ドールズフロントライン(仮)   作:サクサクフェイはや幻想入り

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アカリア・セルタ様、誤字報告ありがとうございました!(土下座

い、一応チェックはしてるんですよ?(震え声

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第21話

長いことヘリに乗っていたせいか体のあちこちが固まっているが、それをほぐしつつ地面に立つ。グリフィン&クルーガー社 、その本社だ。 本社だけあって、今まで見た何処の統治区よりも小綺麗で整備されている。 上空から街を見ていたが、どの街より活気にあふれていた。 さすが本社のお膝元と言ったところか。

周りを少し見回しただけでも武装した戦術人形やグリフィンの職員、整備士、ヘリなどの車両の誘導者など様々な人間がいる。

少し勘違いしそうになるが、この統治された土地から一歩でも出れば、だだっ広い荒野が広がり、時には鉄血の人形やコーラップスに汚染された元人間が居るだけだ。 たまに人がいても追い剥ぎや盗賊と変わらない。 世界がそうなのだから仕方ないがね。 職員に誘導されながら、そんな事を考えていた

 

ねぇ、アコナイト

40は俺の服の裾を引っ張り小さな声で俺を呼ぶ。 なんだと思います40の方を向くと、少し困った顔をした40がいた

 

なんだ?

 

いや、一応言っておくね? ここで暴れたいとか思わないでね?

 

「ふっ」

 

流石40だ。 少しここで核を使ったり、魔法を使ったら面白そうだと思っていたが、まさか当てられるとは。 まぁ、一年近く一緒に居るのだ、わかりもするか。 40の言葉に肯定も否定もせず、笑っておく。 すると40はジト目で俺を見るが、それもすぐに終わる。

案内していた職員が止まったのだ。 職員曰く社長室のようで、これから直ぐに会ってくれるそうだ。 一緒について来ていたAR小隊とグリフィン所属の人形達は待機して居るように言われていたので、俺と40で先に社長室に入る。 部屋の中に入ると社長であるベレゾウィッチ・クルーガーと、女性がいた。 女性の方はきつそうな感じではあるが、はてさて。 ベレゾウィッチ・クルーガーの前に立ち、自己紹介を始める

 

「俺はアコナイト。 トラウベ・アコナイトだ。 それで彼女だが、俺の連れだ」

 

「・・・・・・」

 

ふざけてはいないが真面目でもない自己紹介に、一気に部屋の雰囲気が重くなるが気にせずに話を進める

 

「回りくどいのは嫌いでね、単刀直入に言おう、俺をここで雇ってほしい。 自慢じゃないが腕は立つ方だし、連れも戦える」

 

「なっ!?」

 

女性は予想外のことを言われて驚いたのか、声を出していたが目の前のベレゾウィッチ・クルーガーは黙ったままだ。 何かを考えているのか、それとも断るつもりか。 そんな状況に口を出してきたのは、女性の方だった

 

「待ってほしい。 確かにAR小隊を救ってくれたのには感謝しているが、それとこれとは話が......」

 

「グリフィン&クルーガー社は人、それも指揮官が不足しているんだろう? なら、AR小隊を助けたことも加味すれば、これほどいい人材もいないと思うが?」

 

「そ、それは確かにそうだが......」

 

ヘリに乗った時、AR小隊の隊長が無線をしていたので、今回の任務の報告だろうとその時は思っていたが、ここで生きるとは。 それにはぐれの人形から俺の戦闘に関しても聞いていたはずだ、強い否定はできないはずだと踏んでいた。 ようやくここで、ベレゾウィッチ・クルーガーが口を開いた

 

「さっき回りくどいのは嫌いだと言っていたな、私もだ。 だから私も単刀直入に聞こう、何が目的だ?」

 

「旅も飽きてたんでね、これを機に就職口を探していた。 そしたらアンタらのところのエリート人形を見かけたんでね」

 

「ふっ」

 

冗談ではなく前半部分は割と本気で言っていたのだが、冗談ととられたのか笑われてしまった

 

「良いだろう、一応仮採用としよう。 今回、AR小隊だけでなくはぐれた人形まで回収してきたのだ、動機としては十分だろう。 ただし、他の指揮官同様選抜試験は受けてもらう、構わんな?」

 

「あぁ、それでいいとも」

 

互いに笑い合う、俺とベレゾウィッチ・クルーガー、いや...... 社長。 社長が電話をかけると、すぐに職員が来て俺と40を本部宿舎に案内する。 選抜試験と言っても準備が必要なようで、その準備や試験のために数泊する必要があるらしい

 

「なーんでこんなんで上手くいったんだろう......」

 

俺たちが止まる部屋を案内されながら、40は不思議そうにつぶやいていた

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