ほら、所々歌詞が私に合っているでしょ?」「…」
そう言うと、朧に背を向けた。
「朧、私が怖かったでしょ?駄目だね私って、すぐ感情で人の命を奪おうとするなんてね…本当……愚かで浅ましいね…これじゃあ、あの人達と変わらないじゃない私を裏切り貶めたあの人達とさっきの私……一緒じゃない!」
ギュ「……それは違う…貴殿は優しい心を持っている、それ故、友のために誰かの為に怒り悲しむ事が出来る…今回もそうでは無いか?」「っ…そうだよ、あの三体私の友達なんだ…私が何時までも此処に居て迎えに行かなかったから彼女たちが傷つき悲しんだ、他の所でも同じ目に有ってるかもしれないそう思ったら私の中から真っ黒い物が出てきてもうどうしようも出来なかった…何とか理性を保ちながら彼女達を助けたけどアイツを観たとたん黒い物が更に出てきてもう自分自身じゃ止められなかった。」「…某は、怖かった。唯、強さを求め戦い己を極める事しか出来ぬ某を貴殿は優しく微笑みその手を差し出してくれた…友になろうと差し出してくれたその暖かな手の温もりが、慈愛のこもった瞳が、微笑んでくれたその顔が穢れた血で汚れるのが怖かった!」「朧…」
「ウルトラマンノアの手紙否あいがから貴殿の過去を聴いたときにはゾッとした…そんな事が出来る輩の中で苦しみ悲しんでいた、某もヴォルティスも怒りの度を越えてもはや愚かな者として観ていた…某はもっと早く貴殿…フレハに出会っていたらそなたを助けられたのだろうか?私が側に居てやれたかもしれない。とまで考えてしまうぐらいに大事な存在なんだ……」「お…ぼろ」
「そうだぞ…フレハ。」「ヴォルティス…私……」なで
「誰も信じられなくなったこの俺の心を動かし今やお前の親友の立場に居る俺がお前自信を恐れるわけねぇだろが…」「お…ぼろ、ヴォ…ル…ティ…ス」ポロポロ
「泣け泣け、泣いて真っ黒いもんだしちまえ」「またこの感情が湧き出てきても私やヴォルティス、そして貴殿の家族が受け止めてみせる…だから自分を責めるな」
「ひっぐ…うああぁああぁあああぁ!!!!!」
二人の友に抱き締められ大きな涙の粒を溢しながらフレハは泣いた、自身を蝕む黒い感情を過去の出来事を全て洗い流すように、部屋に大きく木霊する泣き声は友を苦しめてしまった事に対しての懺悔や苦しみ、悲しみを表すようだった。
はい、今回はフレハの家族を紹介しつつ長男長女である、あいがとるいあの後悔。フレハの苦悩について書いてみました。
出会いから3年が経ち、幸せの意味を感じ始めた時期に過去の出来事や自身に巣くう黒い負の感情とどう接していけばいいのかこれを家族に話してみても良いのか悩みそして自分を助け出してくれた兄を今度は自分が助けようと悩む姿を書きました。
そんな彼女を感じて相棒である彼はかっこよく助言し一時的に彼女の悩みを緩和させました。
そんな和やかな雰囲気で終わるはずがタイミング悪く敵…愚かで醜き心を持つニセレイオニクスのヘルファが登場してしまいました。
こいつは登場させた作者も胸糞悪くなるくらいな下品な奴でした、こいつは目の前でフレハの友人怪獣の一人ブルトンを金儲けの道具にしようとしたりまたボリスで待っているはずの友人怪獣三体を暴行、洗脳挙げ句の果てに“色々”とやらかしたと言ったもんだからフレハの中で過去に起きた彼女自身に降り掛かった忌まわしき記憶が呼び起こされてしまいまるで別人の様な雰囲気になってしまいました。そりゃあそうですよね、自分がされた事が大切な友人怪獣にされてしまえば黒い感情が湧き出てきても可笑しくは無いです。こいつはウルトラマンレオの話で出てきたマグマ星人をベースにし、もしあの話の中でローランがおおとりげんに助け出されなかったらそのままマグマ星人のなすがままの状態になったと想像して書いてみたところ女の敵になったろくでもない奴になりました。
さてそんな感情に支配され止めを刺そうとする彼女を止めたのは武人で有名なザムシャー星人と善良なマグマ星人でした。作中でも書いてある通り彼らはフレハに助けられそして唯一信頼出来る星人の友人である、朧は友の意味を教えてもらい、ヴォルティスは心を救われた。彼らからしたらフレハは自身を本当の意味で見つけてくれた大切な友人であり命の恩人でもある、そんな彼女が薄汚い穢れた血で汚れるのが怖くて仕方がなかった。
最後にフレハが歌っていた歌は僕の花と言う歌で所々自身に重なる所があると彼女は言いました。そう過去の自分に重なるからでもあり過去にいとこに見せてもらった映画の挿入歌でもあるからです。
今回はフレハを暗くしてしまったので次回は彼女が楽しんでいる所を書こうと思います。それでは次回また会いましょう。