人間星人嫌いの少女は心優しき人だった   作:桜吹

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遂にフレハが旅立ちます。そしてちょろっとあの男が現れます。それでは皆様どうぞご覧ください!


旅立ち

 

 

 

どがっ!バシ!バシ!

 

此処はプラズマギャラクシーに存在する無人の惑星…その惑星で二人の男女が組手をしていた。

 

「はぁぁあ!」ドカッ「……!」バシッ「っそこよっ!」シュン「っく!」サッ「後ろががら空きだよ?」ドン!「っぐ…てやぁ!」シュン!「っ…」(ほらほら、油断してるとまた食らうよ?)「……スゥッ……」パチッ……「…(シュン、シュン、)っ!そこだぁああ!!」スカッ「貰った…!」「同じ手はもう喰らうかぁ!」グルンドカッバキッ「ぐぅっ!しまっ」「止めだあっ!」ぶん!「両者そこまでっ!」バッ!

 

「っ!」スンッ…「!るいあ!」「この勝負、フレハの勝ち!」

「るいあ姉さん!危ないよ!」「あら?私を甘く見ないでよ?それぐらい防げるわ。」

 

そう組手をしていたのはフレハとあいがであった。お互いに格闘技を繰り出し合いフレハの裏拳からの回し蹴りで距離を取られ正拳突きであいがに止めを刺し掛けた所にるいあが現れた。

 

「しっかし、フレハ強くなったねぇ!最初の頃は筋トレでへばってたのに今や兄さんをここまで追い詰めるなんてね?もしかして…兄さん手加減してるでしょ?」「まさか!僕は本気で倒しに行ってるよ、手加減なんて端からしてないよ。」「あら?じゃあ弱くなったのね、ちゃんと修行をしてるの?」「るいあ、次は君が僕の相手をしてくれるの?」「やだ~するわけないでしょ?私はフレハを呼びに来たんだから。」「私を?誰?」

「ガラナよ、時間だから呼んできてって」「嗚呼!そうだったガラナ姉さんと一緒に行くって昨日言ったんだった!」「じゃあ早くお行き?丁度組手を此処で終わりにしようとしてたところだし。」「はい!来て!エターナルナイザ!(シュン)バトルナイザー・セットアップ!」[起動完了]「えへへっ!お願い!(シュイン!キラキラ)モンスロード!」[モンスロード・Ready?]「来て!ラドン!」バサッ!「≪ギャアアアアオン≫」[ラドン降臨!]

 

フレハがバトルナイザーを呼ぶと瞬時に現れ双方の翼に成っているウィンドウの一つを掴むと大空に投げた。投げられたウィンドウは途中で光輝くカードになりそこからラドン(2019)が現れた。

 

≪姫様何のご用事で?≫「ラドン私を乗せてガラナ姉さんの所に連れてって欲しいの…私重いけど大丈夫?」≪何を言いますか、貴女様を乗せて空を飛べないような非力な男では在りませんよ。さぁお乗りください、最高スピードかつ安全にお送りしますよ。≫「ありがとう!それじゃあ行ってきます!」バッ!≪あいがそれでは行ってきます。≫「おい、僕とフレハの扱いの差が違う!」≪おや?私は別に差別をしたつもりは無いですがね?まぁ時間も惜しいことですし。私は行きます≫バサッ「こらっ!話はおわってn…待て、このゴマすりクソバード!」

 

「あいが兄さんと何話してたの?」≪姫様お気になさらず、ちょっとした戯れです。≫「そう?」

 

≪それよりもガラナと何処へ行かれるのですか?≫「うん、ガラナ姉さんの恋人に会いに行くんだ、後内緒でこのお守りを渡しにね。」≪相変わらずお優しい事で、私めを救ってくださった時と同じくらいに。≫「ラドンにも作ってあるのよ?後で付けてあげるね。」≪嗚呼、何と光栄なことで!おや?そろそろ着きますが、このままガラナを連れて其方に向かうこともできますが…姫様どうなされますか?≫「ラドンは?疲れないの?」≪私は平気ですよ?≫「じゃあお願いしようかな?」≪逢瀬のままに。≫

