仮面ライダーアマゾンズ アマゾンネオIN 艦隊これくしょん 作:ゆにゆに
では、今回も楽しんでください!!
―宿舎裏―
「ぐすっ、ぐすっ」
「泣き止んだ?」
「うん、ありがとう姉さん」
「いいよ」
時雨が泣き止み白露に礼を言う、白露は笑顔でそれを受け取る。
「でも、どうやって部屋から出たの?中から開けられないようにしたのに?」
「わたしが、やったぽい!」
「!夕立!!」
夕立が宿舎からひょっこりと身体を出して、時雨の質問に答える。
「時雨療養室には何もしなかったよね、だから夕立難なく外に出れたし、白露型の部屋のドアも外からなら簡単に開いたっぽい!」
「でも、夕立、外に出て・・」
「まぁ、余り出ちゃ駄目って言われてるけど、大丈夫っぽい!」
夕立は腕の通ってない右肩の袖をヒラヒラしながら言う。
「・・夕立」
「それよりも、千翼さんをなんとかしないとっぽい!」
「そうだった!!」
白露が、千翼の方へ駆け寄る。
「千翼さん大丈夫!?」
「あ、ああ一先ず大丈夫だ・・生きてる」
「そう、良かった・・よし千翼さんは手術室に運んで、時雨は最優先で職務室を開けてきて!!」
「う、うん分かった!!」
「私、他の艦娘達の部屋のドアを開けて来るっぽい!!」
「よし!私達も千翼さんを運ぼう!!」
「おう!!」
「ええ!!」
時雨は職務室へ走っていき、夕立は艦娘寮の方へ向かい、白露と長瀬とイユは千翼を手術室へ運んでいった。
―職務室―
「・・・爆撃音が止んだな」
「・・・」
仁と七羽は爆撃音が止んだ事に気付き、考える。
「七羽さん・・どお思う?」
「・・分からないわ」
二人は最悪の状況を想像する。
「・・千翼」
❬ガチャン!!❭
「!」
突然ドアが開いて、二人は身構える。
「・・・!時雨!!」
「時雨!?」
「ハァ、ハァ」
仁と七羽は、ドアを開けた張本人が時雨だという事に驚く。
「ハァ、ハァ・・千翼・・・さんを」
「!」
時雨から千翼の名前が出た事に二人は驚いたが、同時に状況を把握した。
「分かった、時雨案内しろ!」
「ちひろ、ここで待っててくれる」
「うん」
仁は時雨に千翼の元まで案内させて、七羽はちひろに職務室に居るよう言った後、仁に着いていった。
―二日後―
「・・・ん?」
千翼は鎮守府にある療養室で目覚めた。
「ここは・・!」
千翼の寝かされていたベットの両端には、イユと長瀬が椅子に座りながら寝ていた。
「イユに・・・裕紀?」
「俺は・・何してたっけ?」
「んっ!」
千翼が考えていると、長瀬が声を挙げて目を覚ます。
「ふぁ~今何時だ・・・って千翼!!!」
「あ、裕紀おはよう」
「ん~、何~」
長瀬に続いてイユも目を覚ます。
「!千翼君!?怪我大丈夫?」
「あ、うん大丈夫ありがとうイユ」
「そう、良かった~」
イユはホッとしたように笑顔を見せる。
「目覚めた用ね、千翼」
「七羽さん!」
千翼の療養室に七羽が入ってくる。
「一先ずどおする?ごはん?」
「あ、私ここで食べます!」
「じゃあ、俺が飯を貰ってくるぜ!」
「あ、裕紀俺は・・」
「ん、分かった!」
長瀬が療養室を出ていく。
「また変なの貰って来なきゃいいけど・・あ、千翼気分は?」
「大丈夫です」
「よし、じゃあイユ後頼んだよ」
「はい!」
七羽は千翼の今の気分を聞いた後、イユに千翼の事を任せて部屋を出ていった。
「・・本当、ごめんイユ」
「どおして謝るの?」
「でも・・」
「いいの、これが私のやりたい事だから」
「イユ・・」
千翼はイユに対して申し訳ない気持ちと感謝の気持ちを感じていた。
―数時間後―
三人は、無事ごはんを食べ終わり、軽い会話をしていた。
「んで、そこで―」
