とあるマフィアの平行移動(パラレルシフト)   作:梟本つつじ

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二週間近く遅れて申し訳ないです、なんとか書き上げる事ができました


第12話b:譲れぬもの

マンション前

 

 目の前に現れた少女にツナは驚いていた、部屋で待っている筈のユニがこの場に現れたからである。

一方でユニはいつものように優しげに笑みを浮かべるとツナへと近づいてくる。

 するとツナは思わず顔を背けてしまう、理由はツナ自身にも理解出来なかったがなんとなく顔をあわせづらかったからだ。

 

「えっと、この場合はおかえりなさい、というべきなんでしょうか?」

 

「あ、うん…そうなるかも…」

 

 ユニ自身も雰囲気を感じ取ってか、どこか言いづらそうにツナへ声をかけてきた。問いかけに対して答える事が出来たツナであるがそれ以上は何も言えず黙るしか出来ずにいると小さな足音と共にユニが近づいてきた。

 

「隣、良いですか?」

 

「うん…大丈夫、だよ…ユニは寒くない?」

 

「はい、大丈夫です」

 

 柔らかな口調でベンチの隣について尋ねる、ツナが許可をするとポスンと座るユニ。

その時、少しだけ生暖かい風が吹きツナは部屋着のままのユニに声をかける。

 夏場とはいえ日はすっかりと落ちていた為、風邪を引いてしまうのではと心配をするがユニは明るく笑みを浮かべて答えるのであった。

 

「沢田さんは、大丈夫ですか?」

 

「え、俺は寒くは…ううん、大丈夫じゃないかも…」

 

 ユニはジッとツナを見ながら尋ねてきた、周りの気温についてかと考えたが真剣に見つめてくるユニを見てツナは何について聞いているかを理解して、観念したように首を振ってから白状する。

 

「そうですか、私に手伝える事はありますか?」

 

「ごめん、多分、俺がなんとかしなきゃならない事だと思う…けど…」

 

「不安なんですね、正しいかどうかが」

 

 自身の胸元に手を当ててツナへと尋ねるユニ、その言葉に甘えてみたくなってしまうが顔を伏せてからツナは答えた。

すると、ユニはジッと視線を向けてから言葉を投げかけた、その言葉にツナはただただ頷く事しか出来ずにいた。

 

「沢田さん、どれだけ言葉を積み重ねても正しいか間違いかを決めるのは自分自身ですよ

誰から見ても正しいと思える事でもそれを向けられた本人がそれを認めなければ、意味はないんです…」

 

「けどそれじゃあ相手を傷つけてしまうんじゃないかな?…誰にも傷ついて欲しくない、痛いのとか苦しいのとか、そういうのは無い方が良いって思うんだ」

 

「けれど相手に本当に理解して欲しいのならちゃんとぶつかるべきです

例え、どれだけ傷つけても自分が傷ついても本当に大事だと思うならちゃんと手を伸ばすべきです」

 

 ツナを見据えながら強い口調で話すユニ。言葉を理解しつつも自分の意見を口にしていくツナ。

弱腰な返答をしたツナに向けてユニは更に言葉を重ねていく。

 本当に大事、その言葉を聞きツナは小さく頷いた。

 

「うん、不安だけど…やってみるよ、俺もこのままじゃいけないと思うから」

 

「そうですか、良かったです

どうやら力になれたみたいなので」

 

 拒絶される怖さを思いだしながらもそれでもツナは立ち上がろうと決意を固める。

その姿を見て、ユニは先ほどまでの強い表情から一変して顔を緩ませると一息つくように呟いた。

 

「ごめんね、なんか情けない所を見せてさ、なんか俺の家庭教師に叱られてるみたいだった」

 

「家庭教師、ですか?わたしのはお母様の受け売りを言っただけなんですけど…

そんなに似てました?」

 

「いや、全然似てないよ…本人は乱暴なとこあるけど、最後に俺に決めさせる感じがなんとなくそう思えただけ」

 

