マクロスΔ スイートプリキュアの軌跡   作:水無月 双葉(失語症)

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機能確認の為の投稿です。
現実逃避で書いたものですので寛大なお心でお読み下さい。
作者のメンタルは濡れたトイレットペーパーより弱いで批評意見等はお許し下さい。



戦場のプロローグ
1


 2人の少女が周りを気にしながら歩いている、だが、周りは少女達の事は全くに気にしてはいない。

 

 1人は明るい茶色の長い髪を後頭部で軽くふたつに止めている、瞳の色はやや濃い青色、何故か肩に白い猫を乗せている。

 

 もう1人の少女は亜麻色の長い髪を後ろで軽く縛っており良く手入れされているのか動くたびに綺麗になびいている、瞳の色は濃い緑色。

 

「ここ何処だろう……」

 

「なんでこんな事に……」

 

 心細いのか2人は寄り添う様に歩いている、肩に乗っている白猫は好奇心が強いのかあちこちを忙しそうに周りを見ていた。

 

「絶対私達の知っている世界じゃないよ、響……」

 

「メイジャーランドに遊びに行くつもりが何でこんな事に……ハミィの幸せのメロディを楽しみにしていたのに……ハミィの為にも早く帰らないと」

 

「響あっち行こう、人が少なそうよ」

 

「うん、分かった奏」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハミィ、やっぱりメイジャーランドとは連絡付かない?」

 

「無理ニャ、何度やってもアフロディテ様ともメフィスト様とも繋がらないニャ」

 

 ハミィの言葉に大きく溜め息をつき肩を落とす響、通路の先で見張っていた奏が戻ってくる。

 

「どうだった奏」

 

「落ち着いて聞いてね響、やっぱりここ地球じゃないみたい、惑星アルハシャルって言うみたい……」

 

「なぎさじゃないけど、ありえないよこの状況」

 

 頭を抱えてうずくまる響、奏はそんな響の肩に優しく手を添える。

 

「しょうがないよ響、まだハミィとフェアリートーンが居るだけましだよ、いざとなったらプリキュアになれるんだから」

 

 落ち込んでいる響とは対照的に奏はあまり落ち込んではいない様子で答える。

 

「とりあえずどこかでバイトか何かしないとご飯も食べられ無いよ」

 

 奏の提案に響も賛成する。

 

「そうだね奏、取りあえずお金の問題何とかしないと、ここで決めなきゃ女がすたる」

 

「お金もだけどもうひとつ変な話があったの」

 

「どんな話?」

 

「突然暴れ出す病気があるみたいなんだけど、それを直すのがワルキューレって言うアイドルグループの歌で治るんだって、不思議な病気だよね、鎮圧ライブとかワクチンライブって言うみたい」

 

 奏の話に響は手の平で口を押させ考え出す、ややあって手を離すと奏に確認するように話しだす。

 

「歌で直せるって事は私達でも直せるのかな、ネガトーン浄化したみたいに、ハミィどう思う」

 

 足元に居るハミィに聞いて見るがハミィは腕を組み悩み出す。

 

「んーと、んーと、分からないニャ」

 

「「だよねー」」

 

 響と奏は顔を崩しながらも予想下通りの答えに溜め息をつく。

 

「可能性はあるドド」

 

「その現場に居合わせたらきっとが分かるレレ」

 

 フェアリートーンが自信ありげに頷き胸を叩くが響と奏の心配は尽きなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 夕暮れの中響と奏は連れ立って歩いていると女の子の小さな悲鳴を聞き付け裏路地に入って行く。

 

 裏路地で押し倒されている女の子を見つけると響はまるでネコ科の動物を連想されるしなやかな動きで相手の青い髪男の腕を取り投げ飛ばしそのまま腕を極めて動けなくする。

 

「アンタ! 女の子の何してんのよ、この変態!」

 

「大丈夫、もう平気だよあんな男響がやっつけるから」

 

 押し倒されていた女の子に手を貸し座らせて奏が背中をさすり落ち着かせている。

 

「何しやがる! てめえ!」

 

「それはこっちの台詞だよ、最低男!」

 

「動くな!」

 

 凛とした力強い女性の声に振り向くと赤紫の髪をした女性が銃を向けこちらを狙っていた。

 

「え? 鉄砲? ちょっとちょっと! 待ってよ!」

 

 いきなり銃を突きつけられ響が慌てた声を上げるが女性は鋭い目つきで響達を睨む。

 

「見つけたぞ! 密航犯!」

 

「違う、違う」

 

 女性の力強い声に青髪の男は否定するが響も銃を突き付けたまま女性も耳は貸さない。

 

「密航犯じゃなくて暴行犯だよ」

 

 赤紫の髪の女性と響の主張は食い違いを見せるがここで予期せぬ声が上がる。

 

「ハイ! 密航犯は私です!」

 

 奏に背中をさすられていた少女は立ち上がると綺麗に手を上げて宣言をした、全員の動きが止まり微妙な空気となってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「すいませんでした」」」

 

 事情を聴いた女性と響に奏は揃ってきれいなお辞儀を見せる、青髪の男性は響に捻上げられた手首をさすりながら不機嫌な顔をしていた。

 

「そっちの2人は観光っぽいがアンタ空港の警備員じゃないな、何者だ」

 

「ケイオス、ラグナ第三戦闘航空団デルタ小隊所属、ミラージュ・ファリーナ・ジーナス少尉です」

 

「えっ、デルタ小隊?!」

 

「苦情でしたら広報に」

 

 密航者の女の子がデルタ小隊と聞き喜びだすが、響と奏は意味が分からず顔を見合わせ首を捻っていた。

 

「デルタ小隊っひょっとしたらワルキューレと一緒に飛んどる」

 

「え……そうですが……」

 

「わーゴリゴリー」

 

 熱病にでも成ったのかのように夢心地の女の子の響達は少し引いてしまっている。

 

「ファンなんだとアンタ達の」

 

 男の子が頭を掻きながら呆れた声で説明をする中響と奏は顔を見合わせる。

 

「「じゃあ、私達はこれで失礼します!」」

 

 響と奏が同時に喋り、響が片手を軽く上げると2人は脱兎の勢いでその場を離れた。

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