アニメのAパート的な感じで進めていきます
その方が自分的にはやる気が落ちないかなという考えで、もし切らないで一つにまとめろという意見があれば少し考慮します
それでは第3話を読んで欲しいです
ちなみに時系列はとある科学の超電磁砲の二話の前日になります
ツナ自室
「あれ…もうないや…」
備蓄されているインスタント麺の在庫を見て、ツナは呟いた。
学園都市に来てから一週間、未だに元の世界に変えるように兆しも無く風紀委員として活動をしていた。
そんな中で食料がなくなった事に気付いた。
「外食、いや…それはけっこうかかるよな…一応節約はしとかないといけないし」
ツナは手頃な解決手段を取ろうとしたがすぐに首を振り自分に言い聞かせるように言い、テーブルの上に視線を向ける。そこには一枚の手紙が置いてあった。
ーーーーーーーーーーーー
風紀委員177支部
「買い出し?良いですよどんなのが必要なんです?」
「えっと日用品とか食料とかかな」
風紀委員支部に遊びにきた佐天は、ツナが買い出しに行きたいという話を聞いて任せるように胸を張り名乗りでてきた。
「それよりもなんで佐天さんは風紀委員の支部に来ていますの?関係ない方は来ないで欲しいですの」
「まぁまぁ、良いじゃないですか!それにツナさんの話を聞いていたらいつの間にか着いてしまったのですよ」
和気あいあいと話す二人に白井はため息まじりに佐天へ注意を促す。
すると佐天は、支部に来たのは不可抗力だと肩を竦めてわざとではないと言ってきた。
「はぁ、そういう方便はあまり好ましくありませんですの」
「あはは、白井さん…佐天さんはそういう人ですから…あまり聞いてはくれませんよ?」
「流石、初春!お礼に今日の色を見てしんぜよう」
「それはお礼じゃありませんから!?」
口八丁の佐天に白井はあきれたようにため息をつく、そして支部の奥でパソコンを操作していた初春が苦笑を浮かべながら言い含めるのは諦めるべきだと言ってきた。
佐天は指をならして答えれば手をわきわき動かし、初春のスカートに手をかけた。
座っていた事もあり、初春はなんとかスカートを捲れないように防ぐ事が出来た。
「まぁ今日は、緑の縞パンなのは知ってるんだけどね」
「いつ見たんですか!?というかバラさないで下さいよ!ツナさんに聞かれているじゃないですか!!」
「……」
防がれたが佐天は特に悔しがる事なく下がると離れ際に初春の下着の色をバラした。
色を言い当てられ、初春はスカートを更におさえつけてツナに聞こえるような言い方はしないで欲しいと佐天に言う。
下着の話題についてツナは出来るだけ聞かないようにして視線を反らした。
「とりあえず明日はツナさんの買い出しを手伝うのに初春も一緒にいく?」
「なんで私もなんですか?一応非番ですけど」
「ほら、ナビ役がいると何かと楽じゃない?だから頼むよ初春」
「もう、わかりましたよ…それでどこに集まるんですか?」
反省そぶりもなく、佐天は初春に尋ねてきた。首を傾げつつ初春は明日は空いてあると答える。
すると佐天は笑いながら当日、買い物で巡る店をピックアップして欲しいと頼んできた。
佐天の言い分に渋々納得をすれば初春はどこに集まるかを尋ねる。
「そうだなぁ、とりあえず校門前に集合って事でツナさんもそれで良いですか?」
「うん、それについては問題ないよ」
「買い物に行くのは構いませんが、お三方、あまり夜更けまで彷徨くのは控えめにしてくださいね?
