仮面ライダーアマゾンズ アマゾンネオIN 艦隊これくしょん   作:ゆにゆに

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はい!!今回は千翼君に少し痛い思いをしてもらいます。
では、今回もお楽しみに!!


時雨の怒り

―千翼達の部屋―

 

 艦娘達が食堂で朝ごはんを食べている頃、千翼の部屋で、イユ、長瀬、千翼達もごはんを食べようとしていた。

 

「じゃあ、朝ごはんにしようか!!」

 

「おう!」

 

「あ、えっと・・」

 

 ごはんの準備をしようとしている二人に千翼が気まずそうにゼリーを取り出して言う。

 

「お、俺・・これで良いから」

 

「え?でも千翼君・・それ・・」

 

「これで良いのから」

 

「千翼君がそれで良いなら・・」

 

 イユはそう言って台所に向かい冷蔵庫を開けるが

 

「あれ?食材がない!?」

 

「・・あ」

 

 千翼が食材が無い事を思い出し声を上げる。と言うよりここは元々千翼一人が過ごすための部屋で千翼は過去のトラウマからゼリーしか食べれなかったので、部屋には食材をいれる機会が無かったのだ。

 

「じゃあ、俺なんか貰ってくるぜ!!」

 

「裕紀・・ごめん・・」

 

「謝らなくて良いぜ千翼、こんくらい家で何回も経験してるから」

 

「え?」

 

「うちの親は子供にゃあ金だけ挙げれば良いって思ってんからな、家で食事なんか出されねぇし自分で作るにしても食材が無いなんてしょっちゅうよ・・だからこんなこと気にしねぇよ」

 

「裕紀・・」

 

「じゃ、行ってくるぜ!!」

 

 長瀬が走って部屋を出る。その後を見ながら千翼は考えていた。

 

(親・・・か)

 

 千翼はそっと棚から本を取り出す、その本は仁から貰った『平行世界について』だった。

 

(この本に買いてある事が本当なら・・ここに居る仁さんと七羽さんは・・)

 

 

―鎮守府の廊下―

 

 

 長瀬は廊下を小走りで走って食堂に向かっていた。

 

「たしか―食堂は―」

 

「・・・どうしたのかな、長瀬君?」

 

「!」

 

 そこに時雨が話し掛けてくる。

 

「何か困ってるのかい?」

 

「ああ、メシ食う為の食材がないんだよ」

 

「そうなの・・丁度良かった」

 

「え?」

 

「実は私も部屋で料理してね・・・食材が残ったんだ、良かったら使ってよ」

 

 そう言って時雨は食材の入った袋を長瀬に渡す。

 

「おお!良いのか!!」

 

「うん・・・・持っていってよ」

 

「ありがとよ時雨!!」

 

 長瀬は時雨にお礼を言った後走って千翼の部屋に向かう、時雨はその背中をじっと見ていた、その目は漆黒に染まっていた。

 

 

―千翼の部屋―

 

 

「食材持ってきたぞー!!」

 

 長瀬が食材を持って入ってくる。

 

「ありがとう長瀬君、意外と速かったね」

 

「まぁな!!」

 

「じゃ!私が朝ごはん作るから待ってて!」

 

「ほいよ!!」

 

 長瀬はイユに食材を渡してテーブルに向かい、イユは食材を持って台所に向かう。

 

「え~と」

 

 イユは袋の中に入っている食材を確認する、中には冷凍のごはん、豆腐、わかめ、玉ねぎ、みそ、さば、そして調味料も入っていた。

 

「わぁ、こんなに一杯」

 

「フフフ、腕が鳴るわ!!」

 

 

―数十分後―

 

 

「はい、できたよ~!!」

 

「おお!!」

 

 イユが二人分の料理を持ってくる、内容は温めた冷凍のごはんとお味噌汁と鯖の塩焼きである。

 

「すげぇ!!」

 

「女の子足るもの、料理の一つや二つできないとね~!!」

 

 イユが誇らしげに言う。

 

「じゃ、食べようぜ!!」

 

「そうしよう!!」

 

「「「いただきます!!」」」

 

 イユが座ったのを確認して三人は食べ始めた。

 

 

―数十分後―

 

 

「ふぅ、旨かった!!」

 

「ごちそうさま」

 

「にしても千翼、本当に朝ごはんゼリーで良かったのか?」

 

