異世界の神様からチート能力?を貰いました。 作:名無しの兵六
ボブ達の教導のもとにスプリングフィールドM14の射撃技術習得を開始した島津隊を横目に
「おはよう。ヘラクレイトス。ちょっと騒がしいけど我慢してほしい。君たちの
「ああ、おはようガイウス。このくらいはどうということは無いと言いたいが、あれは何なのだ?ボブたちが使っている武器に似ているが、音が重いな。」
「ああ、あれはね新しく【召喚】した島津義弘率いる島津達に渡したM14という武器の攻撃音だよ。」
「ボブの使っていたのは確かM27とかいうのだったか。人間は新しいモノに大きな数字を使うが、M14ということはM27よりも古いモノではないのか?それでよいのかね?」
「確かに、古いモノではあるけど、威力はあるし射程も長いからね。それにね島津隊の使っていた同じような武器で火縄銃というのがあるのだけど、それよりも優秀だから使わせているのさ。」
「ふむ、そうか。そういえばガイウスよ、気づいているかもしれんが先程、我の群れとは違う
「うん、【気配察知】に引っかかったからね。2頭だよね?多分僕が頼んでいた
「それはお主もだと思うぞ。ガイウス。」
「ん~、否定できないねぇ。」
「“寝る子は育つ”というが、お主の成長が心配になるのぉ。」
「へー、
「ならば、何より。」
「さて、と。僕は
「ああ。」
僕はエドワーズ空軍基地を後にして、黒馬に跨りニルレブの北門に向かう。門に着くとすぐに衛兵さんが走って来て報告をしてくれる。
「おはようございます。閣下。南門に
「うむ、報告ご苦労。すぐに向かうとしよう。」
行政庁舎に着くと、すぐに職員さんの1人がやって来た。
「閣下、そのご様子ですと聞いておられるとは思いますが・・・。」
「うん。聞いている。ディルク殿とベルント殿がお越しになり今はヘニッヒ卿が対応中。ということであっているかな?」
「はい。こちらです。」
そう言って、先導してくれる。僕の使用している応接室だから先導されなくても大丈夫なんだけど、貴族のあれやこれやがついてまわるから仕方がない。特に今みたいにお客さんを待たせている状況だと尚更だね。
職員さんが応接室の扉をノックし、
「ガイウス閣下をお連れしました。」
そう述べると扉が開き、ラウニさんが職員さんから僕の事を引き継ぐ。僕を丁寧に中に招き入れると、すぐに扉を閉め鍵をかける。
「お久しぶりです。ディルク様、ベルント様。」
僕に対して礼の姿勢をとっている2人に声をかける。
「閣下。我々は爵位を持たぬ身です。どうぞ敬称など付けずに呼び捨てでお願いします。」
「えーっと、それでは、
「閣下がそれでよろしいのであれば、私もベルントも異論はございません。」
「では、それで。口調もいつも通りでお願いします。僕もそうしますので。」
僕が席に着くとヘニッヒさんとディルク
「
「お爺様がな。やはりクリスティアーネのことが気になって仕方がないらしい。コンラート団長は他の者にする予定だったらしいけどね。まあ、俺とベルントの
「勝ち負けは時の運とも言いますから・・・。それに、お2人とも良い技量をお持ちじゃないですか。」
「兄上、折角ガイウスが気をつかってくれているのです。ところで、ガイウスに聞きたいんだけど、書簡には発音は同じだが“竜”騎士ではなく“龍”騎士と書いてあった。ゲーニウス領では
「いえ、
「ほう、詳しく話を聞きたいな。」
ということで、ヘラクレイトスの群れをどやって連れてきたかを話したよ。それと、自分が異種族とも会話できることも。
「驚いたな。我らが
「はい、ディルク
僕は笑って誤魔化した。他の世界の神様がくれた【能力】だなんて言ってもそう簡単には信じられないだろうからね。
「そうそう、
「
「大丈夫ですよ。そこも言い聞かせていますから。」
「ふむ、ならばいいか。折角だから街中を散策してから行くよ。な、ベルント。」
「ええ、兄上。というわけでガイウス、終業時刻ごろにまた来るから案内をしてもらっても大丈夫かい?」
「もちろんですとも。」
あとはどれだけの人たちが募集してくれているかだね。楽しみだなあ。
見てくださりありがとうございます。