ドールズフロントライン(仮) 作:サクサクフェイはや幻想入り
ドリーマーやデストロイヤーを探し始めてから、一週間ぐらいが経過した。 空から探し見つけたら出撃をするものの、着く頃には逃げられた後、それを繰り返していた。 彼方が此方の行動を掴んでいると言うのは無いので、タイミングの問題か。 だが、捜索にかかりきりと言う訳にも行かなくなったらしい。 新しい鉄血のハイエンドモデルが出現したのもあるのだが、前から言っていた軍との共同作戦がとうとう始まるのだ。 鉄血のハイエンドモデルが動いたのは予想の範疇だが、まさか新しい人形が動き始めるとは...... 気になるのはエルダーブレインに動きがないことだ、とは言えもう作戦は始める
「これだけの人形が揃うと壮観だな」
「そう、ですね。 ですが、どれだけの人形が今回の作戦で残るでしょうか?」
各地区から集まった人形を見て何気なく出た言葉に反応したのは、隣にいるシーアだ。 周りの人形達を心配そうに見つめていた
「ほとんどの指揮官達からすれば人形なぞ消耗品だ、所詮鉄血に勝てればいいのだからな」
「・・・・・・」
俺の言葉に何とも言えなさそうにするシーア。 優しいのはいいことだが、これから作戦だ気持ちを切り替えてもらわないと困る。 俺は前線に出るし、40もだ
「悪いとは言わんがもうすぐ作戦が始まる、今は目の前のことに集中するんだ。 でなければ、ウチの人形もそういう運命を辿るぞ」
「・・・・・・はい。 すみませんでした、トウラベ指揮官」
「別に気にすることはないさ」
そう言ってシーアの頭に手を置き撫で、その場を離れる。 404は仕込みの最中、40には軍の動向を探らせている
「暇そうね、指揮官」
「FALか」
他の地区の人形達を見ていると、後ろから声をかけられる
「こっちは他の部隊との連携とか、作戦を確認しているって言うのに」
「悪いが俺と404はクルーガー社長直属の部隊なんでな、自由にしていていいと言うわけさ。 まぁ、確認したところであまり意味がないと思うがな」
俺に悪態をつくFALに理由を話してやると、呆れられた。 そしてそんなことを言うと、不思議そうにするFAL
「どういうこと?」
「考えてもみろ、軍は元より戦闘用の人形を使っているんだ、元は民生品のI.O.Pの人形が軍の動きについていけると思うか?」
「・・・・・・指揮官の意見は肯定するけど、だからって作戦を蔑ろには出来ないわ」
「別に構わんさ。 ただ、何かしら事態が起こった場合は動いてもらうぞ」
「元々私達第一部隊はその為にあるんだもの、わかっているわよ」