とある特殊小隊の日常前線(デイリーフロントライン)   作:ノア(マウントベアーの熊の方)

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大変お待たせしました、最新話です…
ネタが無い中流石に書かないとと思い、とある動画で見たワンシーンをパロってみました。
ドルフロ最近になってわかった新事実とか多すぎませんかねぇ!?
設定と噛み合せるの大変なの!(まあ無視して完全に二次創作としていいんですが)

ではまあ前書きはここまでにして、今回もごゆっくり、見ていってください!


第9話

ある日、俺はいつもの訓練所の待機室で、コンピューターの画面を見ていた。

その画面に映されているのは、たった今イチたちの操縦するヘリから降り立った、デストロイヤーの姿だ。

俺は手元にある50のスイッチへと目線を向け、デストロイヤーの持つHK416のSTANAGマガジンに装弾された8発、そしてベレッタ90-Twoの5発…からキリのいいように2発引いた15発を足した、合計13発に+1したターゲットのスイッチをアクティブにする。

なぜ+1するのかって?

…少し意地悪をしたくなっただけだ。

 

今日はデストロイヤーにとって、TR(訓練待機)から、実戦に出れるOR(任務待機)になれるかどうかの、試験の日だ。

画面に映るデストロイヤーが準備を終えたのを見て、俺はデストロイヤーへと、マイク越しに声をかけた。

 

「あーあー、聞こえるか?デストロイヤー?」

 

そう言うと、画面に写ったデストロイヤーが、耳についたインカムを押さえながら、

 

『うん、聞こえるわよ、ここからどうすればいいの?』

 

と、聞いてきた。

 

「出発前に説明した通り、その荒野を今向いてる方向に道に沿って南下、小高い丘にたどり着く、そこからスタートだ、あとはタイミングを見計らって俺がホログラフのターゲットを出す、それに向かって撃てばいい…簡単だろ?」

 

『わかったわ、ゴールはどこ?』

 

「そのターゲットが出てくるゾーンを抜けた先にあるシュートハウスだ、シュートハウス内は矢印があるからそれに従え」

 

『了解、あたしの本気、見せたげる!』

 

「意気込みは良し、それじゃあ移動開始!」

 

そう言うと、デストロイヤーは小走りで移動を開始し始めた。

それをみんなに伝えると、各々コーヒーや炭酸水を片手に、画面の前へと集まってきた。

 

「もうすぐスタートだ、楽しくなるぞ」

 

そんなことを言っていると、デストロイヤーは最初の関門へとたどり着いた。

それを見計らってから、不規則に1~8のターゲットを起動する。

そしてデストロイヤーはそれらを、落ち着いてひとつの人型ターゲットにつき1発で、仕留めていった。

 

「ふーん…なかなかやるわね!訓練の成果が出てるじゃない!」

 

「ああ、M500の言う通りだが……残りの弾数は5発、でもターゲットは6つだ」

 

そう言って悪い笑みを浮かべると、みんなが、ひでぇことしやがるとでも言いたげな顔を浮かべて、俺の事を見てきた。

だがそんなことを気にせず、俺はモニターを見ていた。

やがてデストロイヤーはシュートハウスに到着し、窓の外から中へと、現れたターゲットを撃ち、そして中へと入っていった。

 

そして進路を進み始めるデストロイヤーが驚くであろうタイミングでターゲットを出すが、難なくターゲットへと弾丸を当てていった。

そして最後…弾切れの中の6つめのターゲットを目の前に出す。

どういう対処をするかと楽しみにしていると、デストロイヤーは少し躊躇いながらも、90-Twoのマズル側を握り、最後のターゲットへと投擲した。

 

「おおっ!やるなぁ!」

 

「投擲かぁ…その手があったとはねー…あたしも前やった時、そうすれば良かったなぁ…」

 

「お?スコーピオンもやるか?」

 

「いやいいかなー…ジンさん相手だと何されるかわかんないし」

 

「…ちゃっかり酷くねぇか?」

 

そんな会話をしていると、デストロイヤーが銃を拾い上げ、壊れていないか心配そうに見つめていた。

 

「よしデストロイヤー、合格だ、走って戻ってこい」

 

『嘘でしょ!?迎えのヘリは!?』

 

「そんなものないよ、そこからここまではあっても5kmだ、その軽装なら走れるだろう?」

 

『ああもう!わかったわよ!やるからにはやってやるんだから!』

 

そうやけくそ気味にデストロイヤーは言うと、待機室のある方向へ向かって走り始めた。

 

「……イチ、ニコ、一応ヘリ飛ばす準備しといてくれ、2.5km走ったあたりでピックアップできるようにな」

 

そう言うと、イチとニコはふふっと笑い、

 

「はいはい、兄さんは結局甘くなるよね、まあそこがいい所でもあるんだけど」

 

「だね!じゃあお兄ちゃん、エンジンいつでも回せるようにして待機しとくね!」

 

と言って、ヘリへと向かっていった。

 

「ああ、頼んだ」

 

そう言いつつ、俺はデストロイヤー用のARゴーグルと制服の発注準備をしてもらうように指揮官へと連絡し、デストロイヤーの到着を待つことにした。

やがてデストロイヤーが1.8kmほど走ったタイミングでイチとニコに飛んでもらい、俺は帰ってくるまでの間に、事前にこっそりと準備しておいた、ホールのケーキを切り分け、他のみんなと一緒に、TR(訓練待機)からOR(任務待機)への昇格おめでとうパーティーの準備を始める。

