とある特殊小隊の日常前線(デイリーフロントライン)   作:ノア(マウントベアーの熊の方)

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はじめましての方ははじめまして、そうでない方はどうも、また会いましたね、ノアです。
以前まで投稿していた、『とある特殊小隊の日常前線』を話がおかしくこじれてきたり、無茶苦茶な部分が多くなってきたので思い切ってリメイクしたのが本作となります。
前作が気になる方は、私の投稿小説からご覧下さい。

では新編第1話を、どうぞごゆっくり、見ていってください!


第1章(2060~)
第1話


2060/4/14

 

今日は、俺たち『第62特殊小隊』、通称"シグマフォース"の結成から2周年の記念すべき日だ。

俺たちは、PMC『グリフィン&クルーガー』に所属する特殊部隊のうちの一つで、今は主にテロリストなどの対処をしている。

 

俺たちは、人間の隊長の叢雲 仁(むらくも じん)…まあ俺なのだが、それを中心に、戦術人形で構成されている。

メンバーは前衛としてM500にスコーピオン、そして俺、後衛にM14とゲパードM1、その2人の護衛にC96、そして遊撃手として416、と言った感じのメンバーである。

本来なら烙印システムで接続された自分の銃を使うのがIOP製第2世代戦術人形なのだが、うちのメンバーは全員、ほかの銃も使えるように訓練されており、スコーピオンとC96は場合によってミニミ軽機関銃を使うことができるし、そのほかのメンバーもアサルトライフルを使用可能で、自分のメイン武器とは別に携行して任務に励んでいる。

 

…まあ、簡単に『ちょっと特殊なメンバーの集まり』と覚えていてくれればいいだろう。

ちなみにだが、俺たちは基本、普段は黒いフライトスーツをユニフォームとして着込んでおり、その事からもほかの人形たちとは違うとわかってもらえるだろう。

 

 

そう部隊の事を誰に説明するでもなく脳内で整理しながら、俺はカタカタとPCのキーを叩き、今日までの戦果や参加任務などのまとめ書類を書いていた。

スペースキーを数回カタカタと押した後にエンターキーを1回ッタァンと叩き、書類を書き終えると、始めた時には朝だった時間が、いつの間にか、昼過ぎになっていた。

 

「はぁ…腹減ったな」

 

そう言いながら、俺は執務室の席を立ち、隣にある部隊の待機室へと向かった。

向かうと、みんな各々の好きなことをしているあたり、どうやらみんな昼食は終わっているようだった。

集中明けで未だボーッとする頭を左右に振りながら、なにかないかと冷蔵庫を開ける。

すると、後ろからドタドタという音がしたと思うと、急に誰かが飛びついてきた。

 

「ジンさんお疲れ様!何食べるの?」

 

「M500か…いや何、それを決めようと冷蔵庫を開けたんだが」

 

そう言うと、M500は人差し指を顎に置き、少し上を向いて、うーん…と言いながら考え事をし始めた。

 

「うーん…あ!ジンさん、確かレーションの残りg「お茶漬けでいいや」…そっかー」

 

そう無理やりにレーションと言う選択肢を排除しつつ、俺は未だ食ったことのない本物の米というものに思いを少し馳せつつ、お茶漬けを作り始める。

むしろ本物の米を食ったことがないので、俺からすればこちらが本物の米なのだが…まあ食べられないものでは無いので良しとする。

 

「…M500、レーションの残りって何?」

 

そうお茶漬けを作りながら聞くと、M500は、その綺麗な髪色と同じ色の尻尾をゆらゆらさせながら、

 

「えーと…たくあんとかの漬物だね」

 

「よくそれだけで昼飯に提案してきたな…まあいいか、たくあん貰えるか?」

 

「はーい」

 

そう言い、M500は冷蔵庫からたくあんの缶詰を取りだし、俺に渡してきた。

それをありがとうと言って受け取り、アーミーナイフの缶切りを使い開けて、お茶漬けの上に乗せた。

そして米もどきをかきこみ、乗せたたくあんを頬張っていると、唐突に部屋についたパトランプが、猛々しいサイレンと共に流れ始めた。

 

出撃の合図だ。

 

急いでかきこめるだけ米とたくあんを頬張り、急いで部屋にある自分のロッカーを開け、他のみんなと同じように、防弾チョッキを始めとする装備を着込む。

そして、愛銃であるHK416を持ち、バラクラバ越しにARゴーグルをつけて、簡易的な補給物資の入ったバックパックを片手にヘリパッドへと走り、黒く塗られ、俺たちの部隊章の描かれた、ステルスホークへと乗り込んだ。

 

目的地へと着くあいだ、ヘリの中でARゴーグルを使い、情報の共有を行う。

しばらくすると、目的地に着いたようで、目的地を見渡せるように旋回機動に入った。

 

「降りるとしたら…あそこか、416、ドアガンをぶっぱなしてやれ」

 

「了解、完璧にこなすわ」

 

そう416は言い、備え付けられたGAU-19のチャージングハンドルを引き、地上で見境なく銃を発砲している、テロリストへと向けて射撃を開始した。

 

しばらく発砲が続き、敵の姿が広場近くにも見えなくなってきた頃、俺はヘリのパイロットに言って、広場上空でホバリングをしてもらった。

 

そしてロープを垂らし、ラペリング降下をする準備に入った。

 

『GOGOGO!沢山ヤってきてやれ!』

 

そうヘリパイロットに言われ、バラクラバ越しにニッと笑ってから、俺たちはラペリング降下を開始、地上へと降り立った。

降りてすぐに近くの物陰へと退避し、ヘリにも退避してもらう。

ヘリの離脱を確認してから、俺たちは縦1列に並び、前進を開始した。

 

「敵発見、正面物陰!スコーピオン!モトロフ・カクテルをお見舞いしてやれ!」

 

「りょーかい!まっかせてー!」

 

そうスコーピオンは言うと、腰につけたポーチから、小型の火炎瓶を取りだし、火をつけて的確に物陰へと投げ込んだ。

すると、ガソリンを引火物とする火炎瓶は、爆発にも似た炎上を起こし、物陰に潜んでいたテロリストを火炙りにし、喰らわなかったテロリストをも退避させることで、あぶり出すことに成功した。

 

「M14は近場、ゲパードは遠方のやつを狙撃!あとは射撃しながら前進!距離を詰めるぞ!」

 

「「「「「「了解!」」」」」」

 

そう軽く打ち合わせし、俺たちは逃げていくテロリストどもの無防備な背中へと向けて、鉛玉を撃ち込み続けた。

やがて最後の敵を撃ち倒し、俺たちの戦闘は終わりを告げた。




いかがでしたでしょうか?
文字数が少ないですが、楽しんでいただけたなら幸いです。
この1話から第6話まで、連日更新する予定ですので、よろしければまた、見てやってください。

ではまた次回、お会いしましょう!

キャラ設定は

  • 1.第1話のあとがきでいい
  • 2.第1話の前に欲しい
  • 3.別に要らない
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