最近、何かと能力者が起こす事件が増えてきてますので」
集合場所について佐天はメンバーを考えてから集まり易い柵川中学の前に集合することを決めて、ツナに確認をとる。
同行してもらう為、佐天の提案に反論をせずにツナは答える。すると白井が遅くならないように忠告をしてきた。
「わ、かりました、気をつけて行ってきます」
「なんだか、お母さんみたいだね白井さん」
「こんな大きな子供はいりませんわよ、沢田さん風紀委員であると同時に男子であるのですからしっかりするのですのよ?」
「は、はい…気を付けます…」
白井の忠告に、元気良く返答し初春に明日巡る場所の相談を始めた。
その様子をため息まじりに見ている白井を見て、ツナは思わず呟くと白井ははっきりと答えて佐天と初春を護るように厳しい目で言いつけてきた。
白井の言葉にツナは冷や汗をながしながら頷いた。
ーーーーーーーーーーーー
次の日 柵川中学前
「初春たちはまだかかるのかな…それにしても普通の授業でもわからないのに、超能力の授業はもっとわからない…なんだよ、自分だけの現実(パーソナルリアリティー)って…はぁ」
授業が終わり、放課後を迎えた。一足先に校門前に着いたツナはため息まじりに今日の授業を思い返した。
基本の五科目に加えて学園都市のみのカリキュラム、超能力座学。そして超能力を扱うのに必要な技術というよりも発想に近い考え方の自分だけの現実。
ツナは、教科書を見ながらげんなりした表情を浮かべる。元々勉強が出来なかった為多少答えられなくても笑い話で済んだが担当教師から明日も答えさせるから予習しておくようにと言われ仕方なく目を通していたが、さっぱり理解出来ず更にため息をついた。
「何してるの?」
「んな、御坂!?なんでここに?」
教科書に集中していた為、周りを気にしていなかったツナは背後から声をかけられ驚きながら振り替えるとそこにはツナの驚きっぷりに逆に驚かされた御坂の姿があった。
「えっと、昨日黒子から初春さん達と一緒に買い物に行くって聞いたから私もついて行こうと思ってね」
「え!?なんでまた、それに白井さんはこの事知ってるの?」
「黒子?知らないわよ、今日は黒子に内緒で来てるの…ちょっと協力して貰いたくて、ね」
「協力?いったい何をするつもりなのさ…」
「そんな変な事じゃないから安心して、大丈夫よちゃんとツナの買い物にも協力するから」
御坂は戸惑いながらもここへ来た訳を話し始める。お嬢様学校の御坂がどうしてそんなことをするのか理解出来ず、ツナは思わず聞き返し辺りを警戒した。
初めて会った日に名前呼びされた事が原因でツナは白井から個人的にマークされており、もしも自分の許可なく御坂と会った場合には高層ビル並みの高さからフリーフォールすると密かに耳打ちし脅されていた。
しかも上位の空間転移者である白井なら決して死ぬこと無く、死よりも恐ろしい体験が出来ると言っていた為にツナの恐怖心は倍増していた。
しかしそんなことを知るよしもない御坂は髪の毛を弄りながら照れくさそうに話してきた。
ツナは出来るだけ早めに済ませて欲しいと苦笑いを浮かべながら尋ねると、御坂は買い物する時間がなくなるのではと予想して自分も買い出しに協力すると言ってきた。
(出来れば一緒にいない方が俺としては、安全なんだけど…なんかほっとけないし)「俺のはただの食料の買い出しだから先に御坂の用事から済ませようよ、なんだか難しそうな感じだから」
「ツナさーん、お待たせしました…って御坂さん?うそ!なんでうちの中学に!?」
「さ、佐天さーん、置いてかないでくださーい…」
御坂はの表情から本当に協力が必要性なんだと感じて、ツナは自分の用事について話してから御坂の方を先に終わらせようと提案した。
その時である、校舎から佐天がツナの名を呼びながら駆け寄ってきた。そして近くまで来て御坂の姿を見つけツナと同じように驚きを見せた。その後ろの方では初春が息を切らせながら走って来ていた。
