そして良いネタが降ってきたと思ったらかなり後の話だった、それが私のよくやらかす事です
時系列がまだ二話なので少し話しのペースを上げるべきかと考えつつ投稿します
作者として、日常場面で一番絡ませ易いのは佐天と初春です、御坂さんは旦那の影がちらついてあんまり絡ませて上げられてないなと思う今日この頃です。
御坂と白井の記念日の為にプレゼントを選ぶ事になったツナ達は一時間後に集合という決め事をし、それぞれに別れて行動し、一時間が経過した。
「みなさん、決まりましたか?」
「この場合は誰から発表する?なんかみんなほとんど同じ時間だったみたいだけど」
「それじゃあ、あたしからいっきます!あたしが選んだのはコレだ!」
全員が集まった事を確認し、初春はそれぞれに呼び掛ける。そしてツナが不思議そうにしながら発表する順番について聞いてきた。
すると佐天が真っ先に手を上げてから、小さなキーホルダーを見せてきた。
それは御坂が好きなゲコ太と似たようなデザインのマスコットであった。
「それはピョン子!?嘘、なんでここに?」
「えっ?御坂さん知ってるんですか?なんか御坂さんが持ってるゲコ太ってキャラに似てるから白井さんにぴったりかと思ったんですけど…」
マスコットにガッと詰め寄り御坂は驚きの声を上げた。佐天は不思議そうにしながら、デザインが似ているから御坂も白井も喜ぶのでは無いかと答えると御坂は唸るような声を出し始めた。
「お願い佐天さん!このモデルは持ってないの!黒子にプレゼントするくらいなら私に頂戴!!」
「あぁ…これは…」
「御坂のプレゼントになったね…」
佐天の手を握り懇願する御坂に、初春とツナは顔を見合せてから白井のプレゼントにはならないだろうと頷きあい、マスコットことピョン子は御坂の手に渡る事になった。
「まぁ仕方ないっか…それじゃあ次はツナさんと初春、どっちからにする?」
「あ、それなら私がいきます、私が選んだのはコレです!!」
喜ぶ御坂を横目に、佐天は初春とツナにどちらがプレゼントを発表するか尋ねる。
すると初春が名乗り出てから選んだプレゼントを見せる、それは可愛らしいデザインの手帳だった。
「へぇ、結構良いじゃん、書き込むスペースとか大きいししかもペンを差し込む場所もある」
「たしかに、風紀委員の仕事をしてるとメモを取ることがあるから便利かもね」
「えへへ、白井さんとは長く組んでいますから任務中に良く書き込みをしているのを見かけるんですよ」
機能が充実している手帳に佐天とツナはこれを選んだ初春のセンスを称賛する。
しかし、御坂はどこか難しそうに悩んでいた。
「ねぇ初春さん、黒子が書き込んでいた手帳の色、赤色じゃなかった?」
「?はいそうですけど、御坂さん?」
「前に私は黒子の手帳を見た事があったんだけど…書いてあったのは私とのデートプランとか、まぁ色々の悪事だったわね」
「うわぁ…」
(内容は詳しく聞かない方が良いかも…」
悩んでいる御坂は、初春に確認するように尋ねてきた。初春は不思議そうに首を傾げて答えると御坂は疲れたようにため息をついてから、白井の所持していた手帳の中身を話していく。
欲望まみれの内容に佐天は、引くような声をだしツナは目を反らして追求するのを止めた。
「まぁ、黒子自身に問題はあるけど、初春のプレゼントを変な事には使わないと思うしこれはアリじゃないかな?」
「ツナさんはどんなのを選んだんですか?」
「俺はこれかな」
御坂は、受けとる本人にツッコミをいれたいがそれでもプレゼントは良いものだと称賛する。
初春は喜びつつツナにプレゼントは何を選んだかを尋ねる。
ツナが自信無さげに出したのは、黒い猫のワンポイントが入ったリボンであった。
「女の子にプレゼントなんてした事なかったから、これくらいしか思い付かなかったよ」
「へぇ、可愛いじゃないですか!」
「私もアリだと思いますよ、御坂さんはどう思いますか?」
「良いんじゃない?黒子っていつも同じリボンしてたりするからたまには良いんじゃないかな」
ツナは自信が無いと苦笑を浮かべながら言うと、御坂達はそれぞれに称賛をした。
特に反対する事がないのにツナは安堵の息をはいた。
「それで御坂さんはどんなプレゼントにしたんですか?」
「私はこれかな、結構可愛いと思うんだけど…」
ツナのプレゼントに場が盛り上がった所で初春は、御坂がどんなモノを選んだかを尋ねる。
御坂ははにかみながら、一枚のTシャツを見せてきた、そのTシャツは『USA』という文字と共にカラフルなウサギっぽい絵柄がかかれていた。