「うん、大丈夫」

 

 イユは食器を台所に持っていき洗う、その間長瀬と千翼は他愛の無い会話をする。

 

 

―数分後―

 

 

「うっ!?」

 

「どうした、裕紀?」

 

 突然長瀬がお腹を押さえて声を上げる。

 

「腹が、痛てぇ、トイレ~!!」

 

 長瀬はそう言って部屋のトイレに駆け込む。

 

「・・・裕紀・・大丈夫かな?」

 

「・・っ!?」

 

「イユ?」

 

「ご、ごめん千翼君・・私も」

 

「え!?イユも!?大丈夫?」

 

「大、丈夫・・」

 

「無、無理しないで!」

 

(でもあまり千翼君の側から離れない方が・・でも長瀬君が居るし良いかな)

 

「ごめん千翼君ちょっと外に行くね」

 

「うん、行ってらっしゃい」

 

 イユが小走りで部屋を出ていく、その数秒後長瀬がトイレから出てくる。

 

「はぁー、何だったんだ?一体・・」

 

「裕紀、大丈夫?」

 

「おう、一先ずは大丈夫だ・・あれ?イユは?」

 

「あ、えっと実はイユも・・」

 

「ああ、成る程」

 

 

―数分後鎮守府廊下―

 

 

 艦娘兼女子用のトイレからイユが出てくる。

 

「はぁ~何で急にお腹が痛くなったんだろう?」

 

❬バチィ!!!❭

 

「え?」

 

 イユが独り言を言っていると、何者かに首を叩かれる。

 

「っ・・あ・・な・・・た」

 

❬ドサッ❭

 

 そこで、イユは完全に意識を失った。

 

 

―千翼の部屋―

 

 

 千翼と長瀬は疑問に思っていた、もう数十分経っているのにイユが戻ってくる気配が無いことを

 

「・・遅いなイユ」

 

「・・イユ・・」

 

「俺ちょっと見て来るぜ!」

 

「俺も行くよ・・!」

 

「そうだな・・って、ダメダメダメダメ!」

 

 イユを探しに行こうとする千翼を長瀬が必死に止める。

 

「なんで?」

 

「あ、えっと」

 

 長瀬は泊まる時にイユに言われた事を思い出す。

 

 

―回想―

 

 

「長瀬君、言っておきたい事が有るんだけど」

 

「ん?何?」

 

「私達が居る間は千翼君を外には出さないでね」

 

「なんで?」

 

「まぁ、いろいろあるの・・もし千翼君を外に出したら許さないからね!!」

 

 

―回想終了―

 

(って、きつく言われてるからな~)

 

「まぁ、イユは俺に任せて千翼は部屋で待っててくれ」

 

「でも・・」

 

「大丈夫だから千翼は部屋で待っててくれ!!」

 

「わわわ!!ちょっと!」

 

 長瀬はごり押し気味に千翼を部屋に戻す。

 

「・・裕紀」

 

 

―鎮守府廊下―

 

 

「たく、イユの奴何処に行った~」

 

 長瀬はがに股歩きで、鎮守府を回っていたが、

 

❬バチィ!!!❭

 

「!?」

 

 突然長瀬の首が叩かれる、長瀬には叩かれると同時に電流が流れる。

 

「ぐ・・ぅぅ・・お、めぇ・・は」

 

「し・・・ぐ・・っ」

 

❬ドサッ❭

 

 そこで長瀬の意識は途絶える。

 

「ここまでやるのに苦労したよ」

 

 

―職務室―

 

 

「まま~」

 

「はぁい、ちひろ~」

 

「ははは」

 

 今、職務室には仁と七羽とちひろの鷹山一家が集まっていた。

 

「よし、俺は鶏の様子を見て来るぜ」

 

「うん、行ってらっしゃい」

 

 仁は鎮守府内にある鶏小屋に向かおうとするが

 

❬ガシャ❭

 

「?」

 

❬ガシャガシャ❭

 

「!!これは!!??」

 

 職務室の扉が開かなかった。

 

 

―艦娘寮―

 

 

 部屋のドアが開かない事態に会っていたのは仁だけじゃなかった。

 

「あれ?ドアが開かない」

 

「WHAT?ドアが開きまセーン」

 

「ドアが開かないじゃない!!」

 

「これは一体?」

 

「ドアが開かない!?なんで!?」

 

 艦娘の部屋全部開かなかった。

 

 

―千翼の部屋―

 

 

 千翼は部屋で一人考えていた。

 

(仁さん、七羽さん、裕紀、イユ、ちひろ、明らかに偶然じゃない・・こんな事)

 

(やっぱり・・・そういうことなのか?)