そして、下校途中の生徒達の視線が徐々にツナ達に向けられていく。
「とりあえずここじゃ不味いから移動しよう!」
「そうですね、初春、キツイだろうけどもう少し頑張って!」
「ふえ?なんで…ってああ、置いてかないでください-…」
「えっ?ちょっといきなりどうしたの?」
常盤台の制服と御坂という名前で注目を受け始めツナは佐天にこの場を離れることを提案する。
周りの空気を感じとり提案に乗れば、息を切らしている初春に声をかけてツナについていくように、御坂の背中を押してこの場を離れ出す。
そして息が絶え絶えだった初春は離れていく三人を追いかけていった。
ーーーーーーーーーーーーー
御坂を連れて柵川中学を離れたツナ達は、街中へと入りそこで止まる事にした。初春もなんとかついてきているがまるで産まれたての子鹿のように足が震えていた。
「ここまで来れば安心ですかね…」
「た、多分…」
「二人とも大袈裟ねぇ、ちょっと目立った程度じゃない」
佐天とツナは息を切らしながら、周りを確認して呟く。そんな二人に御坂は軽く笑いながら気にしすぎだと言ってきた。
「甘いですよ!御坂さん!うちみたいな地味な中学に常盤台でしかもレベル5の御坂さんが来たなんて聞いたら、それはもう大惨事になりますよ!!」
「御坂の名前を呼んだのは佐天だけどね…結構大声で」
「うぐ…とにかく、御坂さんは目立ちやすいんです!」
呑気な事を言う御坂に佐天はビシッと指を突きつけていい放つ、しかしツナのツッコミに言葉を詰まらせてしまうが、気を取り直して改めて言い放つ。
「そんなものかな?自分じゃそうは思わないんだけど…」
「初春を思い出して下さい!初対面でのガチガチっぷりを!大抵の人はああなりますから!更に言えばコアなファンにはもう我を忘れるくらいの事なんですから!」
「それは嫌ね…あれ?そういえば初春さんは?なんだかさっきから見当たらないんだけど…」
「「え?」」
佐天の言葉に大袈裟だと苦笑しながら頬をかく御坂。すると自身の人気をいまいち理解していない御坂に、佐天は強く熱弁をしてきた。
我を忘れると聞き、御坂は身近の要注意人物を思い出して冷や汗をかく。その時、ツナ達の背後に初春の姿が無いことに気づいた。
御坂の問いかけに佐天とツナは同時に振り替えると地面に倒れている初春がいた。
「初春!?ちょっと大丈夫?」
「はーい、大丈夫ですよー」
「大丈夫じゃない、それは絶対に大丈夫じゃない奴だから出ちゃいけないものだから」
佐天は慌てて初春を抱き起こすと、初春の口から何か白いモノが出て本人の代わりに返答をしてきた。
花飾りを乗っけた白い塊にツナは慌てながらツッコミを入れる。
「とりあえず日陰と何か飲める場所に行くわよ!?」
「はっ!初春の頭の花に水をやれば復活するのでは!?」
「いや、そんな訳ないから!佐天落ち着いて!とりあえず運ばないと!」
初春の白い塊を見て、御坂も事の重大さに気付き慌てながらも近くの店を指す。
水という単語に佐天は握り拳を作って提案をしてきたがツナは素早く否定して、落ち着くように言えば初春を抱えて御坂が指した方向へ駆け出し、佐天もそれに続いた。
ーーーーーーーーーーーー
「ぷはーっ!生き返りました!」
「「「それは良かった」」」
喫茶店に入り水を受け取った初春はそれを一気に飲んでから元気に答えた。
一方で、ドタバタしていた三人は疲れたようにテーブルにそれぞれ突っ伏しながら答えた。
「とりあえず、今後は私たちの誰かに連絡してからにしましょうか…」
「そうね…その方がマシだと理解したわ…」
「それって御坂さんの連絡先を交換するって事ですか!?い、良いんでしょうか…」
「いや、絶対必要だから交換しとこ」
腕を伸ばしながら佐天は向かいに座っている御坂に言うと手を組みその上に額を乗せている御坂は同意を口にした。
