仮面ライダーアマゾンズ アマゾンネオIN 艦隊これくしょん 作:ゆにゆに
では、楽しんでってください。
―海上―
シグマが深海に帰って行った後、妙高達は動きを固めるが、すぐに水澤 悠の回りに並び砲身を向ける。
悠はそれに気づいてか気づかずか、その場にじっとしていた。
「・・貴方は何者ですか?」
「・・・」
「答えてください!!!!」
妙高が悠に話し掛けるが、悠は沈黙をする。そんな悠に妙高は叫ぶ、そして悠はゆっくりと口を開けて
「それは駄目だって『母さん』に言われた・・」
「『母さん』?」
そう言って悠は、自分の乗ってきたジャングレイダーに股がる。その進行方向に千翼が立つ。
「・・・」
「・・・」
二人の間に沈黙が流れるが、悠がそれを破る。
「君と戦えとは、母さんに言われていない・・」
「・・・」
悠は千翼にそうとだけ言った後、ジャングレイダーで走っていった。
「千翼さん!!」
「いや・・いい・・」
「・・・そう、わかった」
悠の後を追おうとする、妙高達を千翼が止める。その言葉を聞いて、妙高達は悠を追うのをやめて帰路についた。
―大本営会議室―
そこは、大学の教室に似た作りになっていた。一つの大きな教壇の用なスペースの周りに階段式に椅子が配置してあり、全員同じ服をした男性、提督達がいた。
こんなに集まるなんて・・
一体何の会議だ・・?
またどこかでブラック鎮守府でも出てきたか・・?
1000%あり得ない
と、集められた提督達はざわざわとしながら、会議の内容を考察していた。
しかし、この男鷹山 仁だけは違った。
(やっぱり・・内容は第56鎮守府についてだろうな)
(・・さて、どうなるか)
「ん?」
仁がそう考えていると、教壇の所に車椅子に乗った男性が登り、全提督の目線は彼に集中していた。
「やぁ、全国に散らばる提督諸君、貴公らの働きで今日もこうやって話せる事を嬉しく思うよ」
そう言って、車椅子の男『天条 隆顕』海軍元帥である、天条はゆっくりと車椅子を動かしながら話す。
「さて、今回諸君らを集めた理由だが・・まず第一として伝えておこう」
提督達は静かに、天条の話しを聞く。
「第56鎮守府が壊滅した」
なんですって!!??!?
ばかな・・!!?!??
か、壊滅?!?
ウソダドンドコドーン!!!
天条の話しを聞いて、提督達はあり得ないと驚きの声を挙げる。それからも天条の話しは続く。
「そして、特質すべきは鎮守府を壊滅させた存在だ・・!」
天条がそう言った後、天条の後ろにスクリーンが出され映像が写し出される。
「・・先に、これから君達に見てもらうのは紛れもない真実だと言っておく」
その言葉と共に、第56鎮守府の門の映像が流れ、提督達はじっとその映像を見る。
映像が写し出されて数秒後、第56鎮守府の門に霞と大潮が現れる、手には箒とちり取りが握られていて掃除をしに来たと分かる。
数分、二人は話しながら掃除をする。そこに『村雨が現れる』二人は突然現れた村雨に声を掛けるが、次の瞬間、村雨はオオカミアマゾンに変異して二人を襲う。
それから数分はオオカミアマゾンが暴れ泣く二人を食べる映像が流れる、二人が完全に絶命した後、オオカミアマゾンの手がカメラを覆い映像は終わる。
・・・・・
会議室内には、信じられないといったオーラが流れる、仁も顔を押さえて表情が見えない。ただその中で天条だけは『笑みを浮かべていた』
しばらくして、天条が映像の説明を始める。
「これは、第56鎮守府の門で壊れていた監視カメラを解析して取れた映像だ・・」
なんなんだ・・あれ
あれ、村雨・・だよな?
なにが起こって・・
多くの提督達が困惑の表情を見せる。
(まぁ、そうなるか)
仁は大体そうなるだろうと思っていたので、提督達には特に反応しなかった。
それよりも今仁が一番気になるのは、これからだった。
(アマゾンの事は大本営には言ってない・・果たしてどうなるか)
「この生命体についてだが・・・・我々はアマゾンと呼ぶ事にする」
「!!!??!!」
天条の話しに仁は衝撃を受け天条を見る、天条はそれに気づいたかは分からないが、より声を上げて話し始める。
「私は、このアマゾンと言う存在を知ってもらいたく・・諸君らを今この場に集めたのだ」
・・・・・
提督達は天条の話しを静かに聞く、そして天条はこれからについて話しだす。
「・・しかし安心してほしい、すでに対策を打ってある」
「!?」
その言葉に仁はさらに驚く。
「・・アマゾンの権に関しては・・第58鎮守府提督の水澤 令華君に一任してある」
(なんだと!?)
