わたしの名前は明日方舟、なんだか変な名前だと自分でも思う。
まあ、わたしの事は知らなくていいいからさ。
まあ、特殊な性質があって、夜になるととある世界ととある世界を転移するんだ。
これはその一方の世界の片隅のお話。
ようこそ、ロドスへ。君は、、、、、まあぎりぎり合格だった組だな。とにかく明日この座標へ来てくれ。そこでおち合おう。
審査官からのメールを読んで私はあんどする。
この世界に転移するようになってわたしは餓死するかと思った。こんなことなら祖父の架橋にサバイバル術を聞いておくべきだったかもしれないと内心思っていた。しかし何とか感染者の群衆の中をかき分けテストに合格することができた。これでロドスに入社できる。
君が、明日方舟と言うんだね?遠い中お疲れ様。とりあえず僕じゃ決められないからアーミャと挨拶してもらえるかい?彼女は僕らのリーダーなんだ。若いけど彼女は優秀だ。とりあえず僕は勘を戻らなきゃいけない。それじゃあここでゆっくりしていってくれ。
仮面で顔が見えないグレーのフードを被った人が言った。彼がドクター。鉱石病の第一人者。
応接部屋でゆっくりとコーヒーを飲みながら考える。なぜこうなったんだろう。さっきまでの事を思い出す。
ロドスに車で乗り込む際レユニオンたちの襲撃に会い車が一両壊れてしまったのが原因だろう。自分だけピストン輸送で最後に乗り込んでその際手違いで貿易所らしきところへ連れていかれて迷っていた。そんな時彼が助けてくれた。彼の表情をうかがい知ることはできなかったけどとてもやさしい声だった。
ドアが開いてロバの耳っぽい耳がついた女の子が入ってきた。多分彼女がアーミャちゃんだろう。
「お待たせして本当にすいません。」
いや良いんだ、とわたしは付け加えて話す。
しばらく会話をして自分の事を知ってもらった後、部屋に案内する番になった。
「ここはいろいろな人たちが集まってきているのでいろいろ騒動がありますがとりあえず、あなたの部屋に案内しますね。」
「あ、そうだ。ちょっとレポートに書いてあるけどわたしの体質は特殊なんだ。夜になると現れて、朝を迎えると消える。だからもう今は朝だろ?だからさ―――――――――
そうこうしているうちに夜が明けてしまった。日が差し込むとともに自分の体も消えていく。
最後に言葉を言い残す。
「ごめん、荷物誰かに運ばせて。あとあたしのコードネームはアークナイツでよろしく。」
彼女はぽかんと理解が追い付かずにこちらを見ている。大丈夫、あっちの世界でもそうだったから。
そのまま朝の日差しの差し込み始めたなか、一人アーミャだけが取り残された。