ドールズフロントライン(仮)   作:サクサクフェイはや幻想入り

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長いこと前書きを書いていなかったですが、お気に入り登録ありがとうございます!
それと年内に終わらせるつもりですが、イベントにストーリーの進捗が微妙なので、ちょっとどうなるかわからないかも......
とりあえず本編どうぞ!


第115話

遂に軍との共同作戦が開始された。 軍という強力な力を借りたグリフィンは破竹の勢いで、作戦を進めていく。 とは言え

 

「少々上手く行き過ぎだな」

 

軍の力を見てしまったからなのか、ウチに所属の人形達以外は何処か浮ついている。 このまま鉄血を殲滅できるのではないかと。 そんなにうまく行くものかね?

 

「まぁ、今のところは上手く行ってるからね、今のところは」

 

隣に居る40はタブレットを見ながら呆れたような声を出していた

 

「何か見つけたか」

 

「今のところは何も」

 

上空のドローンで探らせているものの、何も見つけていないらしい。 そう、()()。 総力戦になるだろうとグリフィンは各地区からかなりの戦力をこの作戦に投入しているが、未だ鉄血はノーマル人形を展開するだけなのだ。 今の今まで軍と破竹の勢いで進軍しているにもかかわらず、未だ一体も姿を見せていない鉄血のハイエンドモデル。 それを分からずに浮ついているのだから、呆れたくもなるだろう。 下位のハイエンドモデルの強化型さえ出て来ていないのだから、これからどうなる事やら。 確かに軍の人形はスペックが高い、だがグリフィンの人形のように柔軟な思考は持っていないのだ。 一度足並みが崩されれば、各個撃破されて終わりだろう。 何せ、数の理はあちらにあるのだから

 

「あー」

 

「どうした、敵でも出たか」

 

40が声を上げたので聞いてみると、頷く

 

「両翼からかなりの数ね。 軍とグリフィンの隊列少しずつ崩れ始めてるから、そこを狙ってきたみたい」

 

「まぁ、やはり鉄血も馬鹿ではないからな、そこを狙ってくるだろうさ」

 

本部のエルピーダ指揮官も気がついたのか、通信が慌ただしくなる。 軍側の隊長と話し合っているようだが、どうも状況は芳しくない。 軍とグリフィンの人形の性能差が如実に現れたな

 

『エルピーダ指揮官』

 

『トウラベ指揮官、少し待ってください、今軍の方を説得して』

 

『どうせ軍が意見を変える事はない、時間の無駄だ。 ウチの部隊をすべて動かす』

 

『っ!? ですが!!』

 

『どうせクルーガー社長の方からも、俺が抜けても作戦を遂行できるようにプランを考えておけと言われたのでしょう? それに俺個人は貴方の指揮下ではない』

 

『だが戦力差は!』

 

『奥の手がありますからね、何とかなります。 さて、どうしますエルピーダ指揮官? この一分一秒が命取りになりますよ? まさか、この期に及んで決断できないわけないですよねぇ? ()()()()()()()()()がかかっているのに』

 

『っ...... 貴方ならどうにかできるんですね?』

 

『確約は出来ませんがね。 いざとなれば奥の手を切りますから』

 

『速やかに敵を撃滅し、こちらに合流してください』

 

『了解』

 

通信を切るとそこで一旦足を止め、うちの部隊の人形達を見る。 何処か不安そうではあるものの、瞳の奥には期待を孕んでいる

 

「さて、全員聞いていたな? 片翼の敵をうちの部隊で迎い撃たなければならなくなったわけだが」

 

「指揮官、そういうのいいから早く命令ちょうだーい」

 

スコーピオンがいつもの調子で言ってくる。 全員を見回すも、全員苦笑していたりスコーピオンと同じようにソワソワしていたりと様々だ。 だがまぁ、スコーピオンの言う通りか

 

「なら諸君、作戦を始めるぞ」

 

 

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