一人だけ元気になった初春は、御坂の番号を教えて貰える事にウキウキしながら尋ねると向かいのテーブルに額を押し付けながらツナは苦笑を浮かべながら答えた。
「それで御坂はどうして校門の所にいたんですか?」
「え?あぁ、忘れてた…実は」
手早く連絡先を交換してから佐天は御坂に改めて校門前にいた訳を尋ねる。
最初は不思議そうな表情を浮かべていた御坂だが、ふいに思いだし佐天達に訳を説明していく。
「「「プレゼント?」」」
「そう、明後日なんだけど黒子とルームメイトになってから1ヶ月になるのよ…多分黒子も用意してると思うのよね、絶対にロクなモノじゃないと思うけど」
「流石に白井さんだってそれくらいの分別はあると思いますよ?…多分…」
「そこは自信持とうよ初春…」
声を揃えて三人は問いかけると御坂は頷いてから、数日先の記念日について話し白井の性格を予測して遠くを見ながら断言をした。
同じ風紀委員として初春はフォローを入れるが、白井の御坂への好意の表し方を思い出して目を背けてしまう。ツナは苦笑を浮かべながら呟いた。
「というか、白井さんとあたしらと同い年ですよね?なんで御坂さんのルームメイトなんです?学年が違っていてもなれるもんなんですか?」
「始めは違う人だったんだけどある日、いきなり黒子に変わったのよね
本人は話し合いで変わってもらったって言ってたわ」
(脅したな、多分だけど)(絶対話し合いじゃない気がする)(相手の人、可哀想に…)
佐天はふと疑問に思った事を尋ねると御坂は白井とルームメイトになった時の事を語っていく。その話にツナ、佐天、初春はそれぞれに思うのであった。
「という訳で黒子のプレゼントを一緒に決めて欲しいんだけど良いかな?」
「えっと…」
「そのぅ…」
「俺は大丈夫だよ、御坂の用事の方が大切だからね」
話を終えてから御坂は佐天達に協力を頼み込む、佐天と初春はそれぞれ顔を見合わせてツナの方を見る。
するとツナは軽く笑いながら御坂の用事に協力すると答えた。
「わかりました、そんじゃ最高のプレゼントを用意しようじゃありませんか!」
「はい!私も微力ながらお手伝いします!」
「みんな、ありがとう…」
ツナの言葉に佐天と初春は意気揚々と御坂に協力する事を告げた、快く了承してくれたことに御坂は礼を言う。
ーーーーーーーーーーー
方針が決まりその後、喫茶店を出てから御坂達は百貨店へと向かった。
「ちなみに御坂さんはどんな物を贈りたいと思っているんですか?」
「黒子が喜びそうなモノがいいんだけど」
「なんか、なんでも喜びそうですよね…自販機の缶ジュースとかでも…」
「「あり得る…」」
小物などが売られているフロアへとやってくると佐天は手近な物を見定めながら御坂に尋ねる。
御坂は顎に手を当てながら、理想を口にするが初春の呟いた言葉にツナと佐天は声を揃えて納得をした。
「とりあえず私達でそれぞれ白井さんが気に入りそうなモノを持ってきて、それを御坂さんに選んで貰うのはどうでしょう?
時間はきっかり一時間、集合場所はここという事で」
「それいいね、んじゃあたしはあっちを見てくるから」
「うーん、白井さんの気に入りそうなものか…」
思考を巡らせていた初春は、一つの提案をしてきた。初春の案に佐天は笑みを浮かべながら答えるとキーホルダーなどが並んでいる場所へと向かっていき、ツナは悩みながらアクセサリーがある方へと向かっていく。
「それじゃあ私も探してきますね?あ、御坂さんはここで待っていて下さい」
「あ、うんわかったわ」
残された初春は、御坂に笑顔を向けて言えば小物が売っている場所へ向かっていった。
残された御坂は他に何か良いものが無いか、少し前に通り過ぎたブティックへと戻っていき探し始めるのであった。
日毎に増えていくお気に入りを見て、リボーンととあるを受け入れてくれる方がいるのは嬉しいと思ってます
いつも読んで頂き誠にありがとうございます
第3話bの執筆に取りかかるのでしばしお待ちあれ