仁含め、すべての提督達が水澤 令華に注目し、令華は歩いて壇上に上がり、話す。
「元帥の言う通り、すでに対策は取ってあります・・私は既に悠と言う名の人工生命体アマゾンを作り、戦線に立たせています」
「なっ!!?!??」
令華の発言を聞いて仁は小さく声を出してしまう。令華はそれに気づいてか仁を一瞬見た後、自分の席に戻った。
「・・・そう言う事だ諸君、新たな生命体とも取れるアマゾン、皆覚えておけ・・そしてアマゾンについてはまだ世間には内緒だ、良いな?」
了解!!
部屋に提督達の声が響く。
(これじゃ、会議じゃなく説明会だ・・)
仁は心の中でそう思った。
―大本営内部―
会議と言う名の説明会が終わり、仁は大本営内を歩いていた、理由は
「いた・・おい、水澤 令華」
「・・・」
令華に話しをする為である。
(今回の話・・俺はアマゾンについてはなにも喋っちゃいないのに村雨が変異した姿をアマゾンと言ったり、こいつの言う悠って名前のアマゾンと言ったり・・明らかに・・こいつと天条は『俺達の鎮守府に関わっている』)
そう、仁は天条達がアマゾンの事を仁達の鎮守府になにかしらをして知ったと考えていた、仁はそのなにかしらを聞き出そうとするが
「そう・・私も貴方に話があったの」
❬バシィン!!!❭
「がぁ!?」
突然仁のうなじが叩かれ、後ろから組伏せられる。
「てめぇら何―」
仁は拘束をふり払おうとするが、二の腕に注射を打たれて気を失う。
「上出来、運んで」
「了解」
令華の部下と思われる男達は、令華の命令で気絶した仁を運び出す。
「鷹山 仁、協力してもらうわよ・・・悠を『最強のアマゾン』にするために」
―星埜 始の研究室―
そこでは、イユの父親の始がなんども顕微鏡とにらめっこをしており、始の目の下にはくまができていた。
「ハァ、これで43075回目の実験失敗」
その言葉と共に始はぐったりと項垂れるが、
「ハァ~駄目だ!!弱気になるな!!私が何とかするんだ、千翼君を!!溶原性細胞を!!」
始は力強くそう言って、薬品の調合を始める。
「えっと、確か、これとこれはまだだったよな・・よし!!」
様々な工程を施して、完全に調合された薬品が出来上がり、それをスポイトで少し吸い上げて、実験用に獲った千翼の血にかけた後、顕微鏡にセットして覗く。
(ハァ、今回も多分無理だろうけど)
「さてさて、どうか―」
始の動きが固まる、数秒後体はわなわなと震えだし顔は信じられない物を見た用になっていた。
「な、なっなななな、これは・・・!!!!」
「博士~、先日けった研究会ですけど―「君!!!」―はいぃ!?」
始に報告をしにきた女性の肩を、始は乱暴に掴み、
「私をおもいっきりひっぱたいてくれ!!!!!」
「えっ?」
そう頼んだ。
「え?博士一体?」
「頼む!!」
「・・・」
始の頼みを聞いて、女性は驚くがしばらくしてその顔は嫌悪の表情になっていく。
「いや、キモ」
「頼む!!!」
「キャア!!くるな変態!!!」
❬パシィ!!❭
と始をぶった音が研究室に響く。
「博士がそんな人だなんて知りたくありませんでした!!」
そう言って女性は部屋を早々と出る。そんな始はぶたれた頬を撫でる。
「痛い・・つまりこれは現実・・っ!!!」
始はもう一度顕微鏡を覗きこみ、笑みを浮かべた。
「や・・・やったぞ―!!!!!!!!」
と、力の限り叫んだ。
何故なら顕微鏡には、『溶原性細胞が死滅していく』のが確認できたから。
それと、それからしばらく星埜 始はドMだと言う噂が研究所内で流行った。
やっと終わりました。
おかしいんだ・・俺は小説を書いていたら、いつのまにかゴロゴロしながら映画を見ていたんだ、なにを(ry
と言う事が5回はありました。
そして溶原性細胞が死滅!?やったね千翼!これで皆にいじめられずにすむよ!!
では、次回をお楽しみに!!