 

これも事前に準備しておいた飾りをいい感じに取り付け、ケーキを個々の皿に移し、ジュースを準備し、あとは主役を待つだけになった。

そう準備を終えて待っていると、416に質問をされた。

 

「ジンさん、デストロイヤーの実力を疑うわけじゃないですけど…射撃精度はどうだったんですか?」

 

そう聞いてくる416に、デストロイヤーの訓練結果を表示したタブレットを手渡す。

すると、416の表情が、驚きの表情へと変わった。

 

「大したもんだろ?13発中9発急所、あとの4発も急所でなくとも被弾したら戦闘続行はほぼ不可能だろうところに当ててる、やっぱり軍事人形のメーカーとしてトップシェアを誇る鉄血のハイエンドだよ、アイツは」

 

「自分の主武装じゃなくてこれは凄いですね……主武装のグレランだとどうなるのかしら」

 

「本当にな……にしても416、珍しく好成績者に嫉妬してないじゃないか、どうしたんだ?」

 

そう聞くと、416は目線を泳がせ、髪の毛をくるくるといじりながら、

 

「あの子は、いい子ですから……まぁ、私の方が完璧で特別ですけど」

 

と、言ってきた。

なんだかんだ言って、自分より小さな子供に優しい416に、微笑ましくなりながら、俺は外に出て、ヘリの到着を待っていた。

しばらくすると、1機のヘリが帰ってきたので、それを出迎え、キャビンからデストロイヤーが降りてくるのを待っていると、いつもならすぐに降りてくるデストロイヤーが降りて来ず、先に着陸後の業務を終えた、イチとニコが先に降りてきた。

 

「あれ?デストロイヤーはどうした?」

 

そう聞くと、ニコがふふっと笑ってから、

 

「『もう甘えてらんないから、しっかり走り切る!』って言って、ピックアップを拒否したんだよ、もうかなり疲れてるだろうにね」

 

と、報告してきた。

 

「……そうか、じゃあ帰ってきたら思いっきり祝ってやろう」

 

「だね、きっと喜ぶよ」

 

「にしてもよくやるよねぇ…あたいなら確実に途中でピックアップして帰ってるよ…」

 

「間違いないね、姉さんなら2kmも持たないんじゃないかな?」

 

そういうニコの鋭い指摘が入り、イチはうぐっ…と言って、バツの悪そうな顔を浮かべた。

そこから数十分後、遠くに、特徴的な黒い鉄血ハイエンドの服を着た、銀髪ツインテールの姿が見え始めた。

フラフラしながらも、着実に一歩一歩走ってくるデストロイヤーを大声で応援してやりながら、俺はM500に言い、キンキンに冷えたスポーツドリンクとタオルを持ってきてもらい、受け入れ態勢を整える。

それから数分して、やっとデストロイヤーは走り切り、膝から崩れ落ちてそのまま仰向けに寝転がってしまった。

 

「デストロイヤーお疲れ、よく頑張ったな」

 

そう言いながらスポーツドリンクを首に当てて冷やしてやりながら、デストロイヤーの頭をわしゃわしゃと撫でる。

するとデストロイヤーは恥ずかしそうにしながらも、満面の笑みを浮かべてVサインをして見せてきた。

 

「デストロイヤー、立てるか?」

 

「うん…なんとか……」

 

そう息切れしながら無理に立とうとするデストロイヤーに肩を貸してやりながら、俺は待機室へと向かった。

入るなり待機していたみんなが、

 

「「「「「「「デストロイヤー、おめでとう!」」」」」」」

 

と言って、クラッカーを鳴らした。

それを疲れて思考が動かないのかしばらくポカーンとした顔をしてデストロイヤーは固まっていたが、やがて理解したようで、にひひひっと笑って、みんなにもVサインを見せていた。

 

「とりあえずデストロイヤー、シャワーでも浴びてこい、疲れたところもしっかり冷やしてな」

 

「うん、わかった」

 

そう言ってデストロイヤーは自分の足でシャワー室へと歩いて行った。

そこで俺はハッと、ひとつの事に気づいた。

 

「なぁ、替えの服とかあるか?流石に汗で濡れた服を着せとくのは……」

 

そうみんなに聞くと、M14がニッコリと笑顔を見せながら、袋に入ったデストロイヤーの着替えセットを見せてきた。

 

「流石だ、準備がいい」

 

「試験が終わったら汗もかいてると思って、着替えを準備しておいて正解でしたね」

 

「だな、M14、渡してやってくれるか?」

 

「了解です」

 

そう言い、M14はデストロイヤーに着替えを渡しに行った。

そしてしばらく待ってシャワー室からデストロイヤーシャワーを浴びて帰ってきたところで、俺たちはパーティーを始め、デストロイヤーの健闘を称えた。




いかがでしたか?
話の中で割と時間も経ってるはずだし、そろそろ訓練要員から実践要員にしてやってもいいのでは…?と思った結果こうなりました。
なので近々リメイク前に出てきたあのキャラたちが出てくると思います!
乞うご期待してごゆるりと生あたたかい目で投稿までお待ちください!

ではまた次回、お会いしましょう!

キャラ設定は

  • 1.第1話のあとがきでいい
  • 2.第1話の前に欲しい
  • 3.別に要らない
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