ドールズフロントライン(仮)   作:サクサクフェイはや幻想入り

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第111話

「今回の任務、ご苦労だった」

 

「別に払うものを払ってもらえればそれでいいさ」

 

M16A1をI.O.P.で下ろし、俺達はそのまま本部に連れてこられた。 ヘリから降りれば、そのまま社長室に連れてこられ、社長であるクルーガーが待っていた

 

「報酬はキチンと振り込んでおこう」

 

「そうしておいてくれ、45が喜ぶだろうからな」

 

机を挟んだ反対側のソファーに腰を下ろし話を続ける

 

「それで、今回AR小隊や俺たちが集めた情報は役に立ちそうか?」

 

「あぁ、これで鉄血も終わりになるだろう」

 

クルーガーも反対側のソファーに腰を下ろし、今回、何故情報を集めることになったのかを話す始める

 

「そもそも、リコリスのセーフハウスの情報があまりこちらに利益がなかった時点で、あそこのデータの回収は軍との共同作戦を進める上で必要不可欠だった。 とは言えだ、あそこは鉄血の本拠地だ、おいそれと行く事はできない」

 

「加えて、グリフィン内部も一筋縄では行かない、だろう?」

 

「・・・・・・その通りだ。 穏健派や過激派、権利団体との癒着、色々ある。 404や君の働きかけで大分マシになったがな。 当然、軍からの催促は来ていた。 だがこちらも準備が整わない限り、向かう事は出来なかった。 君と彼、エルピーダ指揮官が来るまではな」

 

「よく言う。 信用ならないからと監視をつけていたくせに」

 

「監視など気にせずに振る舞っていただろう、君も。 ともかく、これで鉄血も終わりだ」

 

「ふん、鉄血が居なくなったところで、またどこかで戦争が起こるさ。 火種なぞそこら中に転がっているんだからな。 気をつけた方がいいぞ、クルーガー社長?」

 

ソファーから立ち上がり、部屋から出ていく直前、声をかける

 

「あぁそうだ、これからも好きなやらしてもらうのでそのつもりで」

 

俺は返事を聞く事なく、そのまま社長室を退室した

 

〜クルーガー視点~

 

彼が部屋から出たのを確認し、体の力を抜きソファーに沈み込む

 

「ふぅ...... 言われなくても分かっているさ」

 

彼が最後に言った言葉、火種なぞそこら中に転がっているんだからな。 言われなくてもわかっている。 鉄血を倒したところで、新たな敵が出現するくらい。 とは言え、今回の軍との共同作戦が成功すれば、そこら中に転がっている火種などは取るに足らない問題になる。 とは言え、彼は独自に情報網を持っている、それを考えると

 

「彼の言っている火種が私とちがう可能性がある」

 

その可能性を頭の隅に追いやり、通信でヘリアンに指示を出す。 この後の準備もあるからな

 

~クルーガ視点 end~

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