 

「うーん、あの子遅いなぁ…「ガラナ姉さん!」あっ!来…(ガシッ)きゃあ!もう!危ないでしょ!」「えへへっごめんなさい、でもこの方が早く着けるでしょ?」「全く…誰に似たのかしら?こんな男前に成っちゃって…」「でも私まだ兄さん姉さん朧達と怪獣しか信じないよ?他の人達なんか知らないし好きでもない。」「まぁ、すぐに直るものでもないからね?ゆっくり時間かけな。」「そうさせてもらうわっと姉さん着いたよ、えーと待ち人さんまだみたい。」「良かった、あいつ予定より遅くなると五月蝿いんだから。」≪姫様それでは。≫「うん、ありがとうラドンゆっくり休んでね。」シュン「フレハ、行くわよ。」「はい。」

 

宇宙病院

 

「っと此処で待ってて受付してくるから。あいつ来たらよろしくね?」「うん行ってらっしゃい。」

 

5分後

 

「お待たせしました。」「シーズさん!お久しぶりです。」

「フレハさんお久しぶりです、おや?ガラナは?」「姉さんは受付に行きました。」

「そうですか、しかし随分早く来ましたね?あの人の事だから遅れてくるのかと。」「私の友達が送ってくれたので早くつきました。それにシーズさんそんなかしこまらなくてもいいですよ?」「ふふっ、バレてましたか。やはりフレハには敵いませんね?」

「それを言うならば私の方ですよ、また手合わせとご指導お願いしますね?」「そうですね、仕事が無いときにでも。」「約束ですよ?まだまだシーズさんから学ぶ事があるんですからね?」「俺より遥かに学べる人は居ますがね?」

「あいつは駄目よ。がめついし皮肉ばっかし言うから」「ガラナ姉さんお帰りなさい。」「ガラナ、相変わらずですね?」「こんな仕事してるからこんな事に成るのよ、私は認めないからね…あいつも彼も…無論あんたもよシーズ!フレハ行くわよ。」カツンカツン「……後悔をしているのは貴女だけではないのですよ、ガラナ…」「シーズさん?どうかしました?」「いえ、フレハ気になさらず。」

 

病室

 

「それでは、私は医師に話を聞きに行きますね。」「よろしくね「お願いします。シーズさん行ってらっしゃい。」…じゃ」「はい後程。」

 

「……結婚してくれるんでしょ?早く起きなさいよバカ」

 

目の前で物凄い数の医療器機を付けて眠っている人はガラナ姉さんの婚約者であるガレットさん、お兄さんと一緒にハンター家業をしていたけど…今は不慮の事故で意識不明の重体。

 

「ねぇガレ?今日も妹を連れてきたのよ?早く目覚めて挨拶して、この子お兄さんに成るんだからね?虐めたりしたらいくらガレでも許さないんだから…」ナデナデ

 

「ガラナ姉さん…」

「ふふっ…フレハこっちおいで…私とガレットの馴れ初め聞かせてあげるわ…ねぇガレ?

初めて出会った時の事覚えてる?私は最初貴方に微塵も興味なくてね、あの腹黒紳士に勝手に組まされて仕方なくやってた私を貴方はしょっちゅう気にしてきて何度も何度も話しかけてきてさ正直鬱陶しかったんだよね…でも一生懸命私に話し掛ける貴方に少しだけ心許してみようかなって思った。

そんな時シーズに頼まれてさあいつと私と他のハンターで狩りに行った時そいつに裏切られて肝心のシーズは目標の不意討ちで気絶…絶望したわよ正直ね?転送出来るってカネゴンが言った瞬間シーズだけ転送されて私はされなくて嗚呼、此処で尽きるのか元々ハンターに成ったのはるいあ姉さんのプレゼントの為に内緒で稼いでいたから最後くらいは会いたいなそう思って目を閉じたらさ痛みは来ないわ誰かに抱き抱えられてる感覚はするし気になって目を開けたら人をお姫様抱っこして狙撃してるんだもの。