「アハハハハハ」
❬コンコン❭
「!」
突然ドアがノックされる。
「誰ですか?」
「・・時雨です」
「!?」
イユの質問に、ドアの向こうから時雨が返答する。
「時雨ちゃん!!?」
「いれてあげて」
「千翼!?」
「大丈夫・・!」
長瀬がドアを開けて、時雨が中に入ってくる、今回は何の武装もして無いラフな格好だった。
「僕は、千翼君に・・」
「ちょっとまった」
「?」
時雨の話しを千翼が中断する。
「・・イユと裕紀は部屋を出ていってくれる?」
「!千翼君?!」
「大丈夫だから」
千翼がイユと長瀬に部屋から出ていく用に言って、二人はしぶしぶ部屋を出た。
「・・・」
「・・・」
時雨と千翼の間にしばらくの沈黙が続いた。
「ごめんなさい・・」
「?」
時雨が千翼に頭を下げる。
「正直、どうにかしていた・・村雨ちゃんの事があって辛い気持ちや悲しい気持ちが一杯積もって・・何かに当たらないと・・・おかしくなりそうだった」
「・・・時雨さんは間違ってない」
「え?」
「溶原性細胞の事を黙っていたのは僕が悪い・・それに溶原性細胞の事を知れば僕の事を殺しにくるのは当たり前だ」
「・・・」
千翼の話しを時雨は黙って聞く。
「でも・・・」
「!」
「それでも俺は生きたい」
千翼は力強くそう言い切る。
「・・・僕は姉さん達を信じた」
「時雨さん・・!」
「大丈夫千翼さん、もうこの鎮守府には君の命を狙う人は居ないよ」
「!」
「溶原性細胞・・どおにかなると良いね」
「時雨さん・・・ごめん!!!」
「いいよ、よくよく考えれば仇討ちなんて村雨も望まないはずだからね」
こうして二人のわだかまりは少し解消した。
―数日後職務室―
今、七羽の話しを蒼龍、飛龍、妙高、羽黒、時津風、雪風の六人が聞いていた。
「ここの海域に深海棲艦が出たと報告が大本営から届いたわ・・ので、今回はここの海域の見回り、及び深海棲艦がいた場合には殲滅をお願い」
「「「はい!!!」」」
―海上―
七羽に指定された海域を妙高を先導に陣形をくんで六人は進んでいた。
「静かですね」
「・・いませんね、深海棲艦」
「そうね、居ないに越した事ないけど」
数時間海域をうろついても、深海棲艦の姿が無い事に疑問を持つ六人。
「あと一時間回って深海棲艦が居なかった場合は鎮守府に引き返すわよ!」
「「「はい!!」」」
妙高が五人に指示を飛ばした瞬間、
「ヤッパリキタネ」
「!」
何処から途もなく、一人の深海棲艦『雷巡チ級』が現れた。
「シバラク、ナカマヲチラツカセレバ・・キテクレルト、オモッテタヨ」
「貴女一人ですか!?」
妙高がチ級に連装砲を向けながら問いかける。
「・・ソウダヨ」
「!」
「これは、ラッキー?」
チ級の返答に全員驚く、雪風に関しては首をかしげてる。
「そうですね、ラッキーかもしれません・・貴女!!」
「?」
「降参してください!そっちは一人、こっちは六人です!!」
妙高がチ級に降参する事を言うが、
「コウサンハシナイ」
「っ!」
「ソレニ・・・マダ、ラッキートハキマッテマセンヨ」
そう言ってチ級は自分の装備を外す、装備を外したチ級の手には、右左に二本のグリップがあり、紫の目がデザインされている『真っ黒なベルト』が握られていた。
「それは?」
「ワタシハ、ジッケンヲシニキタンデス」
チ級はベルトを腰に撒いて、左側のグリップを回して呟いた。
「・・アマゾン」
❬シ.グ.マ❭
紫の閃光が海を走った。
いつもよりも、短いけど許してくれ。
学校から出た宿題が予想以上に多かった、ちょっと投稿ペース落ちるかも・・
それでもできるだけ早く次回を投稿しますので、お待ちください。
では次回をお楽しみに!!