とあるマフィアの平行移動(パラレルシフト)   作:梟本つつじ

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第5話b:都市伝説

《はぁ?それでその露出魔の車を探したいと…》

 

「いや、露出魔じゃないから」

 

《人様の前で服を脱ぐ方など露出魔以外にどう呼称するんですの?

とりあえずその人に整理券の確認をとって貰えます?

駐車場に車を置いたのなら整理券を持っているはずですの》

 

 ツナの説明を聞き、白井は呆れたように返す。

見てもいない人に対して遠慮ない白井にツナは苦笑を浮かべながら返す。

 しかし白井はキッパリと言い放ち、女性の持ち物を確認するように言ってきた。

 

「えっと、整理券って持ってますか?」

 

「ん?あぁ、持ってるよこれがないと車が出せないからね」

 

「すみません、少し貸して貰えますか?」

 

「構わないよ、君は悪い事には使わない気がするからね」

 

 ツナは携帯から耳を離し、女性に尋ねた。白衣のポケットから小さなチケットを取り出しツナに見せる。

申し訳なさそうにツナは頭を下げて女性に貸して貰おうと頼み込む。

 女性は頷いてから快く了承しツナにチケットを渡した。

 

「白井さん、整理券を受け取ったよ、これからどうすれば良い?」

 

《慌てないで下さいまし、沢田さんその整理券に頭文字が英語その後に数字はありません?それを読み上げて欲しいですの》

 

「えっと…Wの48…Eの32…これの事?」

 

《…ええ、そうですか…沢田さん、今から沢田さんの携帯に目的地を記載したマップと周辺の写真を送りますわ

そこにその女性の車があるのですの》

 

 チケットを手にしたツナは、再び携帯に耳を当てて白井に指示を請う。

白井は、ツナにチケットに印刷されている番号を読み上げるように言ってきた。

ツナが番号を読み上げると、白井は誰かと受け答えをし女性の車が置かれている駐車場がある場所を教えてきた。

 

「え、もう?いくらなんでも早すぎ…」

 

《この街にはいくつも駐車場がありますの、ですから整理券にはあらかじめ駐車場の座標が印刷されるものですの

それを目の前にいる初春に伝えればその座標を調べるのは簡単ですわ》

 

「そうなんだ…そういえば、初春に連絡を取ろうとしたんだけど電話が繋がらなかったんだけど」

 

《ああ、それなら充電をし忘れていたらしく少し前にバッテリーが切れたようですわ》

 

 すぐに場所が見つかった事にツナは驚きの声を出すと白井は丁寧に調べる事が出来た理由を説明していく。

初春がいると聞き携帯に一度かけたが通話に出なかった事を尋ねると、白井は呆れながらただのバッテリー切れであると説明してくれた。

 

「そうなんだ、ともかくありがとう早速案内してみるよ」

 

《礼はいりませんわ、風紀委員として当然の行為ですもの…それとは別に、お姉様と一緒にいる理由を詳しくお聞きしたいのですけど?》

 

「ひぃ、じゃあ案内するから電話を切るから!?」

 

《あ、ちょ…》

 

 白井の言葉に納得をしツナは礼を告げる。白井は穏やかな口調で語るが、途端に口調の圧を強めて尋ねてきた。

 その迫力に怯え短く悲鳴を上げツナは、慌てて通話を切った。

受話器の向こうから白井の声が途切れ、後からの事を考えツナは冷や汗を流した。

 

「なんだか…大変な事になってるようだね…大丈夫かな?」

 

「いや…個人的な身の危険なのでお気になさらずに…」

 

「なんかごめんね、ツナ」

 

 携帯でのやりとりを耳に挟んでいた女性は、ツナの疲弊の度合いを見ながら尋ねる。

ツナは御坂に携帯を返しつつ肩を落とした、身内でしかも自分が不本意ながらも関わっていることに罪悪感を覚え、御坂は思わず謝った。

 そして、ツナの携帯に初春から駐車場を位置を添付したメールが届いた。

 

「どうやら、少し距離があるみたいですけど歩いていける距離にあるみたいです」

 

「そうか、すまないね…自分の事に巻き込んでしまったようだ…何か礼をするべきか…」

 

「いえ、白井さんの言葉ですけど、それが風紀委員の仕事ですから…えっと…」(そういや名前を聞いてない!?)