そうしたらガレ私に何て言ったか覚えてる?私は覚えてるわよ、「大丈夫、俺が助けに来たから…もうお前を傷付けさせねぇよ」だってそれを聞いてときめいちゃったんだからね?その後シーズの様子を見てから裏切ったそいつを殴り続けてガレの兄貴が止めるまで止めなかったんだよおまけにギルドガードまで出てくる始末…ってフレハ大丈夫?ぼーっとして」「うん…大丈夫、ビックリしただけ。」

 

「そう?続けるわよ、まぁ結果的にあの腹黒紳士が納めてくれたから大事に成らずにすんだわね。

それ以来私はガレットをいつの間にか追いかけていたのよね…んで二人きりに成ったときに聞いたわ、何であの時助けに来てくれたのか?そうしたらガレ恥ずかしそうに「惚れた女を助けるのに理由は要るのか?」ってはにかみながらど直球でこう言うからお互いに顔を紅くしちゃったわ。

で私の手を握って「俺が側でお前を守るから、俺と同じ時間を歩んでくれないか」って言ってくれたよね?今思えば告白ってよりプロポーズ何だけどそれを聞いて私は納得したわ何で追いかけていたのか…それはあの時ガレットに恋をしたから…その場でOKしたわね。「へぇ何か凄い。」でしょ?んで私がある程度費用を稼ぎ終わって家に帰るときガレットから指輪を貰ってね、「婚約指輪だ…ある程度俺も稼げたら…そんときは結婚指輪を持って娶りに行く、だから待っててくれ」その言葉がガレットとの最後の会話だったわね……」「ガラナ姉さん…辛いよね」「まぁあの仕事じゃ何時かはこうなるのは分かってたし…それに指輪なんかこれで良いのにさ、本当に馬鹿だよ。」

 

がらがら「ガラナ、ちょっと良いですか?」「分かったわフレハちょっと待っててね?」「うん。」ばたん

 

ピッピッピッ

 

スッ「ガレットさん、約束はちゃんと守らないと駄目ですよ?これ以上ガラナ姉さんを悲しませるならいくら病人でも私許しませんからね?だから(チャリ)…はい私が作ったミサンガのお守りです。怪我が早く治る様に私が心と祈りを込めて作りました…決して貴方の為ではなくガラナ姉さんの為ですからね?」がらがら「フレハ、帰るわよ。」「はーい、それではまた会いましょうお義兄ちゃん。」

 

 

院外

 

「それではまた。」「シーズ、あいつに言っといて…ちゃんと見舞いにこいって。」「はい、伝えときますフレハさんもまた会いましょう。」「はい。…あっ!シーズさん!」だっ

 

「ん?何ですか?」「これ私が作ったお守りです、ガレットさんのお兄さんとシーズさんの分が入ってます。」「おや!わざわざ作ってくださったのですか?ありがとうございます。」「え~良いなぁお姉ちゃんのは?」「ちゃんとあるよ。後でね?」「それでは。」「じゃあねぇー。」

 

てくてく「姉さん「ん?」…恋って苦しい?」「ぶふぅっ!ゲホどうしたの行きなり…」「何となく…そう思ったの」「そぉねぇ~確かに苦しい時もあれば悲しい時もあるよ「そうなんだ…やっぱり」だけど恋をすると心がときめいたりその人の事を考えると嬉しくなるんだよ。」「へぇ~(じゃあ前世での胸のときめきは恋だったんだ…)ガラナ姉さ…」「ニヤニヤ」

 

フレハが振り向くとガラナが嬉しそうに笑っていた。

 

「何?にやついて」「嫌々絶賛恋する乙女ガラナさんに聞いてくるってことは…居るんでしょ?」「へっ!嫌、その「大丈夫、大丈夫こう見えて口堅いからねっ?」え、とその「フレハ?観念しなさい。」……笑わない?」「笑わない笑わない!さあ、お姉ちゃんに教えなさい?アドバイスしたげるわ!」「あのね…まだ、地球で住んでたときにね…その人が出てくるテレビを見たらドキドキしたの「テレビ…分かった、ウルトラマンコスモス?それとも…あっ!春野ムサシだ!」違う!違う!その人達は私の憧れで…また違う人なんだってば!」もじもじ

