ドールズフロントライン(仮) 作:サクサクフェイはや幻想入り
ようやくM16A1を見つけ、確保する。 何の部屋かは知らないが、ここがM16A1ひいては、M16A1の通信主やクルーガーの目的のものがあるらしい
「40」
「ハッキング及びデータの吸い出しは完了してるよ!」
元々通信を傍受していた40だ、何処に何があるのか分かっていた為動きもスムーズだった。 あとはこのデータをクルーガー社長に送信し、M16A1を送り届ければ任務完了と言うわけだ
「それで、アンタもこのデータを欲しているようだが? ペルシカリアリア」
『・・・・・・』
M16A1の通信主はペルシカリアであった。 まぁ、データの解析などをさせるなら16Labの主任であるペルシカリアが最適だろうとは考えていたが
「だんまりか。 まぁ、どうせクルーガーから情報が回ってくるから今すぐにはいらないか。 では、さようならペルシカリア」
通信を切り、体を伸ばす。 後はクルーガー社長にヘリを要請し、M16A1を連れ帰るだけだ
「それで、その中身はなんなんだ?」
「通信から察するに、傘プログラムだろうね」
「なるほど」
40の返事を聞き納得する。 いくら高性能なAR小隊でも、M16A1は電子戦専用ではない。 敵にバレずにハッキングなど無理なはずだ。 いや、専用でなくても時間をかければ確かに可能ではあるか。 それで、傘ウイルスに感染する可能性は大だろうが。 だが、最初から傘ウイルスに感染しておけば、識別反応は誤魔化せるし、使用権も取りやすくなるだろう。 ヤレヤレ、高性能な人形ですら、そんな扱いか。 思考を打ち切り他のメンバーに声をかける
「さて、目的のM16A1は回収した、帰るぞ」
「了解」
全員が自分の銃の状態をチェックして答える
~FAL視点~
作戦は終了し、帰りのヘリにのっている。 第一部隊は怪我と言っても擦り傷ぐらいだけど、それ以外特に怪我はなし。 指揮官達の方も、煤とかが付いたりはしているけど、特に問題は無さそう。 それにしても、少し違和感を感じた。 AR小隊、RO635とM4 SOPMODⅡをヘリに乗せた後また門まで戻ったのだけど、リンクしてあるドローンで上空から門の内部を見たものの、敵が全く居なかった。 私達が行った後戦闘があったのはわかるけど、なぜその後に部隊を配置していなかったのがわからない。 しかも、コントロール室はM16A1が壊したはずなのに、指揮官が門の前に来ると同時に門が開いた。 ヘリに乗る前に40に聞いたけど40は操作していないらしい。 とは言えあの様子だと、何か知っていそうだけど。 そんな風に考えていると指揮官と目があった。 私の顔を見てニコリと笑いかけてくる。 ・・・・・・ホント、思考を読む力とか持っているのかしら?
「なに、優しい優しい鉄血のハイエンドモデルがいたのさ」
「はぁ...... そ」
そう言って私は窓の外を見ることにした。 優しい鉄血のハイエンドモデル、ねぇ?
~FAL視点 end~