 

❬ガチャ❭

 

「お帰り裕―!?」

 

 千翼が考えていると、部屋のドアが開き『五つ程の手榴弾』が投げ込まれた。

 

❬ドガァァァァン!!!❭

 

「ぐぅああああ!!」

 

 爆発で部屋は吹っ飛び、千翼は外に飛ばされる。

 

 

―職務室―

 

 

 手榴弾の爆発音は仁達にも聞こえていた。

 

「!深海棲艦・・違う、これは・・・まさか!?」

 

「仁・・これは不味いかも」

 

「ああ、まさかこんな事になるとは、イユと長瀬は大丈夫か!?」

 

「それもヤバイけど何よりヤバイのは・・!!」

 

「千翼が今、艦娘の攻撃に会っている!!」

 

 

―宿舎裏―

 

 

 吹っ飛ばされた千翼はうまく動けずにいた。

 

「ぐっ、ぬぅ!?」

 

(これは、手榴弾の中に小さい針が・・・痺れる!!)

 

「明石さん作『対アマゾン用手榴弾』それは明石さんが以前倒したヒョウアマゾンの皮膚を解析して作った物、アマゾンの貴方には効きますよね?」

 

「っ!!・・・時雨さん!!」

 

 千翼の目の前に艦装とはまた違う物、『艦娘専用対アマゾン装備』を全身に装着した時雨が立っていた。

 

「君見たいな『化物』は生きてちゃいけない・・僕が君を殺す」

 

 漆黒に染まった時雨の目が千翼を睨む。

 

「生きてちゃいけないか、ハァハァ、それでも俺は生きたい!!」

 

「!」

 

 千翼は部屋の方向へ走るが、

 

❬ドオォン!!❭

 

「!!ぐぁああああああ!!?!?」

 

 時雨に脚を撃たれ、千翼の両足からは血が流れる。

 

「ぐっうぅ」

 

「痺れるでしょ、さっきの手榴弾もそうだけどこれらの弾はアマゾンの体内に撃ち込まれるとアマゾン細胞?だっけそれに有害な電気を流す仕組みなんだ・・全部明石さんの考えだよ」

 

「がぁ!!」

 

 千翼がまた走り出す。

 

「また走り出して、逃がさないよ!!」

 

❬ドオォン!!❭

 

「ぐぬぅ!!」

 

 また千翼は時雨からの攻撃で吹っ飛ぶが、今度は時雨を真っ直ぐみていた。そして千翼の手にはネオアマゾンズドライバーが握られていた。

 

「!!させるか!!!」

 

❬ドオォンドオォンドオォンドオォン!!!!❭

 

 時雨は千翼目掛けて弾を連射するが、

 

 

 

 

 

「アマゾン!!!!」❬NEO❭

 

❬ドォォォォォン!!!❭

 

「っ!?」

 

 千翼が発する爆発で弾は誘爆してしまう、煙が立ち込める中からアマゾンネオが時雨目掛けて飛び出してくる。

 

「ああああああああ!!!」

 

「くぅ!!!」

 

 時雨はネオの攻撃をギリギリで避ける、それからもネオの攻撃は続くが時雨はなんとか避けて、ネオから距離を取る。

 

「!」

 

「接近戦が強い君とわざわざ接近戦をするほど、僕はバカじゃない!!」

 

❬ドオォンドオォンドオォン❭

 

 時雨はネオ目掛けて連射するが、

 

❬ガァンガァンガァン❭

 

「!?」

 

 すべてアーマー部分に当り大したダメージにはならなかった。

 

「はあああああ!!」

 

「アーマー部分にはダメージは通せない・・なら!!」

 

 ネオは時雨に向かって疾走するが、

 

❬ドオォン!!❭

 

「ぐぅ!!」

 

 アーマーの無い腹部を時雨に撃たれて脚が止まる。

 

「やっぱり!!アーマーの無い部分ならダメージは通る!!」

 

「ああああああ!!!!」

 

❬BLADE LOADING❭

 

