ドールズフロントライン(仮)   作:サクサクフェイはや幻想入り

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第119話

「今のところ奴らの思い通りという訳か」

 

「だろうね」

 

スクラップにした鉄血の人形の上に座りつつ呟く。 仕掛けを作動した事により、グリフィンの被害は減り、軍から少し遅れてはいるものの概ね予定通りに作戦は進んでいる。 AR小隊や護衛についたうちの部隊も追いつき、鉄血の基地への進軍している軍の援護を務めている

 

「それにしても、軍はともかくグリフィンの部隊は楽そうでいいな」

 

「当たり前じゃないかしら? 彼女等はただ軍と一緒に進軍すればいいのだもの、鉄血が出てくれば戦うけど、鉄血が出てこないならただの護衛だもの」

 

ドローンと情報をリンクしているのか、銃の手入れをしながら俺の独り言に答える45。 こちらは潜伏している鉄血を見つけては殲滅していると言うのに。 とは言え、前線に合流する片手間にやっているだけだが

 

「さて、もう少し遊ぶとするか」

 

~M4A1 視点~

 

前線の軍と合流し護衛任務をしているものの、敵が現れない

 

「上手く行き過ぎじゃ無いですか?」

 

「あぁ、不気味すぎる」

 

M16姉さんとROがそんなことを話している、確かに上手く行き過ぎだと思う。 敵が現れるも、トウラベ指揮官の部隊が殲滅しに行って...... と言うよりも、スコーピオンが飛び出して行って、それを部隊のメンバーが仕方なしについて行くような感じだったのだけど......

 

「・・・・・・・」

 

そんな事を考えていると、SOPMODが突然止まり辺りをしきりに見回していた

 

「SOPMODどうした?」

 

「おかしい、やっぱりおかしいよ!みんな気をつけて、鉄血が居る!」

 

その言葉に驚く私達に気にも止めず、辺りを警戒するSOPMOD。 再度スキャンもしたがやはり鉄血の反応はない、軍もそのまま進軍を続けている。 でも、そんなSOPMODをみて、M16姉さんも銃を構え始める

 

「M16?」

 

「私達の中で一番鉄血を知っているのはSOPMODだ、そのSOPMODがここまで言っているんだ警戒するに越したことはない」

 

銃を構え始めたM16姉さんにROが問いかけると、そんな答えが返ってきた。 確かに私達の中で鉄血に一番関わってきたのはSOPMODだ、でも軍が反応していないのだから気の所為なのではとも思ってしまう。 一度指揮官に連絡を取ろうとすると、M16姉さんが虚空に向かって発砲する

 

「チッ、バレたか。 ならば仕方ない」

 

「お前はこの前のチビ!!」

 

銃弾が弾かれる音と共に姿を現したのは、大量の鉄血人形達だった。 先頭の小さい人形はハイエンドモデル!?

 

「M4指揮を頼む!幸い軍の人形も居る、直ぐに片付けるぞ!」

 

~M4A1視点 end~

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