 

「ん?あぁ…そういえば名乗っていなかったね、私は木山、木山春生(きやまはるみ)だ、ただのしがない研究員だよ」

 

 添付された情報を見て、ツナは駐車場の場所を女性に伝える。

女性は笑みを浮かべてから迷惑をかけた事を謝った。すると苦笑しつつ風紀委員として当たり前の事をしたと返す。

 女性の名前を呼ぼうとしたが自己紹介をしていない事に気付き冷や汗を流すツナ。

ツナの様子から理解したのか女性、木山は自身の名前と素性を明かした。

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

学園都市 喫茶店

 

「全く沢田さんときたら隙あらばお姉様に近づくなど…はっ!まさかお姉様に一目惚れして手篭めにしようと画策しているのでは!?」

 

「いやいや、ツナさんに限ってそれはないでしょ」

 

 ツナが通話を切った頃、喫茶店で初春、佐天と共にお茶を楽しんでいた白井は妄想を暴走させる。

 白井の言葉を聞き、佐天は手をパタパタと振ってあり得ないと返した。

 

「なんでそう言い切れますの?沢田さんが人畜無害とは限りませんわ!」

 

「ツナさんはバリバリの草食系ですよ!それに仮にツナさんが御坂さんに手を出そうモノなら電撃が飛んできますよ」

 

「それも、そうですわね」

 

 言い切る佐天に、白井は目を細めて尋ねると手をヒラヒラと動かしツナが御坂に襲いかかる事は無いと言う。

 自分がいつも御坂に電撃を浴びせられている事を思い出して、納得をした。

 

「それよりも、御坂さんとツナさんが一緒にいる人って突然人前で服を脱いだんですよね?」

 

「え?まぁ確かに…そう、言ってましたわね」

 

「それ…脱ぎ女ですよ!」

 

 佐天はゴクリと息を飲んでから白井に尋ねてきた、少し真剣な雰囲気の佐天に、白井は戸惑いながら返すと目を輝かせながら佐天はキッパリと言ってきた。

 

「脱ぎ女って、また都市伝説ですの?ただの露出魔ですわ

まぁ実際に服を人前で脱ぐ人がいたのは驚きですがその程度ですの」

 

「良いんですか?脱ぎ女って伝染するんですよ?」

 

「なん、ですと…」

 

 佐天の話に眉をひそめる白井、そして呆れたように大した問題ではないという。

だが、次に佐天が口にした言葉に白井は驚愕した。

 

「という事はこのまま御坂さんが脱ぎ女さんと一緒にいたら…」

 

「そう、御坂さんも脱ぎ女になってしまうんです!」

 

「そんな、お姉様があちらこちらで肌を…ヴン!ヴン!!」

 

 パソコンをスリープに移行し初春は、息をのんで佐天に尋ねる。

握り拳を作り佐天は宣言をするように言い放つ、白井は御坂が服を脱ぎだす様子を妄想しそれを振り払うようにテーブルへ自身の頭を打ち付けだした。

 

「初春!こうしてはおられませんの!!今すぐにでも脱ぎ女を退治する方法を探し出すのですの!!」

 

「わ、わかりましたから、揺さぶらないでくださ~い、あ~う~」

 

「あたしも都市伝説のサイトを調べてみますね!脱ぎ女の退治するための方法!」

 

「打倒!脱ぎ女ですわ!!」

 

 白井は目を血走らせて初春の肩を掴み、激しく前後に動かしながら頼み込んできた。

ガクガクと揺さぶられ初春は目を回しながら頷く、さらに佐天は悪のりをして脱ぎ女に調べると言い出した。

 二人の協力を得られ白井は咆哮するように叫んだ。

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

「なるほど、君が御坂美琴くんか…よく知っているよ、沢田綱吉くんは…すまないあまり聞いた事が無いな」

 

