仮面ライダーアマゾンズ アマゾンネオIN 艦隊これくしょん 作:ゆにゆに
楽しんでください!
追記:編集しました
「第57鎮守府『提督』の『鷹山 仁』だ、よろしく」
千翼は、動揺していた。七羽さんの事も、村雨の事も、一瞬忘れてしまうくらい、動揺した。
「で、こいつの名前は?」
「千翼、らしいわよ」
「!へぇ」
「パパー」
「おー『ちひろ』ー高い高い」
「キャハハハ」
「提督ー私もー♥」
「よし!こい!」
「いくぞー「村雨ー」あっ」
村雨が提督に飛び付こうとするが、外で名前を呼ばれる。
「時雨がお呼び立てだぞ」
「残念、じゃまた今度ねー提督」
そう言って部屋を出ようとするがドアの前で立ち止まる。そして千翼に向かって
「君もお大事に♥」
と、言った後投げキッスをして出ていった。
しかし不運にも千翼は、そんな事に気付いていなかった、何故ならずっと『鷹山 仁』を見ていたから。そして考えていたから
(と、父さんだ、だけど違う!)
そう、千翼の知っている『鷹山 仁』は、もっとボロボロで、なにがなんでも自分を殺そうとする『鷹山 仁』だったが、いま目の前にいる『鷹山 仁』は、正直似合ってはいないもの綺麗な軍服をきて自分の子供をあやす、まさに『人間の父親』をしていたから。そしてそれ以上に違う事があった
(『アマゾン』じゃない!!)
そう、『アマゾン』じゃなかった。
(間違いない、完璧な人間だ!)
(つまり、この人は父さんじゃない別人!)
自分の知っている『鷹山 仁』じゃなく別の『鷹山 仁』という事実がさらに、千翼を困惑させる。
(わからない、何なんだここは?)
「おい」
「!?」
千翼が考えていると仁が声を掛けてくる。
「お前、なんで海上なんかに倒れていんだ?」
仁が話そうと千翼に近づく、が
「ッ!!?!」
「!」
仁が足を止める、何故なら千翼が仁に向かってとてつもない敵意を見せているのである。しかし仁には、千翼に敵意を向けられる理由が解らなかった。
「おい、どうした?そんなに睨むなよ」
「別にとって食ったりしないから」
「!?」
さらに、千翼に敵意を向けられる。
「んー、俺君に何かしたっけ?」
と、睨まれる理由が解らない仁が問いかけるが
「・・・」
千翼は、答えなかった。否答えられなかった。なぜなら
(か、身体が、勝手に)
そう、千翼の身体が仁を前にしたとたん、勝手に敵意を出しているのだ。それは、千翼の中にある防衛本能だった。
「・・・・」
「わかったよ」
「なんか俺、嫌われてるみたいだし七羽さん後お願いできる?」
「任せて」
「さっすが!」
と言って仁は、七羽の頬にキスをして出ていった。
「ママーお腹すいたー」
「『ちひろ』ちゃーん一緒にご飯たべまショウ!!」
「金剛お姉ちゃん!」
「ほら、行ってらっしゃい」
「うん!」
と言ってちひろも出ていった。
そして部屋には、七羽と千翼だけが残った。
「さて、千翼くん」
「は、はい」
「率直に聞くわ、なんで海上に血だらけで倒れていたの?」
「それは・・・わかりません」
「はぁ?」
七羽が驚きの声を挙げる。当たり前だあんなケガをして海上に倒れてたのに「解らない」と答えられたら誰だって驚く。
「はぁ、じゃあ何処であんなケガしたの?」
「あ・・えっと銃痕は、4Cに・・・・」
「4Cって、何?」
「えっ?」
かえってきた答えに千翼は、驚いた
「4Cを、知らない?」
「知らないわよ、そんなの?」
「!?」
千翼は、驚いた4Cは、民間にも知られている組織なはずなのに、かえってきた「知らない」という答え。
「特定有害生物対策センター英語にするとCompetitive Creatures Control Center略して4C本当に知らないですか?」
「知らないわねー?」
「なっ!?」
(もしかして)
「あの、一ついいですか?」
「ん?何?」
「『アマゾン』って、知ってますか?」
「『アマゾン』?何それ?」
「!?」
(『アマゾン』を知らない!?)
その事実は、千翼を激しく困惑させた。
(あ、頭がパンクしそうだ、母さんそっくりで名前も同じ女の人がいて、『アマゾン』でもないけど『人間じゃない』人達がいて、父さんそっくりで名前が同じ男がいる、そして民間に『アマゾン』が知られてない、何なんだここは!?!?)