「…」「…」「…」
「ツナさんと初春のどちらかですかね」
「あれ!?」
「私はツナさんのが良いと思います」
「ねぇ、ちょっと!?」
「初春のも悪くないと思うよ?」
「私のは?ねぇ!?」
Tシャツのデザインに三人は言葉を無くし、佐天は話題を変えるように言い出す。そして感想を求める御坂に答えずツナと初春は、お互いのプレゼントを称賛しあった。
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「あー、御坂さん?そろそろ機嫌を直してもらえません?」
「どうせ私のセンスは子供じみているわよ…」
「「あはは…」」
結局、御坂が決めた方が良いということで、御坂はツナと初春のを両方選び、下の階の喫茶店で休憩を取ることにしたが、三人が相手をしなかった事で御坂は不機嫌そうにしていた。
佐天が恐る恐るいうと御坂はプイッと顔を背けて答えた、それがなんだか可愛らしく思えてツナと初春は苦笑を浮かべた。
「あのさ、御坂?白井さんなら御坂の選んだものなら絶対喜ぶからさ、渡してみたらどうかな?」
「けど…良いのかな?本当に渡して」
「白井さんの事は御坂さんがよくしってますよね、大丈夫ですよ」
ふてくされている御坂にツナは声をかける、だが自信を無くしている御坂は少し弱気に返した。
そこへ初春が背中を押すように言葉を投げ掛けてくる。その言葉に御坂は小さく頷いた。
「わかった、それじゃあ初春さんとツナのに加えて私のも黒子に渡してみるわ」
「これで記念日のプレゼントはばっちりみたいですね!」
「ありがとう、凄く助かったわ三人にはなにかお礼をしないとね」
二人の言葉に御坂は自分のプレゼントを含めて、三つ渡す事を決めた。
プレゼントが決まった事に喜びの声を上げる佐天、そして御坂は決めるのに手伝ってくれた礼をしたいと言う。
「俺はいいよ、お礼が貰いたくてやった訳じゃないから初春と佐天だけで良いんじゃないかな?」
「そうなの?ツナって欲が無いのね」
「ふふん、でしたらあたしは御坂さんの部屋に行ってみたいです
常盤台の寮なんて絶対に入る機会がありませんからね!初春はどうする?」
「あ、それじゃあ私も佐天さんと同じで御坂さんの部屋に行ってみたいです!!」
礼をすると言われたがツナは軽く笑いながらそれを断り、初春と佐天だけにして欲しいという。
ツナの言葉に御坂は少し呆気にとられてから、笑みを浮かべていう。
ツナが照れ笑いを浮かべていると佐天は指を立てて、御坂の部屋に行きたいと言ってきた。
初春も佐天の意見に乗り、常盤台の寮に行きたいと言い出した。
「二人がそれでいいなら、構わないけど…あんまり面白い物は無いわよ?」
「それでもです、いえむしろ家捜しします!!」
「佐天さん、そこは自重しましょうよ…」
部屋に入りたがる二人に御坂は、照れながら楽しめるたものは置いていない事を伝えるが佐天は、無いなら探すと宣言してきた。
遠慮のない佐天に初春は恥ずかしそうにしながら呟く。
「ツナは本当に良いの?初春さんや佐天さんみたく私の部屋に入りたいとか言ってもいいのよ?」
「いやいや!流石にそれはまずいから!?というか女子寮に男子は入れないと思うけど…」
盛り上がる二人を見ながら御坂はツナに本当に何もいらないのかと尋ね、佐天達と同じでも構わないと言い出した。
するとツナは顔を赤くし断り、話題を切り替えるように言う。
「大丈夫よ、部屋の人間が許可したなら男子でも入れるわ」
「え、それって大丈夫なの?」
「というか常盤台の寮内でおかしな事をする勇気がある奴なんていると思う?」
「あ、はい…ですよねぇ…」
ツナの疑問に御坂はさらりと答える、その言葉にツナは不思議そうに問いかけた。
すると御坂は笑みを浮かべながらバチバチっと電気を放った。
常盤台には高レベルの能力者しかいないことを初春から教えて貰ったことを思いだし、ツナは顔を青くしながら頷いた。
「それじゃあこの後は、ツナさんの買い出しですかね?」
「そうね、付き合ってくれた分手伝うわよ」
「いや、手伝うっての言っても大した物は買わないよ?ただの食料の買い出しだから、そんなに荷物は増えないと思うけど」
「とりあえず、下の食材売り場に向かいませんか?話はそれからでも大丈夫だと思います」
御坂の用事が終わった事で佐天は本来の用事、ツナの買い出しをしようと言う。
御坂もその意見に賛成し、手伝いを名乗り出る。しかし買う物は大した事無いためツナは困ったように呟いた。