「あはは、レベル2ですからね…仕方ないと思いますよ…」(まぁ能力者ですらないんだけどね…俺)

 

「そういえば、木山さん研究者って言ってましたけどどんな研究をしているんですか?」

 

 木山の自己紹介を受けツナと御坂はそれぞれに名前を名乗った。

あまり知らないと言われツナは苦笑を浮かべながら答えると、隣にいた御坂が木山に研究について尋ねてきた。

 

「ふむ、あまり詳しくは話せないが主にAIM 拡散力場などを研究している…」

 

「AIM 拡散、力場?」

 

「能力者が無意識に形成している物よ、あまり詳しい事は研究されていないらしいけど」

 

 御坂の質問に木山は、出来るだけ簡潔に説明をする。聞き慣れない単語にツナが首を傾げた、その疑問に対して御坂が答えた。

 

「ふふ、正確に言うのであれば能力者の個々によって拡散力場が違うのさ

例えば電撃使いなら身体から出る電磁波、空力使いなら周囲の気流の変化…学園都市のAIM 拡散力場を調べようと思うなら全ての能力者を調べなくてはならない、これでは詳しく研究しようがないだろ?」

 

「た、確かに…」

 

「あの研究者の方としては能力を無効化する能力ってどう思います?」

 

 御坂の言葉に木山は微笑を浮かべると、捕捉するように言い総人口の大半が学生で様々な能力があるのでは検証するには、範囲が広すぎると言う。

 納得をするツナ、すると御坂は真剣な面持ちで木山に尋ねた。

 

「面白い能力だね、具体的な例はあるかな?」

 

「えっと、聞いた話ですと…電撃が途中でかき消されたり、本当にぶっつりと…ですかね」

 

(それ自分の事なんじゃ…)

 

「ふむ、電撃が効かないのであれば身体がアースのような役割をしているが一番有効なんだが…かき消されるか…エネルギーを遮断…後は催眠による遠隔操作、いやなんらかの信号を送ったのだとしたら…電撃使いには効果が、ん?」

 

「「あ…」」

 

 御坂の質問を笑い飛ばす事無く木山は詳しい情報を求めた。

御坂は言葉を濁しながら木山に説明をする、隣で聞いていたツナはあまりにも感覚的な例えにつっこみを入れた。

 御坂からの情報を聞いて木山はブツブツと電撃が消えた原因を模索していく、その時近くにアイスクリームを持った二人組の子供たちが駆け込んできた。

その子供の一人がバランスを崩しアイスクリームを木山のスカートにぶつけてしまう。

 

「あう…」

 

「ああ、気にしなくていいよ…それより怪我をしなくて良かった」

 

「ご、ごめんなさい…」

 

「そうか、ちゃんと謝れて偉いな…ああ、スカートなら気にしなくていい、脱げば良いから「「ちょっ!ちょっ!!ちょ!!!」」

 

 アイスクリームをぶつけてしまった子供は怒られると思い怯えてしまうが、木山は怒る事は無く子供を心配するように言う。

 心配してくれた事に子供は素直に謝る。木山は優しく笑うと謝罪できる事を褒め、立ち上がればそのままスカートに手をかけ脱ごうとした。ツナと御坂は、声を揃えて木山が脱ごうとするのを止めに入った。

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

「いやぁ、すまないね…スカートを洗って貰うまでやってもらうとは」

 

「気にしないで下さい…なんかもうついでなんで…」(あれだけ羞恥心なく脱がれたらほっとけないっての…)

 

 御坂とツナは木山を連れて近くデパートまで行き、木山をトイレの個室に入れて御坂がアイスクリームに汚れたスカートを洗っていた。

 当然、ツナは外で待機していた。

 

「しかし、なかなか良い息の合い方だ…あれかな阿吽の呼吸というやつかな?」

 

「はい?誰と誰がですか?」

 

「君と外にいる彼だよ…私をここに連れてくる手際といい外で待っているといい、うん良いカップルだ」

 