頭を抱える千翼、何がなんだか解らない七羽はそれを見るしかできなかった。
―工房―
そこにピンク髪の少女明石は、いた。
「言われたからには、やるけど大丈夫かなー犯罪じゃないよねこれ?」
―千翼が目覚める前―
「あんな大手術始めてしたなー」
(にしても、本当に何なんだろうなあの少年)
なんて考えていると
「明石!」
「あ!副提督どうかしました?」
「貴方にやってほしい事があるわ」
そう言って七羽は、一つのバックを明石の前に出した
「これは?」
「さっき手術した少年の持ってたものよ」
「えっ?」
なんで七羽が自分にこんなものを持ってきたか、明石はある程度察したが念のため何故かを、七羽に聞いてみた。
「あのーなんで、これをわたしに?」
「中にある物を調べなさい」
七羽は、キッパリと言う。
「え、あのそれ大丈夫なんですか?犯罪なったりしませんよね?」
「大丈夫よ、私が許可するから、あんな怪しい相手調べないほうがバカよ」
「は、はぁそうですか」
―回想終了―
「まぁ、いっかさて中身は何かなー」
調べると決めたとたんに明石の顔が変わる、その顔はまさしく新しいおもちゃに目を輝かせる子供のようだった。
「お?なんだこれベルト?」
中身は、一つのベルトと、黄色の液体が入っている注射器のような物の二つだった。
そして、明石の工作艦としての感が(このベルトを分解しろ)とささやいていた。
「これは当たりだったかも」
と、分解しようとするがある異常がおきた。
❬ガシャン❭
「え?何?何?」
明石がふりむくと、明石は何もさわっていないのに勝手に建造がおこなわれていた。
「な、なんで建造されてんの!?私なにもさわっていないのに!?」
急いでキャンセルしようとするが、すでに建造されたあとだった。
「なにこれ・・・」
出てきた建造物は、バイクだった。
赤いボディをしており目のようなデザインのライトが独特だった。
明石は、急いで原因の究明にあたる。
「これは、建造物を決めるコンピューターが、バグっているわねデザインは、適当に決めたようね、はぁ大本営に修理の書類出さなきゃ」
―鎮守府近海―
深い海の底に彼女達は、いた
「オノレ、カンムスメマタワレワレノジャマヲシテ」
艦娘の愚痴を言っている彼女は、重巡ネ級彼女もまたこの近海の制海権を奪うためきたのだ。
「コンドコソ――ン?」
今度こそ艦娘を倒すと宣言しようとするが、海上の方から流れてきた謎の血が気になり言えなかった。
「ナンノチダ?」
ネ級は、不思議に思いその血を少し『吸い込んだ』
「ン?ニンゲンノチカ?イヤ、スコシチガウ・・・」
ネ級は、何の血か考えるが
「マァ、イイダロウ」
そう言って何処かへいってしまった。
―病室―
「わかった?千翼くん」
千翼は、七羽に艦娘そして深海棲艦についてはなしを聞かされた。その内容を聞いた千翼は只でさえパンクしそうだった頭が一度パンクしたが、何とか理解した。
(ひとまず分かった事は、ここには『アマゾン』がいなくて代わりと言ってはなんだけど深海棲艦がいる、そしてその深海棲艦を倒すためさっきの村雨ちゃんやほかの艦娘がいる、そしてここは深海棲艦と艦娘が戦う最前線の場所にある鎮守府という事か)
ある程度の事情を把握した千翼だが、まだ最大の謎があった。それは
(なんで俺は、ここにいるのか!?)
