ドールズフロントライン(仮) 作:サクサクフェイはや幻想入り
「まぁ、やはり分身だったか」
霧散していく
楽しみが増えたと言うべきか、面倒なことになったと言うべきか。
インカムのスイッチを入れ、40に通信を入れる
『40』
『お、アコナイト。 そっちは終わったの? こっちの誘導は上手く言ってるよ』
『それは何よりだが、残念なお知らせだ。 俺とお前が確認していた
『うえー…… 了解、了解。 プラン変更するねー』
『こちらでも探すつもりだが、
『了解!それじゃ、また後でね!』
『あぁ』
通信を終え、溜息をつく。 面倒な事になったものだと。
そこら辺を吹き飛ばしたい衝動に駆られるが、そんな事をする訳にもいかないので、鉄屑を拾いつつ足を動かす
「それにしても、俺も変わったものだな」
〜UMP40視点〜
アコナイトとの通信を終え、私は溜息をつく。
まったく、AR小隊の誘導もあるっていうのに、確認していた
「はぁ...... 最悪、あたいが何とかする方向で行くしかないかなぁ......」
一応、地走のドローンを起動させ、これから歩くルートを確認する。 予定したルート上に鉄血はいないみたいだけど、それも時間の問題だろう。
噂をすればなんとやら、主役たちが来たみたいだった
「やっほー」
印象が良いように明るく声をかけたつもりだったけど向こうはそうは受け取ってくれなかったみたいで、無言で銃を構えている。 まぁ、そういう反応でも仕方ないか、状況が状況だし
「ヤレヤレ...... せっかく安全なルートを通れるように誘導したのに、恩を仇で返されるなんて」
「貴女が?」
一番後ろの、黒髪に緑のメッシュが入った子が銃を少し下ろしつつ、聞いてくる。 それを制すように手をあげ、銃を構えつつ聞いてくる先頭の人形
「お前が、か? 証拠は?」
うんうん、あの時とは少し違うけど
少し懐かしく思いながら、無線機を取り出しそこに声をかける。 すると、緑のメッシュの子の無線に私の声が入る。 ようやく、味方と証明できたのか、警戒はしながらも銃を下ろす四人組。 この子たちこそ、グリフィンのハイエンドモデルで構成された小隊、AR小隊だ
「すまない、状況が状況だ許してくれるか」
そう言ってすまなそうにする彼女
「気にしてないよ。 それより早速で悪いけど、すぐ移動しよう。 こっちもこっちで、アクシデントが起こってね」
「アクシデント、ですか?」
おずおずと聞いてくるのは、黒髪に緑のメッシュが入った...... あぁ、面倒だからM4A1でいっか。 隊長のM4A1だった
「そう、アクシデント。 本当なら、こっちで
そう言うと、全員が驚く。 まぁ鉄血のハイエンドモデル、それも最強格と言っていいほどの実力だ。 普通なら、頭おかしいとか言われそうだけど
「へー!そんなすごい、人形持ってるの!?」
これに食いついたのはM4SOPMOD-Ⅱ。 AR小隊では末っ子のような存在だけど、鉄血に対しては残虐性を見せる。 いや、もしかしたら幼さ相応なのかもしれないけど
「うーん、さてねー...... とりあえず、何処で回収部隊と合流するか教えてもらっていい?」
「貴女は回収部隊の人ではないんですか?」
「違うよ?」
驚いた顔をするM4A1に、表情の読めないST AR-15。 元々分かっていたのか、疑わしそうに私を見るM16A1
「そんなうまい話、あるわけないよ。 私たちとしても目的があるから貴女達に協力するだけ。 それで、どうするの?」
「・・・・・・その目的って何なの? 私たちを助けるということは16LABにでも恩を売りたいの?」
「それは違うよST AR-15。 私たちが恩を売りたい相手はグリフィンだよ」