ドールズフロントライン(仮)   作:サクサクフェイはや幻想入り

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第116話

戦いを始めて数十分が経過した。 戦力差はかなりのものだが、40や404、そして第一部隊の活躍により善戦していた。 もちろん第二から第四部隊も活躍していないわけではない。 いやむしろ、グリフィンの部隊の中では破格の活躍だろう。 だが弾薬は有限、人形のパフォーマンスもそこらの部隊よりはいいとは言え、時が経つにつれ被弾が増える。 もう少し下がってもいいが、先行する軍やグリフィンとの合流を考えるとこれ以上下がるのはあまりよろしくない。 勿論、合流を考えず一度撤退を考えるなら別に構わないのだが。 一番いいのはこの部隊を差し向けている奴を叩ければ早いのだが、それぞれ別方向から増援が来るので位置の特定が未だに出来ていない

 

「また増援」

 

「いい加減にして欲しいものだな」

 

40の声を聞きゲンナリする。 流石にこれ以上の被弾はこの後の作戦にも支障が出るかもしれないので、一度下がらせて修復させた方がいいのかもしれない。 一応スナイパーの部隊は被弾も特に無いので残らせてもいいが弾薬がほぼない、それを考えれば一緒に下がらせた方が得策だろう。 とは言え、俺や40、404や第一部隊だけで抑えられるかと言われれば首をかしげざる得ない。 いや、本気を出せば行けるだろうが、何処で誰に監視されているかわからない以上、本気を出すのは得策では無い。 故に切り札の一つを切ることにした

 

「45、この近くに仕掛けた仕掛けは?」

 

「この近く? この近くなら代理人かしら」

 

「ちょうどいいな」

 

40に合図を送るように言うと、直ぐに通信が入る

 

『お呼びでしょうか、ご主人様』

 

『こちらの位置は分かっているな? その付近の敵を殲滅、後は...... そうだな、これを向かわせている元凶を出来たら探し出すぐらいか?』

 

『かしこまりました。 直ぐに殲滅して、探し出してみせます』

 

『期待している』

 

通信を切り、一息つく。 敵はまだまだ居るが、これで早々に片付くだろう。 第二から第四部隊に追加の指示を出さないとな

 

『第二から第四部隊は一度撤退する』

 

そう通信を入れると、色々な発言が飛び交う。 まぁ、殆どのやつが言っているのは撤退に反対ということだ

 

『一斉に言うなうるさい。 一時撤退するだけだ、弾薬の補給や修復が済めばまた前線に戻す』

 

それならと言う声がそこかしこから上がる。 だから、通信で一斉にしゃべるな。 しぶしぶと撤退を始める第二から第四部隊。 さて、他の奴らにも指示をしないとな

 

「他の奴らは殿だ。 その後は代理人と合流して、独自にエルダーブレインを目指すぞ」

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