 苦笑をうかべながらツナは謝罪の言葉を口にすれば、少し照れくさそうに呟くとユニは不思議そうに首を傾げ先ほどの言葉をもらった相手を考えつつ、改めてツナに尋ねる。

 すると、ツナは首を振ってから小さく呟けば言葉を濁しながらも答えた。

 

「そうなんですね、なんだか嬉しいです…沢田さん、その家庭教師さんを信頼している感じがしてます

その人と同じような事が言えた事がとても嬉しいです」

 

「大げさだよ、それよりもユニはどうして俺の考えがわかったの?」

 

 表情をにへらと緩ませながらツナの信頼している相手と同じことが出来た事を話すと、苦笑をしながらツナは答えると不意に気になった事を尋ねた。

 

「一目見ればわかりました

沢田さんは、結構わかりやすいですので」

 

「うえっ!?」

 

「冗談です、以前γが教えてくれたのですが男ってのは女の前じゃ無駄に強がって弱みを見せねぇから、そういう時はきっぱり言ってやれ、って言っていたので」

 

 キョトンとした表情を浮かべるユニはさらりと答えた。自分では精一杯隠しているつもりがバレバレだと言われツナは大げさに驚くと、人差し指を立ててユニは答えてから自分が気づけた訳について話し出した。

 γの口調を真似るユニを見て、ツナは微笑ましさを感じた時、ツナの視界にが見覚えのある光が見えた。

 それは空に向けて走る赤い光、それは獄寺が匣兵器で放つ『赤炎の矢』であった。大抵の問題なら身体能力と火薬を調整し殺傷性を低くしたダイナマイトでなんとかすると言っていた事をツナは思いだし、獄寺の身に何かあったのだと理解して立ち上がる。

 

「ユニ、俺…行ってくる」

 

「はい、それじゃあご飯を作ってまってますね?遅くなるって聞いていたからまだ作ってなかったんですよ」

 

「わかった、お願いね」

 

 Xグローブと匣を携えツナは獄寺の元へと向かう事を決める。向かおうとしているツナに向けて心配などしていないようにユニは部屋に戻っている事を伝えた、いつも通りの言葉だが帰ってくる事を信じているユニに向けてツナは短く答えれば、光が見えた方向へと走り出すのであった。

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

空き地

 

 時間を数分程遡り、白井と対峙した獄寺が嵐のボンゴレリングに死ぬ気の炎を灯し手にした匣に炎を注入する。

匣が開くと獄寺の腰に複数の匣が連なったベルトと左手に口を大きく開いた髑髏のデザインの手甲が装着された。

 

(あの箱らしきものに入れたように見えた、しかも装備にも同じ色の炎が灯っている…動力源のような物?)「沢田さんの能力について知っているという言葉はブラフではなかったご様子ですね

あれだけの心酔っぷりなら沢田さんを守る為に口八丁をするとも考えてましたが、杞憂だったですの」

 

「コイツについて話さないとは言ったけど、オレが使えないとは言ってねぇからな

それにてめえと当たるのに手の内を隠しとくのは、フェアじゃないだろ?」

 

 獄寺の装備を見ながら白井は冷静に死ぬ気の炎について解釈を考えつつ、余裕を見せるように呟くと獄寺は煌々と燃え上がる嵐の死ぬ気の炎を見せながら答えると白井に向けて砲口を向けた。その瞬間、赤い光が砲口の中へと収束していく。

 

「ついでにコイツの威力も知っとけ!!赤炎の矢!」

 

「っ!?」

 

 足を踏み締めた上で獄寺は赤い炎を撃ち放つ、放たれる赤い炎は白井の頭上を通り上空へと駆け上がっていく。

 体勢から自分を狙ったものでは無いと理解していた白井だが放たれた一撃の威力に驚きを隠せずにいた。

それは威力もそうだが、白井が驚いていたのは獄寺が勝負事での基本、初手を外した事が理解出来ずにいた。

 

「どういうつもりですの?今の一撃…当たるつもりなど毛頭ありませんがそのダイナマイトと併用すれば仕留めるまではいきませんが、私に手傷を負わせる事が出来た筈ですの

まさか…私がその武器に臆して敗けを認めると思っておりますの?」

 