「ほぉ~じゃあ誰?」「その~え~何か恥ずかしいな…あのね二人居るんだけど、二人ともシーズさんと同じ仕事しててね?一人はね住んでた星ね無くなっちゃってたった一人だけ生き残った人なのそれを聴いてね何だか私と似てる気がして彼の活躍をずっと見ていて格好いい立ち姿やチームワークを見て好きになったの。もう一人は…そのお金に関してちょっと五月蝿くて皮肉ばかり言うけど弟さん思いで面倒見が良くてこんな人が私の本当のお兄ちゃんだったら良いのになぁってずっと想ってたのに何時しか好きになってた…」

 

 

「ん?…ちょいまち…?一人は分からないけどもう一人、お姉ちゃん何か心当たり有るんだけど。」「ふえっ?」「あーまぁ…うん、気のせいだわうん。そうそう同じ人じゃないかもしれないしね…」「?」

「と言うかフレハ二人も好きな人がいるんだぁ~意外。」「っ…でも駄目だよね…二人も好きになるなんてはしたないよね…」「全然大丈夫!好きな人の一人や二人いるなんて年頃の性よ性。」「でも、それだと二股に…」「フレハ、あんたそう言うの結構真面目なんだね…」「だって相手に失礼だし…」「大丈夫、大丈夫どこぞの宇宙ではハーレムみたいなもん有るし。」「でも…」「まぁ結局はフレハ自身の問題だからね、ゆっくり考えて結果を出せばいいわよ。」「うん……」てくてく

 

ファザーシップ前

 

「おっ!おかえり~ガラナちゃんといちゃついてきたかぁ?」「うるさい!」どごっ!「ぐえっ!っつつ…相変わらず凶暴だなぁ…フレハ~お兄ちゃんはもうお前しか癒やしてくれる妹が居ないよ。」「ガラナ姉さんから攻撃を貰ったのはバルゼ兄さんのせいでしょ?」「チルドォォオ!フレハが!フレハがぁぁあ!」「何ですか?騒々しい。「フレハが反抗期にぃい!」それは貴方の自業自得でしょが…フレハ、こんなブラコン機械オタクに構ってないで準備してきなさい。」「分かりました、チルド兄さん」てくてく

 

「フレハおかえり。はい頼まれてた洋服だよ」「ただいまメトル兄さん、わぁこんなにいっぱい!ありがとう。」「ふふっ、かわいい妹の頼みだからね後でサイズ確認してね。」「はい!」「それじゃあまたね?」てくてく

 

「あっ!居た、フレハ~」「ナクネ姉さん?どうしたんですか?「……(ピラッ)」キャァア!」「フレハ、あんた…まだそんな下着着けて!」「何の確認ですか!」≪フレハどうした!≫≪姫様!ご無事ですか!≫「「フレハ!」」「今悲鳴があがったが何かあったのか!」バッ!

 

フレハが悲鳴をあげるとフレハセコム部隊が急いで駆け付けてきた。

 

 

「ゴジラ!ラドン!朧!ヴォルティス!エクサ!」クルッ「(キラーン)おりゃ~フレハ覚悟ぉ!」ピラッフワサッ「いっ!いやぁああ!/////見ないでぇ!Σ(///□///)」バッ!≪なっ!Σ(゚д゚;)≫≪っ!Σ(///□///)≫「「「ぶふぅ!////」」」「あら?下は可愛いの着けてるじゃあないの。」

 

ナクネがフレハのスカートを捲った瞬間フレハの悲鳴が轟き、様子を見に来た男性陣はそれぞれ鼻血を出したり顔を紅く染めたりと結構大変な事に成っていた。

 

「ナクネ姉さんのエッチ!」「え~良いじゃないの、乙女同士なんだから!」

「うぅぅ~はっ!五人とも見た!」≪えっ!いやっその( ; ゜Д゜)≫≪何と申しますか(;・ω・)≫「(/ω\)(白だった)」「(///﹏///).。oஇ(レースか)」「⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄(ああ言うのが好みか)」