「いや違いますからツナとはただの友達です!待っているのは貴女を案内するためですから!」

 

 個室の中から木山は御坂に声をかけた。いきなり聞かれ御坂はスカートを絞りながら聞き返すと木山はツナと御坂が良いカップルだと言ってきた。

 恋人扱いを受けて御坂は顔を赤くしながら誤解だと木山に答える。

 

「そうなのかい?じゃあ先ほどいなくなった彼、上条とかいったかな、君は彼が好きなのかい?」

 

「はぁ!?なんでなんですか!私は別に!!」

 

「ほらなんだったかな…好きな相手にもツンツンしてしまう…ツン、バル?ツン、ガラ?ツンドラ…なんか近い気がする…ああ、ツン「違うから!!」

 

 キッパリと言われ木山は意外そうな声を出せば、少し前に別れた上条の事を思い出して尋ねる。

すると御坂は明らかな動揺を見せて答えた。その言葉に木山は思い当たる単語を思い出すように、近い言葉を口にしていく。そしてぴったりの言葉を言おうとした瞬間、御坂の怒号と電撃が放たれると共にトイレの電気が切れた。

 

「おや?」

 

「あ、しまった!」

 

「御坂、木山さん!なんか急に店自体が停電したんだけど大丈夫?」

 

 停電した事に木山は不思議そうな声を出し、御坂は思わず強烈な電撃を出してしまった事に動揺してしまう。

 そこへツナが店内が停電した事を二人に伝える。

 

「ふむ、電気系統のトラブルかな?…む、少し湿ってるか…」

 

「と、とりあえず外に出ましょうか、なんかあったら大変だし…」

 

「そうか、まぁそうだな…すまないが案内をしてくれないか?」

 

「はい!」(これ、やっぱり御坂が何かしたんじゃ…)

 

 戸惑っている御坂の手からスカートを取り原因を考えながらスカートを身に付け、生乾きだと言う事に気付く木山。

 御坂は誤魔化すように木山の背を押してトイレを出ていく、途中でツナとすれ違い木山は駐車場への案内を頼んだ。

唖然としていたツナは急いで追いかけながら御坂の態度から停電の原因が御坂にあるのではとツナは思うのであった。

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

「随分と世話になったね、ありがとう」

 

「いえ、どういたしまして…」

 

「あはは…お気をつけて」

 

 それから駐車場に案内した頃には既に空は茜色に染まっていた。

木山は青いスポーツカーに乗り込み二人に礼を言う、ツナと御坂は木山に振り回され疲れきっており覇気のない乾いた笑みを浮かべながら返した。

 そして木山の車は研究施設に向けて走りだし、その場にはツナと御坂のみが残った。

 

「とりあえず帰ろうか…」

 

「そうね、お疲れ様ツナ」

 

「いや御坂の方こそ…大変だったんじゃない?」

 

「私は、まぁ大丈夫よ…それじゃあね」

 

 疲れきったツナは御坂に笑いかけると、御坂は労うように言葉をかけた。

その言葉に軽く笑いながらツナは洗濯をすることになった御坂の方が大変だったと言う。

 ツナの言葉にトイレでのやりとりを思い出し、若干照れくさそうにしながら御坂は手を振り帰りだした。

その背を見てからツナはよろよろと自宅に向かって歩きだすのであった。

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

翌朝 マンション前

 

 

「あふぅ…眠い…あれ?上条さん?」

 

 朝日が昇り、ツナは登校するためにマンションを出た。するとマンション前で何故かグッタリしている上条を見つけた。

 

「あ、沢田か?はぁようやく帰ってこれた…」

 

「どうしたんですか?ボロボロですよ?」

 

「あぁ、野生のビリビリに出くわしてな…」

 

「ビリビリ?」

 

 所々が汚れている上条はツナを見ると安心したように声を出した。

ツナは上条に近づき分けを尋ねると、上条は疲れきった表情で呟くように答える。

意味のわからない単語にツナは思わず聞き返した。

 