「いや、そんなつもりはねぇよ、お前がビビる奴じゃないってのは戦う前からわかってた事だ

けど、敗けを認めさすのに叩き潰すだけじゃねぇって考えただけだ」

 

「そうですの、ですが…こちらとしては容赦はしませんの!!」

 

 空を翔る光を横目に見ながら白井は呆れたように言えば、獄寺の真意を問い質す。

出会ってから白井の性格をある程度、理解していると答えてから自分の意思を話す獄寺。

 その言葉は、白井を傷つけるつもりがないという意味だと受け取り白井は強く踏み出すと瞬間移動で、獄寺の前から姿を消した。

 次の瞬間、獄寺の真上に鉄柱が出現し降り注いだ、数の多さと頭からの距離からダイナマイトでの迎撃を止めた獄寺は、急いで飛び退き白井の姿を探すと空き地の端に置かれた廃材の側に白井を見つけた。

 

「あまりエレガントなやり方ではありませんが、武器を使うのでしたらこちらもそれなりの物を使用しますわ!」

 

「っ!させっか!ロケットボム!!」

 

 廃材に触れると重たい廃材は一気に獄寺の真上へと移動する、地面に突き刺さる鉄柱を避ければ白井をその場から移動させようと砲口を構えるが、白井の背後にマンションが見え瞬時にダイナマイトへと切り替え投擲するが、白井は着弾前に移動し既に地面に突き刺さっている鉄柱を足場にして獄寺に向けて跳び蹴りを放ってきた。

 掠りながらも攻撃を避けた獄寺が反撃をしようとするが白井はすぐに地面を蹴って移動し、的を絞らせないように動いた。

 

「っくそ!ちょこまかと!!」

 

「その武器、中遠距離なら効果を充分に発揮するでしょうが、障害物がある状況かつ私のような空間移動系には相性が悪いですわ!」

 

「余裕あるじゃねぇか、てめえの攻撃はまだ当たってねぇのによ」

 

「ええ、更に言えばこれは余裕では無く確信です

その武器は恐らく単発式、鉄柱を凪ぎ払うのは不可能、火薬を絞ったダイナマイトでは鉄柱を破壊するどころか地面を抉る事も不可能ですの」

 

 白井の位置を予測しようとするが縦横無尽に鉄矢と格闘術で攻められ獄寺は防戦一方だった。

 攻撃を仕掛けながら白井は自分が獄寺を追い詰めている事を告げていく。

獄寺はそれを遮るようにロケットボムを放つが白井を捉える事は出来ずにいた。

 

「っふ!!」

 

「がっ!?」

 

 白井は鉄柱の上から獄寺の懐に飛び込めば防御が遅れた腹部に肘打ちを叩き込む。

飛び込んだ勢いのままに打撃を打ち込まれた獄寺は大きく吹き飛び鉄柱へと叩きつけられた。

 

「私としても叩きのめす以外で決着を着けたいと思っていますの

どうです?まだ続けるおつもりですの?私はその能力の詳細さえわかれば十分ですわ」

 

「げほ…当たり前だ…」

 

「いくら沢田さんの為とはいえ、少し考えればわかる話しですの!今はレベルアッパーによって起こる事件が多発している

貴方がたの能力ははたから見ればレベルアッパーの効果によって付与された能力とも認識されてしまいますの!

その潔白を証明するには少なくともその能力について教えてもらわなければなりませんの…そうしなければ…」

 

 連続跳躍による疲労から息を切らしながらも白井は鉄柱にもたれかかる獄寺に向けて言い放つ。

 しかし、咳き込みながらも獄寺は提案を断った、力の差を見せて更に妥協の案を提案したにも関わらず折れる事が無い獄寺に、白井は声を上げて言い放つ。そして最後にはその顔を俯かせてしまう。

 今、言った言葉は半分は建前だった、本音を口にするならこのままわからないままでいたら、いずれツナ達を疑ってしまいそうだったからだ。

 