「皆、しっかり見てるじゃん!エッチ!スケベ!変態!」

 

てくてく「あれ?どうした?」「あいが兄さん~」「おー丶(・ω・`) ヨシヨシまたナクネかい?」「うん…」「お前何やったの?」「え~唯私フレハのファッションチェックでスカート捲っただけ。」「それを止めろと何時も言ってるだろ?んでそこの野郎共はどうした」「え~フレハが叫ぶから出場してきちゃったんだよね」「はぁ僕が言いたいのは何で顔が真っ赤に成ってるのかだよ」「ああ、それか!フレハのパンツ見たらこうなったわ。」「はっ!フレハ見られたのか?」「(コクン)」

 

≪あ!フレハおかえり~≫「ん?何かあったのか?」「こいつらフレハのパンツ見たんだって」「あ?( º言º)」≪へぇ~あいがそれマジで言ってる?≫「今さっき、僕聞いた」

 

≪ゴォジィラ~ラァドォン~?≫≪嫌!あれは見たくて見た訳じゃ!≫≪ナクネが悪いんです!≫

「朧~ヴォルティス~エクサ~?」「てめぇら(怒)」

「ちっ違う!」「俺は見てない!」「あれは不慮の事故で!」

「「≪んなのが通じるかぁあ!≫」」「「「うおおお!」」」≪≪落ち着け!話を聞け!≫≫「≪聞くかごらぁ!(怒)≫」ずどどど

「あら…何だかデジャブ?」ガシッ「ナクネ、君は説教だ!」「あいが兄さん!それはお止めに、あーれー。」「フレハ準備しておいで」「うん」てくてく

 

 

フレハの部屋

 

 

ボフン「ふぅやっと終わった…明日出発か…何だか疲れちゃった…な…スゥスゥ」

 

………………………………………………………………

 

『……。』「誰?」『……だ』「えっ?」『俺は何者なんだどうして此処にいる。』「私はフレハティル、フレハよ…君は名前何て言うの?」『俺は……だ。』「……か、格好いい名前だね。」『フレハ俺はどうすればいい…あの……は何だ?』「大丈夫よ落ち着いて…君は一人じゃない、……がいるそしていつか会う仲間が…嫌姉弟がいる」『姉弟?仲間?…それにこいつは道具だ……を倒すための』「違うよ。……は道具じゃない、君と同じ心が有るんだよ?」『心…』「そう、心よ。」(フレハ…)「るいあ姉さん?」『どうした?』「私もう行かなきゃ」『また会えるのか?』「うんまた会えるよ」『本当に会えるのか?』「じゃあ約束しよう…またねレイ!」『またな…フレハ』

 

………………………………………………………

 

「フレハ?起きなさい。」「んん…あれるいあ姉さん?」「全くこんな時間まで寝て?晩御飯の時間になっても来ないから様子を見に来たら寝てるんだもの。」「ごめんなさい、ちょっと眠く成っちゃって…」「まぁ今日は物凄く組手や修行頑張ったもんね?はい取り置きしといたわ。」「ありがとうるいあ姉さん。」「いよいよ明日か。」「うん…やっと色んな力が制御出来たからね?」「寂しくなるわ…」ギュ「大丈夫よるいあ姉さん、私は必ず此処に帰るわ…だって此処は私の家であり帰るべき場所だからね。」ギュ「フレハ…必ず帰ってきてね。」「うん!」

 

「……。」「よぉ、行くのか?」「貴殿もだろう?」「まぁな、お前は?」「言わなくてもわかるだろ?」「じゃあ行動開始しますかね?」

 

フレハの部屋の前で三人の男性が何かを話し合っていた。

 

 

翌日

 

「良し、これで全部だな。」「ありがとうバルゼ兄さんバルウ兄さん。」「気を付けて行くんだぞ?」「何かあったら相談しておいで」「ワイド兄さん、メトル兄さん」「風邪引かないでね?」「ご飯ちゃんと食べるんだよ?」「ダリア姉さん、リーゼ姉さん」「はぁ間に合った!」「はいフレハこれ持ってって!私とナクネ特製暴漢撃退グッツ!」「もう心配性だねナクネ姉さん、ガラナ姉さん」「フレハ。」「あら随分沢山貰ったわね?」「あいが兄さん!るいあ姉さん!」たったっ