「あ、いやなんでもない…ああ、徹夜だったから今すぐに寝たい、いやそれよりも風呂に入りたい…」

 

「あのぅ…今日、平日なんで今から寝たら確実に遅刻しますよ?」

 

「げぇ…そうだった…はぁ…不幸だ」

 

 聞き返すツナに上条は首を振ってから立ち上がり、欠伸をしながら部屋に帰ろうとする。

寝ていないという上条に酷な話だが今日は普通に授業がある事をツナは伝えた。

 遅刻すると聞き、上条は苦い表情を浮かべがっくりと肩を落とし仕方なくUターンして自身の学校に向けて歩きだした。

 肩を落とす上条に同情しつつツナもまた学校へ向けて歩きだした。

 

ーーーーーーーーーーー

 

「あ、ツナさんおはようございます!」

 

「佐天、それに初春…あれ?なんで少し遠いの?」

 

 登校の途中、ツナは背後から声をかけられた。振り替えるとそこには佐天と初春の二人がいるのだが、何故か二人は距離を取っていた。

 

「気のせいじゃないですか?」

 

「いや、明らかに遠いよね?いったいどうしたの!?」

 

「別に、ツナさんが脱ぎ女になっているんじゃないかなってあたしら思ってませんよ?」

 

「はぁ?脱ぎ女ってそれ都市伝説でしょ?実際にいるわけ…はっ!?」

 

 遠い事を聞かれ、佐天は笑顔で返した。しかし気のせいだと言うには明らかに数メートルは離れていた。

ツナが問いかけると視線を反らしながら返してきた、何故、都市伝説の話をするのかツナは疑問に思ったが昨日、人前で服を脱いだ木山について思い出した。

 

「そうツナさんが出くわしたのは伝説の脱ぎ女!ちなみに脱ぎ女の退治方法は…パンツを被ること…」

 

「はい?」

 

「パンツを被るんです!けど乙女なあたしには出来ない…しかし風紀委員の初春なら快く貸してくれますよ!」

 

「ええっ!?」「はい!?」

 

 佐天はまるで惜しむように言いそしてツナに退治する方法を話す。

しかし、状況についていけていないツナは思わず聞き返した。

すると佐天は改めて言い放ち、自分には出来ないが初春ならやってくれると言う。

 この言葉にツナと初春は驚きの声を上げた。

 

「さぁ、初春!すぐにパンツを脱げ!だけどその前に確認させろ!!」

 

「結局それじゃないですか!?いい加減怒りますよ佐天さん!!」

 

「佐天!落ちついて!ここ通学路だから!?」

 

 佐天は直ぐ様、初春のスカートに手を伸ばし捲り上げようとした。

大義名分のような言い方をしながらもやることが変わらない佐天に初春はスカートを押さえながら叫び、ツナは慌てて止めに入った。

 この騒ぎのせいで、ツナが風紀委員の立場を利用して後輩のスカートを捲ろうとしていたという噂がたったと言う。




見て頂きありがとうございます
それと少し前からやっている次回予告ですが作者としては超電磁砲やリボーン本編のような感じでは無く、アニメ、だかしかしの次回予告のようなSDキャラが動いているイメージで書いてます
だからどうしたと言われたらあれですが、皆様の創造力の手助け出来れば良いかなと思っています
それでは次回予告をはじめます

次回予告

白井「ヌギタテダー!ヌギタテダー!!」

ツナ「白井さん?いったいどうしたの!?」

白井「んはっ!?お姉様への脱ぎ女の治療をした後遺症が…」

ツナ「御坂にやったんだ…それ…」

白井「それはともかく沢田さん?なにやら次回もお姉様と行動するようですわね?なんという羨ましい事ですの!!」

ツナ「それは白井さんが原因というか、なんというか…」

白井「ともかく、お姉様に手を出そう物ならわかってますわよね?」

ツナ「うああ、とりあえず次回!とあるマフィアの平行移動!!」

白井「風紀の時間(ジャッジメントタイム)、ですの!続きの前に拘束した方がよろしいですわね!!」

ツナ「ひぃ!?」

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