 ネオはインジェクターをベルトに押し込み、右手に長剣を生成して時雨に攻撃するが、

 

❬ガキィン!!❭

 

「!!」

 

「僕に得物が無いと思った?」

 

 時雨の手にある、一本のナイフの両側に同じナイフが着いている『対アマゾン用ナイフ』に防がれる。

 

「でも言ったろ、君との接近戦はしないって!!」

 

❬プシュー❭

 

「!!なんだ!?」

 

 時雨はネオの周りに煙を発生させて、後ろへ退いていき、

 

「その煙も明石さんが作ったもの、でもアマゾン用じゃない・・けど一つ言うなら」

 

「その煙は『強力なガス』だよ」

 

「まさか!?」

 

 そう言って時雨は煙に向かってありったけの手榴弾を投げ込んだ。

 

❬ドッガァァァァァアアアアアアアアン!!!!!!❭

 

 

―艦娘寮―

 

 

 部屋にいる艦娘達はあわてていた。

 

❬ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ❭

 

「なに今度は!?地震!!??」

 

「こ、怖くなんかないわ!!」

 

―金剛達の部屋―

 

「ヒエー!?何ですか!?」

 

「これは・・爆発ですね」

 

「にしても異常ですよこれ!?」

 

(まさか、千翼さん)

 

 

―工房―

 

 

「う、うん」

 

 長瀬はそこで目覚めた。

 

「ここは・・工房?」

 

「・・あ!!」

 

 長瀬が周りを見渡すと、隣にはイユとその奥に明石が気絶していた。

 

「イユ!起きろ!!イユ!!!」

 

「う、長瀬・・君」

 

「早く起き―」

 

❬ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ❭

 

「キャア!!」

 

「なんだよ!!」

 

(これは、もしかして!?)

 

「長瀬君!!」

 

「何!?」

 

「千翼君が、危ないかも!!」

 

 

―宿舎裏―

 

 

 もわもわと煙が立ち込める中に、ネオは倒れていた。その身体は既に限界を越えている事は明確だった、大量に血を流していてアーマーには全体的にひびが入っていて、アーマーの無い部分はほぼ火傷していた。

 それでも彼女は止まらなかった。

 

❬ガシィ!!❭

 

「ぐっ、がぁ」

 

「随分と弱りましたね、千翼さん」

 

「し・・・ぐ・・」

 

 時雨がネオの胸元掴んで上半身を持ち上げる、しかし時雨も頭から血を流しており微かにダメージを受けていたが、時雨はそんなのお構い無しに、

 

❬ドオォン!❭

 

「アアアアアアアア!!!?!???!」

 

 ゼロ距離で千翼の頭を撃った、しかしそれで終わらず。

 

❬ドオォンドオォンドオォンドオォンドオォン!!!!❭

 

「ガッ、グッ、ゴッ」

 

 何発も何発も千翼に弾を浴びせていく。

 

❬ドオォン!!カチンカチンカチンカチン❭

 

「ぐぅ・・・」

 

 時雨が弾切れを起こすと共に、ネオの変身が解けて千翼の姿に戻る、千翼は顔も身体も血だらけで人の姿を止めておくのが限界と言った所だった。

 

「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、これで・・」

 

 時雨は対アマゾン用ナイフを手に止めを指そうとするが、

 

「やめろぉぉぉぉぉ!!!」

 

「!?」

 

 長瀬が二人の間に割り込み、千翼を守る。

 

「千翼君!!」

 

 そこにイユも駆けつける。

 

「イユ!!千翼は!?」

 

「うん、一先ず大丈夫!生きてる!!」

 

「そうか・・良かった!!」

 

「?」

 

 時雨は理解出来なかった、ここに長瀬とイユが来たのは勿論驚いたが、それ以上に二人が千翼と言う『化物』の心配をした事が理解出来なかった。

 

「どうして・・そんな奴を助ける」

 

「あ?何だって?」

 

「どうして!?そんな奴を助ける!!!?!????!」

 

 時雨が叫んで二人に問うが、

 

「は?ダチだからに決まってんだろ?」

 

「は?」

 

「え?」

 

 帰ってきた答えは余りにも簡素だった。

 

「っ・・・そいつはアマゾンだ!!人間じゃない『化物』なんだぞ!!!そんな奴と友達!!??バカな事言うなよ!!」

 

「アマゾンだろうと関係ねぇ!!千翼は俺のダチなんだ!!」

 