また千翼が頭を抱える
「もしかして・・」
「何かわかるんですか!」
「いや、その・・前に、艦娘の一人が異世界転生物の本をよんでたのよ。で、今の千翼君の状況がその本と似通っているのよね」
「?異世界転生ってなんですか?」
「まぁ簡単に言えば、今千翼君がいるこの場所は、別世界の可能性があるの」
「そんな事が!?」
「あくまで可能性ってだけよ、深海棲艦なんて化け物がいるんだから、異世界転生位ありそうだしね」
「・・・・・」
(別の世界、なんで俺が)
「じゃ、聞きたい事は聞いたから、後は自分で調べてね」
「あ、図書館はここを出て左側よ」
そう言い残し七羽は、出ていった
―工房―
千翼の病室を出てすぐに七羽は、工房に向かった理由は明石に頼んだ、千翼の持ってた物の調査結果を聞く為だ。
「明石ー頼んでた物終わったー」
「ゲッ!副提督だ」
七羽が質問し、明石のあからさまな返事が帰ってくる。
(まさかあの子、変なことしてないわよね)
「あっあ、副提督何のご用で」
「頼んだ事ちゃんとした?」
「あー、あれのかいぞ―ゴホンゴホン―調査はちゃんとしてますよ」
「今、絶対改造っていったよね」
「イッテマセンヨ」
「はぁ、貴方一度機械をいじると止まらなくなる癖があるからね、それで結果はどう?」
「あ、はい。結果から言うとあんな物見たことありません、使っているパーツなどは何を使って要るかわかったんですが、使用目的がいまいちわかりませんでした」
「そう、それでどんな改造をしたの?」
「はい!艦娘の使う艦装と同じような力を出せるように」
「・・・」
「・・・」
「口が滑ったー!!!!」
「明石、私が許可したのは調査です。改造ではありませんよ」
「うぅ、つい見た事がない物だったから火がついちゃって」
「はぁ全く貴方って子は」
(にしても使用目的がいまいちわからない物、か)
(『アマゾン』・・・ね)
―次の日―
「図書館って確か」
千翼は、今図書館に向かう為、鎮守府の廊下を歩いていた。
(今は、この場所や、現状を詳しく知る必要がある)
そう、千翼はより鎮守府そして深海棲艦を知る為に図書館へ、向かっているのだ。
(それはそうとして・・)
「あの、何か用ですか?」
千翼は、自分の斜め左後ろの柱に言葉を投げ掛ける、すると
「この私達の、尾行に気づくとはやりますね」
柱から、ショートヘアーでメガネを掛けている女性と、その女性と、対象にロングヘアーの女性の二人が出てきた。
「貴方達は?」
「よくぞ聞きました!!」
「金剛型4番艦、艦隊の頭脳霧島!!!」
「同じく金剛型の3番艦、榛名です!!」
❬バァァァァアン❭
「えっ?」
二人のテンションについていけず困惑する千翼。
「にしても元気になったみたいで良かったです」
「え、あ、ありがと」
「いえいえ」
「でも本当に元気そうですね。私の見立てでは、あと2日は病室から出られないと思っていたのですが」
「ま、良いじゃない霧島の計算もたまには外れるってことで」
「そうですね」
「あ!そういえばお名前聞いてませんでした!」
「えっ?」
「確かに、名前なんて言うんですか?」
「あ・・千翼です」
「よろしくお願いします!千翼さん!」
「何か困った事があったら何でも言ってください。力になりますから」
「うん、ありがとう霧島、榛名」
と、千翼は二人と握手をし、二人と別れた。
(なるほど、村雨のように中学生位の子と、霧島と、榛名みたいな人も居るのか)
❬ドンッ❭
「ワッ」
「とっ、大丈・・夫」
千翼は、ぶつかったどう見ても小学生に見える少女を見て言葉を失う。
(この子、艦娘だ!)
(いや、どう見ても小学生だ)
千翼は、思ったこんな子供まで戦いに出るとは、艦娘をよく知らない千翼は、その事実に驚愕した。
「こらー、電、前をよくみなさいよー」
「はわわ、ごめんなさいなのです」
「え・・あ、大丈夫だよ」
「あら、あなたは」
「え、俺を知ってるの」
「はわわ、いっぱいケガしてた人なのです」
「ハラショー」
「えっと君達は?」
「私は、暁よ一人前のレディよ!」
「私は、響だよ。よろしく」
「私は、雷よ!かみなりじゃないわ!」
「どうも、電です。よろしくなのです」
「よろしく、俺は千翼」
「「「「よろしく~」」」」
千翼は、四人と握手をする。
「じゃ」
別れのあいさつをして図書館へ行こうとするが、
「ちょっと待った!!」
千翼を雷が静止する。
「私が鎮守府を案内してあげるわ!!」
「えっ?」
そして、半ば強引に千翼は、鎮守府を回った。
―鎮守府近海海上―
「ミテイロ、イマジゴクヘオクッテヤル」
海上を滑る複数の影、その先端を重巡ネ級
「ウッ!」
(マタダキブンガワルイ、シカシコンナコトデヒイテタマルカ)
この時ネ級は、気づかなかった自分の身体に『青黒い血管』が浮かんでいたことに・・・
第2話お仕舞いです。
この千翼毎回困惑してんな
ついに次回戦闘回です。お楽しみに!