 白井自身、ツナや獄寺にキツイ言い回しをするが嫌っている訳ではない。そこらの有象無象の男性に比べたらまだ信用できると認識していた。

 更に言うならば、このまま秘密にしていたらいずれ御坂や初春たちもツナ達の能力に気付いてしまう。

そうなれば問い質す訳にはいかない、あまり親しみのない自分ですら苦虫を噛み潰し後味の悪いのに、心優しい彼女達が同じ事をしたら傷になってしまうと考えたからだ。

 だからこそ白井はここで折れる訳には譲るわけにはいかなかった。

 

 だが、それは獄寺も同じであった。白井の提案を聞いた時、死ぬ気の炎を隠すと決めた時にツナが呟いた言葉を思い出した。

 

友達だから隠し事せずにいたい

 

 それはツナが誰も悪くないと悲しげに呟いた時に一緒に言っていた言葉だった。

獄寺はその言葉に強い罪悪感を感じていた、自分のような人間にすら信頼を寄せるツナがこの世界に来て知りあった信頼できる人々に隠し事をさせるなんてどれだけツラい事なのだろう。

 技術を守る手段とはいえ、自分が信頼を寄せる相手に押し付けた責任を取らなければ獄寺はそう考え、譲る事はできないと提案を突っぱねた。

 

「たとえ、誰にどう思われようが…オレが!破る訳にはいかねぇんだ!」

 

「そう、ですの…なら!貴方を打ち倒して沢田さんに直接問い質しますの!」

 

 足を踏み締め砲口を白井に向けてから吼える獄寺、その強い眼差しに白井は倒す他にないと決め近くの鉄柱を獄寺に向けて送り飛ばした。

 

落ちてくる鉄柱に獄寺は砲口の向きを変更し鉄柱へと赤炎の矢を放つ。

分解する特性を持つ嵐の炎は鉄柱を呑み込むと同時に塵へとかえていった。それと同時に獄寺は自身の右側にミニボムを機雷のようにバラまいた。

 それは獄寺が見出だした打開策であった。鉄柱を背後にした事により格闘術や遠隔攻撃の可能性を低くし、右側への爆撃により白井の方向を一つに絞る事にした。

 獄寺の意図は白井も理解しており、その誘いに乗り獄寺が誘導した方向へと跳び鉄矢を指に挟み相手が放つ前に飛び掛かった。

 

 白井が飛んだのと同時に獄寺の砲口が向けられた瞬間であった、二人の間にオレンジ色の炎が巻き上がり、二人の手が力強く捕まれた。

 

「そこまでだ…」

 

「十代目…」「沢田さん…」

 

 捕まれた手を振り払おうとしたが聞こえてきたツナの声に二人はその動きを止めた。

二人が止まった事を確認してからツナは手を離すと額に灯していた炎を消してから白井へ向き合った。

 

「二人とも、戦いを止めて欲しい、お願いだから」

 

「十代目…すみません…オレ」

 

「いいんだ、元を辿れば俺がバラしたんだから…」

 

 白井へ視線を向けながら後ろにいる獄寺に声をかけるツナ、このままバレる事なく終わらせようとしていたのに結局の所、ツナの介入をさせてしまった事に頭を下げる獄寺。

 しかしツナは決して責めるような言葉はかけずに決めたように白井へ視線を向けた。

 

「沢田さん…」

 

「白井さん、ごめん…謝る事が多すぎて何を言えばいいかわからないけど…まずはそれだけ言わせて欲しい

その上で聞いて欲しいんだ…この力と俺達について…」

 

 ツナが現れた事に白井は驚きつつも鉄矢をしまう、するとツナは頭を深く下げて、その上で自身や獄寺について話すと言い出した。

 突然の言葉に獄寺は止めに入ろうとしたが、ツナの覚悟に満ちた表情から言葉を呑み込み成り行きを見守る事にした。

 

 それからツナは、死ぬ気の炎、リング、そして自分や獄寺、山本の三人が別の世界、平行世界からきた異邦人である事を包み隠さずに話した。

そして、その上で自分達とレベルアッパーが関係ないと白井にむけて語っていく。

 