 

「朧達は?」「ごめん見つけられなかった。」「まぁあの子達反対してたしね」「うん…行く前に会いたかったな」「フレハ、準備出来ましたよ。」「積み込み完了だ!」≪フレハ!早く早く!≫「うん!あいが兄さんバルウ兄さんバルゼ兄さんチルド兄さんメトル兄さんワイド兄さん行ってきます!るいあ姉さんリーゼ姉さんダリア姉さんナクネ姉さんガラナ姉さん!お土産楽しみにしててください!」だっ「「「行ってらっしゃい!」」」「「「気を付けて行くんだぞ!」」」

≪ボガール頼んだよ!≫「そっちもフレハの事頼むな!」

 

バッ!「エンジンオールクリア!発射カウントダウン」≪三、二、一!≫「ティアディーヴァ号発進!」ゴウ!

 

 

「兄さん行っちゃったね?」「そうだな?(頼むぞ三人共)」

 

…………………

…………

……

 

 

「良し、安定したね?」≪フレハ自動化にして少し休もうよ。≫ギュ「そうだね…ちょっと休もっか?まだ着かないしね」ビーン

 

「おーお疲れ様荷物部屋に入れといたぞ」「コーヒーが良いか?それとも緑茶にするか?」「フレハあと少しでケーキ焼けるからそこに座れ。」「ヴォルティスありがとう、朧のオススメが良いなぁ、エクサ今日のケーキはなぁにって!え!ヴォルティス!朧!エクサ!何で此処に!」≪てかいつの間に乗り込んだ!≫「今さっき。」「チルドに頼んでな。」「そう言う事だ、はいチーズケーキ焼けたぞ。」

 

「ヴォルティスと朧は良いとしてエクサお仕事は!」≪そうだよ!現役の医者だろ!こんなことしてていいのか?≫

「嗚呼、辞めたぞ?」「へっ?」≪辞めた?はぁぁあ!≫

 

「どうして!折角成れたのに!」「はぁ…元々僕は医療者に成るように教育されました、そして昨日まではちゃんと仕事しましたし天才など神などと褒められました。だけどそれはフレハ、貴女が私の手の届く所にいてくれたからですよ?貴女が居ない所で医療者として存在するのは嫌ですからね、と言いますがそもそも!貴女が悪いんです!」

「えっ!私!」

 

「そうだ、そうだ!誰も信じられねぇなら信じなくてもいい、でも一度だけでも信じてみたいなら私だけを信じてみないか私は貴方を傷付けたりしない、側に居て欲しいならずっといるって言ったくせに、何で一人で旅に出るんだよ!」「え!」

 

「某にも言った!友が居ないなら私が成ってあげるとだからもう一人で居なくて良いと!」「おっ朧!」

 

「私が医者に成ったのも貴女が純粋で優しいく心から私を…いえ私の心を支えてくれたから…だから貴女の為に私は医者に成った。」「エクサ…私の為に。皆も」

 

≪まぁーたく困った奴等だなぁ…ボソッ好きな人と放れたくないならそう言えば良いのに…≫「「「黙(りなさい)れ!この四次元怪獣!」」」「どうしたの?」「「「何でもない」」」

 

「まぁ兎も角俺達はお前の側から離れたくないって事だ!」「三人共…しょうがないなぁ、じゃあ改めてよろしくね!」「おう!」「「嗚呼!」」≪やれやれ、まぁ味方が多い方が良いか。≫

 

 

 




はい!ファザーシップ編最終回遂にフレハボリスに向けて旅立ちます!何かしれっとあの男がゲスト出演してますが後々フレハにとある関わりを持つことになるのですが…それは本編でのお楽しみと言うことで!

さてフレハの恋愛事情ですがこれは前世での体験が原因で物凄い慎重に成ってますが彼女はまだ知らなかったのです、自分がハーレムを持つことになる事を(笑)



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