ドールズフロントライン(仮) 作:サクサクフェイはや幻想入り
「今回の任務、ご苦労だった」
「別に払うものを払ってもらえればそれでいいさ」
M16A1をI.O.P.で下ろし、俺達はそのまま本部に連れてこられた。 ヘリから降りれば、そのまま社長室に連れてこられ、社長であるクルーガーが待っていた
「報酬はキチンと振り込んでおこう」
「そうしておいてくれ、45が喜ぶだろうからな」
机を挟んだ反対側のソファーに腰を下ろし話を続ける
「それで、今回AR小隊や俺たちが集めた情報は役に立ちそうか?」
「あぁ、これで鉄血も終わりになるだろう」
クルーガーも反対側のソファーに腰を下ろし、今回、何故情報を集めることになったのかを話す始める
「そもそも、リコリスのセーフハウスの情報があまりこちらに利益がなかった時点で、あそこのデータの回収は軍との共同作戦を進める上で必要不可欠だった。 とは言えだ、あそこは鉄血の本拠地だ、おいそれと行く事はできない」
「加えて、グリフィン内部も一筋縄では行かない、だろう?」
「・・・・・・その通りだ。 穏健派や過激派、権利団体との癒着、色々ある。 404や君の働きかけで大分マシになったがな。 当然、軍からの催促は来ていた。 だがこちらも準備が整わない限り、向かう事は出来なかった。 君と彼、エルピーダ指揮官が来るまではな」
「よく言う。 信用ならないからと監視をつけていたくせに」
「監視など気にせずに振る舞っていただろう、君も。 ともかく、これで鉄血も終わりだ」
「ふん、鉄血が居なくなったところで、またどこかで戦争が起こるさ。 火種なぞそこら中に転がっているんだからな。 気をつけた方がいいぞ、クルーガー社長?」
ソファーから立ち上がり、部屋から出ていく直前、声をかける
「あぁそうだ、これからも好きなやらしてもらうのでそのつもりで」
俺は返事を聞く事なく、そのまま社長室を退室した
〜クルーガー視点~
彼が部屋から出たのを確認し、体の力を抜きソファーに沈み込む
「ふぅ...... 言われなくても分かっているさ」
彼が最後に言った言葉、火種なぞそこら中に転がっているんだからな。 言われなくてもわかっている。 鉄血を倒したところで、新たな敵が出現するくらい。 とは言え、今回の軍との共同作戦が成功すれば、そこら中に転がっている火種などは取るに足らない問題になる。 とは言え、彼は独自に情報網を持っている、それを考えると
「彼の言っている火種が私とちがう可能性がある」
その可能性を頭の隅に追いやり、通信でヘリアンに指示を出す。 この後の準備もあるからな
~クルーガ視点 end~