ドールズフロントライン(仮)   作:サクサクフェイはや幻想入り

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第103話

作戦は順調に進んでいく。 俺たちが情報を抜いた基地は、FAL達の部隊が消してくれているので、敵に追われる心配もない。 とは言え、基地が少なくなってきているので、守りは相応に硬くなる。 だが、俺や40がテレポートを使えるため侵入自体は安易である。 侵入するのはいいのだが、問題も当然のように出てくる。 基地に記録されているデータが、あまり代わり映えしなくなってきた。 取得したデータはクルーガー社長に転送しているから問題ないものの、明らかにリスクとリターンが合わなくなってきている。 とはいうものの、かなりの数の基地に侵入しているため、敵の勢いは削がれつつある。 だが、基地に攻撃を仕掛けているのにもかかわらず、撤退を選ぶ場合も多くなってきたとFAL達から報告を受けた。 となると、本部のガードが硬くなるわけで侵入しているAR小隊の方はどうなることやら

 

「アコナイト、ここもokだよ」

 

「40追加で探って貰いたい情報がある」

 

データを送り終えたのか、声をかけてくる40にそう切り返す。 不思議そうな顔をしながら、聞いてくる

 

「なに?」

 

「今敵の本拠地に侵入しているAR小隊がどんな塩梅かだ」

 

「そんなのを調べる必要があるの?」

 

416が済ました顔で聞いてくる。 普通なら他者を気にする必要が

 

「一応だ、一応。 不測の事態になれば、近くにいるのは我々だけだからな、もしかしたら救援を頼まれるかもしれないぞ? それじゃあなくても、我々がデータを抜き去り、本拠地近くの基地が破壊されているんだ、相手も馬鹿じゃないんだ何かしらの手は打つだろう。 そうなったときの為さ」

 

俺がもっともらしい理由を言っていると、40の横に居たUMP45が考え始める

 

「ふーむ、そしたら報酬の追加は請求しないとね。 40、私は敵の動きを探るのと脱出経路を複数用意するわ、貴女は」

 

「お、手伝ってくれるの45? ありがとー!!」

 

「抱きつかなくていいから40」

 

「もー、照れちゃって。 まー任せておいてよ、あたいはAR小隊の居場所でしょ?」

 

「お願い」

 

40とUMP45 が作業を始め、手持ち無沙汰になる俺や9や416。 G11? 寝られるとわかったら即寝たぞ

 

「むー、AR小隊のほうはデータの抜き出しの最中みたい。 信号を追って見てるけど、余り動いてないし」

 

「こっちは詳細な敵の基地の内部データをダウンロードしたわ。 逃走経路は今から練るけど、そんなに時間は掛からなそうよ」

 

「ふむ… なら次の基地に向かいながら考えてくれ。 UMP45の先導は9お前に任せる」

 

「了解!」

 

「それでは脱出するぞ」

 

そう言いながらFAL達に合図をし、次の基地へと向かう

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