すると初春が先ずは地下へ行ってからにしようと提案をしてきた為、ツナ達は会計をし地下へと移動を始める。
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「それでツナさんって自炊出来るんですか?」
「全然、いつもはインスタント麺やコンビニ弁当だよ…今日は買い置きが無くなったから補充したくてさ」
地下へと移動したツナ達、そして佐天はまず最初に自炊の有無をツナに尋ねた。
問いかけに大してツナは軽く笑いながらいつもは出来合いのものばかりだと答えた。
「うーん、作るのが面倒っての気持ちはわかりますが、自炊の方が安く済む場合もありますよ?」
「そうなの?」
「そうですね、作りおきとか日にちが持つ物を溜めたりすると一回ごとの食費は結構押さえられますね
ちなみに予算はどのくらいですか?」
「今は少し多めに持ってるかな、お金はその月の真ん中辺りで振り込まれる事になってるんだけど…来月は無いって書いてあったからな」
「?話が見えないんだけどどういう事?」
自炊をしていないと答えたツナに顎に手を当てて自炊を薦めてくる佐天。
いまいち実感が持てていないツナに、初春は自炊した場合のメリットを言い予算がどのくらいあるのかを尋ねた。
するとツナは財布の中身を確認してから三万円を見せた上で乾いた笑いを浮かべた。
ツナの話がいまいち読めない為、御坂は詳しくたずねる。
「実は家のポストの中に母さんから手紙が入ってて、何でも父さんの有給を目一杯使って夫婦旅行に行ってるみたいなんだ
今はオーストラリアで、次はドイツに行くとか書いてあったんだよね」
「えっと、ツナさんのご両親って冒険家なんですか?」
「一般的な家庭で平凡な役職だったと思う」
「まぁ夫婦の仲が良いってのは悪い事じゃないと思うわよ?うん」
ツナは出来るだけ明るく御坂達に自分が知ることが出来た実家の状況を教える。
両親が外国にいると聞いて、佐天は思わず問いかけると額に手を当てながらツナは答えた。
御坂は複雑そうな表情を浮かべながらも、旅行に行くくらい仲が良いのは悪い事じゃないとフォローを入れる。
「とりあえずツナさんのご両親については置いておくとして、中学生ですからちゃんと食べないとダメですよ
ツナさん、細い…意外と筋肉ついてません?」
「え、まぁ風紀委員だし、筋トレくらいはしているよ」
「ほぉ~確かにガッシリしてますね、私も鍛えた方が良いかな?」
「いやあたしとしてはマッスルな初春は見たくないな、スカートを捲ったら吹き飛ばされそうだし」
「まず捲らないでください」
佐天は話題を変えてインスタント麺などばかりじゃいけないと言ってツナの腕を掴むと見た目より筋肉がある事に驚く。
スーツを着た赤ん坊の家庭教師に崖登りなどをやらされていたとは話せず、筋トレをしたとツナは答える。
佐天の言葉に初春もツナの腕をペタペタと触りながら自身の腕と比べて悩むように呟くと、筋肉がついた初春を想像しバッサリと反対した上で佐天はスカート捲りが出来ないと言うと、初春は不服そうにキッパリと答えた。
「でも筋トレをしているなら余計にちゃんと食べた方が良いですよ、手軽に作れる物をいくつか教えますよあたしが」
「佐天は料理は上手い方なの?なんだか沢山知っていそうだけど」
一通りツナの腕を触っていた佐天は身体作りにはバランスの整った食事が必要だと言えば、ツナに幾つかレシピを教えると提案してきた。
気軽に話す佐天にツナは疑問をぶつけると佐天は若干得意気な表情を浮かべた。
「まぁ、人並み程度には出来ますよ、疑うんなら披露して差し上げましょうか?」
「うーん、レシピを実際に教えて貰っても上手く出来る気がしないから一度、作って貰えない?」
「おぉう、まさか冗談で言ってみたんですがまさか乗ってくるとは…良いでしょう、今度の休日に披露してしんぜます!」
胸を張って佐天は答え、冗談気味にツナにご馳走すると言えば、ツナは少し考えてから佐天に頼み込む。まさかの回答に佐天は戸惑いの声を上げ、退くに退けないのか任せろと言わんばかりに答えた。
「あー、盛り上がってるとこ悪いけど早く買わないよとタイムセールが始まって人が沢山来るわよ?」
「むぅ、タイムセールは狙い目ですがあの修羅の集団にツナさんや初春を巻き込めませんね
下手したら波に飲まれてしまいそうなので」
「そんなに凄いんですか?佐天さん…」
「ぶっちゃけ戦場だね、油断してたら殉職だぜ!初春三等兵」
「三等兵…?」
