マクロスΔ スイートプリキュアの軌跡   作:水無月 双葉(失語症)

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皆様。お久しぶりです。

色々とアレですが、お読み頂きましたら幸せです。
ある技が出ますが、本家とは違う使い方をします、お許しください。よろしくお願いします。




3

「メーデー! メーデー! メーデ──……」

 

 ミラージュの切迫した声を聴き、メロディは肌が粟立った。

 

 全力疾走でミラージュに向かうメロディ。アステロイドだけでなく、行動不能状態の敵機すら踏み台にして向かって行く。

 

「ダメ……ミラージュさんに届かない!」

 

 ──大丈夫、ボクが助けるミミ。プリキュアに不可能はないミミ──

 

「ミリー!」

 

 キュアモジューレが強く優しい光を発すると、メロディーの腰の裏側に左右づつ二本、合計4本の帯が現れ光を発しながら、メロディは急加速する。

 

 メロディは、ミラージュに目指している別方向に、もう一機向かって来ているのを感じてメロディはハヤテだと確認したが、メロディは胸がざわりとした。

 

 

 

『響、ちゃんと聞いてた? バルキリーのエンジンは基本的に脚に中にあるの、いつもの調子で殴ると爆発するからね、私達は──……』

 

 

 

 奏の話を思い出して、メロディは自分自身を追い立てる様にミラージュに向かう。

 

 

 

『パイロットさんはスーツとEX-ギアで脱出するけど、厳しいから出来るだけエンジンは──……』

 

 

 

「要はさ──……爆発する前に破壊させればいいんでしょう!」

 

 それだけを呟くと、メロディは裂帛の気合と共に蹴りを入れた。

 

「ハーモニーキック!」

 

 ハヤテはメロディの想いを籠った様な声を感じ、同時にマゼンタの流星がドラケンは四散させた。

 

 メロディは、慌ててミラージュの前に行くと、頭部のカメラに顔を近づく。

 

「ミラージュさん! ミラージュさん!」

 

 ミラージュはあまりの状況に惚けていたが、メロディの叫び声で我に返った。

 

「あ、あぁ……助かったよ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 空中騎士団に入団したばかりのグーラの為に、獲物を追い込みこれでグーラも一人前になる、そう考えていたが、敵機が助けに来る。

 

 奴がありったけの弾丸をグーラ機に押し込む、助けられるか分からんが手を伸ばすが、疾風がマゼンタの尾を引きながらグーラ機を四散させた、今まで経験した事状況で動きを止めてしまう。

 

 グーラを殺した敵に視線を向けると、アステロイドに立っている。数日前にボーグから見せされたマゼンタのツインテールの少女だった。

 

 少女は敵機(バルキリー)に向かうと絶叫している、その時気が付いたのだが少女がグーラを片手で抱え込んでいる。

 

 敵機の無事に確認すると、少女はグーラのヘルメットに耳を付けると、呼吸音を確認してた。

 

「助けてくれたのか、いや、捕虜にする気か……死に体の敵機(バルキリー)が2機いる、それを使えばグーラは助けられるか?」

 

 色々と考えていたら、少女は無防備に私の前に向かって来る。

 

「恐れ知らずなのか……?」

 

 少女は、友人宅に遊びに来たように私の機体にノックしてくる。

 

「早く開けて! お互いに帰れないでしょう」

 

「ええい、ままよ!」

 

 覚悟をして、コクピットを開くと少女はグーラを手渡す。

 

「ちゃんと生きてるよ……」

 

「空中騎士団、団員ヘルマン・クロースだ。グーラ小貴を助けてくれて感謝する」

 

 私の言葉に、悲しそうに少女は首を振る。

 

「ううん、ごめんなさい……脚折れてる……病院に行ってあげて」

 

「貴公の名前を教えて貰えないか」

 

「……伝説の戦士プリキュア(レジェンドプリキュア)。キュアメロディ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ヘルマンは惑星イオニデスの戦いを思いだすと、割り切れない心境で思いだす。

 

 

 

「キュアメロディ、何故危険を冒しながら助けてくれたんだ」

 

 メロディが首を傾げた。

 

「誰にも死んでなくて欲しかったから、味方も敵も……」

 

 メロディの言葉を聞いたヘルマンは、言葉が返せない。

 

「我々は戦争をしているんだ、グーラが復帰すれば貴女の味方を殺すかも知れないんぞ」

 

「それは嫌だなぁ……でもね。私は、ううん、リズムも、ビートも戦争をしているつもりは無いんだよ」

 

 気絶をしているグーラをメロディは視線を向けた。

 

「私達プリキュアは、ヴァールと戦っているの、だからワルキューレを助けてるの」

 

 ヘルマンは、穏やかな眼差しでグーラを見ているメロディを見て言葉を失う。

 

「軍人さんも、普通(民間人)の人もヴァールはその生活を壊すから、だから戦ってるの」

 

「だが、我々は大地を穢されたんだ」

 

「苦しいよね、悲しいよね、でも、何で関係の人を使ったの? 今は良いよ、でもこれから生まれてくるウィンダミアの子供達が苦しむんだよ、どっかで悪い縁を断ち切らないと」

 

 ヘルマンは、拳を握りを唇を噛んで耐えていた。

 

「あとね、あんな悲しい歌をさせちゃ駄目、心も胸が締め付けられるよ、『風の歌い手』ってそう言う存在じゃないよね」

 

 メロディはゆっくりとジークフリード向かって行く。

 

 ヘルマンは向かって行くメロディを見ると、キラキラと光る物を気が付く。

 

「……涙」

 

 メロディの涙にそっと触れると、ヘルマンは物思いにふけった。




お読み頂きありがとうございます。
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