「君は・・・バカなのかい?」

 

「ああ!?そんくらい理解してるわ!!伊達に全教科赤点取った事ねぇよ!!!」

 

「いや長瀬君それなんの自慢にもなってない」

 

「・・・どうして・・」

 

「!」

 

 時雨がわなわなと震える。

 

「そいつは村雨ちゃんを殺したんだぞ!!!」

 

「!」

 

「そいつのせいで村雨ちゃんは死んだんだ!!そいつのせいで夕立ちゃんは片腕を失ったんだ!!!そいつのせいでアマゾンは生まれたんだぞ!!」

 

「確かにそうだけど・・今イユの父さんがその溶なんちゃら細胞をなんとかする為に研究してんだ!!だから待ってくれよ!!」

 

「そんな嘘を言うな!!!」

 

「!」

 

(こいつオッサンの話しを聞いてないのか!?)

 

「ハァ、ハァ!!邪魔するなら!!!」

 

 時雨が対アマゾン用ナイフを長瀬達に向ける。

 

「やめろ!!時雨!!」

 

「私が!!村雨ちゃんの仇を!!!」

 

 時雨が長瀬達に向かって走り出そうとした瞬間、

 

❬ガシィ!!❭

 

「!」

 

 誰かが時雨の手を掴んで、時雨の顔を自分の方向に向けて、

 

❬パァァン!!❭

 

 時雨の頬をひっぱたいた、その張本人は

 

「白露姉さん・・・!」

 

「バカァ!!!!」

 

「っ!?」❬ビクッ❭

 

「時雨、あんた何してんの!!!」

 

「でも白露姉さん・・!」

 

「時雨・・あんたの気持ちもよくわかる、ハァ、ハァ、実の姉妹だからね・・でも」

 

「過去に固執して恨みを晴らして・・あなたそれで村雨に顔合わせる事できる?」

 

「っ・・!」

 

「今、鎮守府の皆が千翼さんを信じて行動してる、私達も信じてみない?」

 

「私達も千翼さんを信じて、恨みを晴らすだけなんてそんな悲しい事止めよう、時雨」

 

「っ・・・姉さん!」

 

❬ギュ❭

 

 白露が時雨をそっと抱き締める。

 

「時雨、あんたは背負いすぎるもんね・・そんな黒い気持ちは吐き出すのが一番よ」

 

「姉さん・・・うっ、うぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!」

 

「うん、うん」

 

 時雨はそこで泣き崩れる、白露も涙を流しながらしっかりと時雨を抱き締める。

 

 

 こうして時雨と千翼の戦闘は終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―深海の何処か―

 

 

 そこにはいかにも学者!!という顔立ちの深海棲艦達がいた、そしてその中には戦艦棲姫もいた。

 

「実験ハ?」

 

「ハイ、『ソタイ』ノホウハスデニカンセイシテマス、ソレニツギノ『ジッケン』ノソウテイヲシテツクッテマスノデ、ゴアンシンヲ」

 

「ソウカ、『ベルト』ノ方ハ、ドウナッテイル」

 

「アト、イッシュウカンホドデカンセイデス」

 

「ソウカ、フフフ順調ダナ『Σ計画』ハ」

 

 戦艦棲姫は檻の中にいる、四つん這いで銀色に鈍く光る皮膚の異形を見て呟いた。

 

 

―第58鎮守府―

 

 

 実験室の用な場所で、一人の女性が培養液の中にいる『何か』を見ながら呟く。

 

「あとは私の細胞を埋め込むだけ」

 

 そう言って女性は機械を捜査する。

 

「これで・・・あなたが『最強のアマゾン』になる!!!」

 

 

 

 

 

 




やっと書き終わった。
じゃあここでは『艦娘専用対アマゾン用装備』について解説します。
主な武器は

対アマゾン用手榴弾(中に無数の針が仕込んでる)

対アマゾン用連装砲(サイズは艦装と同じ)

対アマゾン用ナイフ(横に同じナイフが着いている、アマゾンズの劇中で使われたのと同じ)

対アマゾン用レガース(脛に着けて蹴り等の攻撃用)

の四つです。
この対アマゾン装備、艦装と同じ効果がありこれを着ければ艦装を着けずとも海の上を走れたりする。

では、今日はここまで!次回もお楽しみに!!!
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