ドールズフロントライン(仮) 作:サクサクフェイはや幻想入り
すぐに鉄血の戦術人形を鉄屑に変えた40は戻ってくると、俺の隣に並んでニコニコしながら歩く。 何がそんなに嬉しいのか。
街に近づくと、戦術人形がボディチェックをしている。 40曰く、グリフィンが統治している街らしい。 戦争により国家と言うものが機能しなくなった以上、PMCが街を統治するのも当然の流れだ。
それにしても
「このまま街に入って大丈夫なのか?」
「アコナイトはともかく、あたいはどうなんだろ。グリフィンから国家安全局に移ったとは言えあの事件もあったし……」
ムムム、と言って悩み始める40。 そこら辺はノープランだったらしい。 俺に任せれば、無理矢理通るのは目に見えているので意見を求められることは無い。
そもそもだ
「俺はなんとでもなるが、お前はどうにかしないといけないのだろう?」
「まぁ、そうだね」
「なら、これで変装すればいいだろう」
「これは?」
40に渡したのは変装セット。 犯罪者の心強い味方だ。 変装して、厄介な敵との敵対状態などをリセットするものだ。
そう40に説明すると、懐疑的な目を向けてくる
「本当に大丈夫なの?」
「まぁ無理だったら、通してもらうだけだ」
「他の統治区でも指名手配になると思うんだけど......」
そう言いながらも、渡した変装セットを使い、変装する40。 変装したのを確認し、ボディチェックと軽い質問を受ける。 身分を証明するものはないが、今の時代珍しくもないのか普通に中に入れてしまった。
しばらく人通りの多い路地を歩き、そこから人気のない裏路地に入り40と話をする。
「セキュリティーどうなってるんだ?」
「まぁ、ボディチェックで何もなければいいんじゃない?」
40は変装を解きながら、そう返事をした。 俺に変装セットを返してこようとするが、念のために40に渡しておくことにした。 そうしてまた表通りに戻り、話を続ける
「さて、グリフィンが統治してる街だし、何かしらの情報があればいいんだけど」
「情報収集はお前の得意分野だろう、期待してる」
「任せてよね!」
そうして俺と40は情報収集をし始めた
----------------------------------------------------------------
しばらく情報収集をし、一息つくためにカフェに来ていた
「それで、首尾の方は?」
「上々だよ上々」
グリフィンが統治しているエリアの地図や保存食といった食料など、色々なものが入ったバックを叩き満足そうな40。 だがそれは表向きだ。 40に探らせていたのはグリフィン自体の情報や、他のPMCの情報と言ったものだ。
こんなところで言うわけにはいかないが
「それで、お前の知りたい情報は知れたのか?」
「もちろん。 そのことで手伝ってほしいことがあるんだ」