話し込んでいた二人に、御坂がタイムセールと張り出されたポスターを指でさして伝える。
初めは目をキラつかれた佐天だが、場馴れしていないメンツを連れてはいけないと断念した。
波に飲まれるという訳のわからない単語を聞き初春が尋ねるとサムズアップして佐天は答えた。
なぜ軍隊形式で呼ばれたのかわからず初春は思わず小首をかしげた。
「とりあえずあんまり荷物にならない程度に買っていきましょう!」
「はい」「「わかった(わ)」」
気を取り直して佐天は三人に号令をかけ三人はそれぞれに返した、食材売り場へと入っていき佐天の指示を受けながらツナ達は食材を入手していき、無事にタイムセール前に買い物を終える事が出来た。
そして四人が外へ出た時には夕日が落ちようとしていた。
「結構、買ったけどツナ大丈夫?」
「う、ちょっとキツイかな…」
落ちる日を背に御坂はツナの両手の買い物袋に目を向ける。
はち切れんばかりとはいかないが、かなりの量が入っているためツナの両手は少し震えていた。
「しっかりしてくださいよ、ツナさん!本当ならもう少し買うつもりだったのを少なくしたんですから、料理初心者に大量に買っても余すと思ったんですよ?」
「あはは、お気遣い、どうも…」
「ツナさん、大丈夫ですか?」
「初春、ツナさんに手を貸しちゃダメだよ!食材の買い出しってのは家に帰るまでが買い出しなんだから!」
「なるほど、わかりました!ツナさん頑張って下さい私、応援してます!」
(いや、遠足じゃないんだから!)
手を震わせているツナに佐天はやれやれと肩を竦めてから、買い込んだ食材は少ない方だと言う。
感謝してくれと言わんばかりの佐天にツナは苦笑を浮かべた。
辛そうなツナに、初春は手を貸そうとするが、佐天はそれを止めてからまるで名言を言うように言い放った。
納得をするように初春は頷くとツナに声援を送った。ツナは言い返そうとしたが、思った以上にレジ袋が重く心の中でツッコミをするしかなかった。
「大変ね、ツナも」
「でも手は貸してくれないんだ、御坂も」
「買い出しは帰るまでなんでしょ?ほら頑張れ頑張れ」
佐天が得意気に語りそれを聞き入ってる初春の横で、重そうにしているツナに御坂が声をかけた。
見守るように隣に立っている御坂に、ツナは苦い顔で尋ねると御坂は少し意地悪そうに笑いながら声援をツナへと送った。
「あ、御坂さん!部屋に遊びに行く日なんですけど明日の放課後で良いですか?」
「良いけど、二人とも本当に私の部屋に来るだけで良いの?」
「はい!私はそれだけで満足します!」
語っていた佐天だったがいつの間にか、初春と共に常盤台の寮に行く日取りを決めていたようで御坂に確かめるように聞いてきた。
日にちはいつでも良い御坂であったが、本当に遊びに来るだけで良いのかと尋ねた。
すると初春は強い口調で返し佐天も同意するように頷いた。
「しょうがないわね、それじゃあ明日ね待ち合わせはまた後で連絡するから帰りましょうか」
「はーい、ツナさん、行きますよー?」
「わかってるよ…うひぃ」
意見の変わらない二人に、御坂は納得をすれば、時間もそれなりに経っているからそろそろ帰ろうと言いだした。
御坂の言葉に佐天は元気良く答えれば荷物を持つツナへ声をかける、ツナは辛うじて返事をすれば情けない悲鳴を出しながら前を歩く三人を追うのであった。
後日、御坂の寮へ案内された感想を初春と佐天から聞かされたツナだったが、その内容は寮監がいろんな意味で最強だったという事だけであった。
次回予告
佐天「ツナさん!自炊の極意は1に千切り2に千切り3と4が無くて5に千切りなんですよ!?」
沢田「それ、自炊っていうより料理人の修行だよね?というか次回予告しようよ…えっと、御坂と白井さんの紹介で常盤台中学がある『学舎の園』に行くんだよね?」
佐天「そうなんですよ、だけどそこでは常盤台の生徒を標的にした奇々怪々な事件が起きていたんです!」
沢田「じゃあ、御坂達が狙われてるの!?というか佐天も常盤台の制服着てない?」
佐天「それについては、次回にて!はたして乙女の園を舞台にした事件にツナさんの出番はあるのか!?」
沢田「うぐ…地味に気にしてる事を…次回、とあるマフィアの平行移動!第4話:学舎の園
お楽しみ!」
佐天「それじゃあ第4話が書き上げるまでツナさんは桂剥きをしていましょうか!」
沢田「千切りはドコにいったの!?」
次回もよろしくお願いします
あとがきの次回予告がいらないという方がいたら遠慮なく書き込んで下さい
これはあくまで作者が好きにやってるので