「荒唐無稽…あり得ない話ですの…別の世界だなんて…どう信じろというのですの?」

 

「…ごめん」

 

「どう言おうが、俺達がこの世界の人間じゃねぇとしか言える証拠はこの死ぬ気の炎と匣兵器しかねぇ」

 

 白井は混乱しかけている頭を整理しながら呆れたように呟く。

謝るツナと開き直って説明をする獄寺にため息しか白井は出せずにいた。

 

「本来ならば…風紀委員として報告するべきですが、こんな内容…良い精神科を案内させられるレベルですの…

ただ、貴方がたがレベルアッパーとは無関係、というのは理解しました」

 

「白井さん…ありがとう!」

 

「理解をしただけですの!それに、私がわかっても貴方がたはこの世界の貴方がたとして…なんかややこしいですの…

ともかく、今まで通りに過ごして下さいまし

…ただ、初春とお姉様、更に佐天さんには本当の事を話して貰いたいですの」

 

 白井は咳払いをしてから、改めて取得した情報を報告する必要が無いことを話し、事件とツナ達が無関係だと判断した。

 礼を言うツナに白井は慌てて返せば、自分やツナに近しい人物には真実を伝えるべきだと話した。

 

「わかってる…それも俺がちゃんと伝える」

 

「その言葉は信じますわ、私はこれで戻りますの…沢田さん、ついでに獄寺さんもこれからよろしくお願いいたしますの」

 

「うん」「俺はついでかよ」

 

白井の頼みにツナは真剣な表情で頷けば、白井ら優しげに笑みを浮かべた上で丁寧にお辞儀をする。

頷くツナと悪態をつく獄寺を見ながら白井は自身の鞄を回収し、そのまま空間転移でその場を離れ、空き地にはツナと獄寺が残った。

 

「獄寺くん「すんませんした!?十代目!!」

 

 声をかけようとした瞬間、ツナの言葉を遮るように獄寺は頭を下げた。

言葉の勢いからツナは思わずたじろいだ。

 

「俺が余計なことしたばかりに、お手数をかけてしまい情けない限りです!!」

 

「ううん、獄寺くんはこの世界と元の世界を考えていたんだ

むしろ破ったのは俺の方だよ、そのせいで佐天を傷つけた…」

 

「十代目…」

 

「けれど、うじうじ考えていても解決しない…佐天とはもう一度向き合うつもりだから

獄寺くん…頼りなくて約束を破っちゃった俺だけどさ…元の世界に戻るまで力を貸してくれるかな?」

 

「もちろんです!これからも右腕として力を尽くします!十代目!!」

 

 騒ぎを起こした事について謝罪をする獄寺に、ツナは首を振りつつ肩を落とす。

しかし、そこからもう一度立ち上がる事を宣言し、獄寺に改めて協力を頼み込むツナ。

 獄寺は表情を明るくして頷けば改めて答えるのであった。




次回予告

白井「平行世界に死ぬ気の炎…下手なSF小説ですわね…」

獄寺「まだ言ってんのか、しつけぇな…」

白井「こちらとしての不安が解除されたのは嬉しいですし、立場もハッキリしましたから良しとしますの」

獄寺「はぁっ!?いつ立場が決まったんだよ!!」

白井「私は貴方では無くても事情を知る事が出来ましたし、何より先ほどの勝負、明らかに私の勝ちですの!
ならば貴方は下、私は上!これからは白井様と呼ぶですの!」

獄寺「あ!?んな訳ねぇだろうが!!事情については仕方ないが、勝負はまだついてねぇだろうが!!」

白井「ほほほ、沢田さんが助けにきた時点で貴方の負けは決定的ですの!
それでは負け犬さんは次回予告をしてて下さいまし」

獄寺「てめぇ、このやろう!戻ってきやがれ決着をつけてやらぁ!!
次回、とあるマフィアの平行移動!第13話:つながり
出てこいやちび女!?」
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