ドールズフロントライン(仮)   作:サクサクフェイはや幻想入り

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少しずつ増えるお気に入り、ありがとうございます!

今回はちょっと、グロい表現があるかも?


第24話

「・・・・・・一応聞きたいんだけど、ここはどこなのかしら?」

 

灯りがないので暗い階段を降りながら、FALが聞いてくる。 声を聞いた感じだと、戸惑いと言うより頭痛が痛いと言う感じだった。 そんな、今の現状が認められないFALに短く返す

 

「シェルターの中だ」

 

「シェルター? 貴方は物事がわからないみたいだから言ってあげるけど、シェルターと言うのは起源や機能などいろいろあるけど、戦争時の各種攻撃を避けて生き延びるために人間が一時的に利用する空間なの。ほかにも災害とかいろいろあるけど、主に地下に作られたりするのよ? 確かに部屋を改造した例もあるみたいだけど、間違っても持ち運びが出来るような代物でもないし、司令室の床に設置してそのまま使えるものではないわ」

 

一応、俺はコイツの所有者のはずなのだが。 とは言っても、40も俺に割と遠慮のない態度をしているのを思い出す。 とは言え、40はペットなので問題はないが、コイツは違う。 コイツも矯正してやろうかとも思うが、今日に関してはコイツはついでだ。 ともかく、俺に文句を言うFALに向かって一言で言う

 

「慣れろ」

 

「・・・・・・」

 

それっきり黙るFAL。 俺に何を言っても無駄だと言うのがわかったのか、追求を諦めたようだ。 そうして、ようやく階段を降り終え狭い部屋に着く。 そう言えば、前回40を育成をしてから使ってなかったか。 40はちょこちょこ使っていたが。

四次元ポケットからハウスボードを出し、広さを変える。 かなり広くはしたが、FALはハーブも何も育成準備をしていない事を考えると、この広さだけでも心配になる。 死なれると蘇生魔法をしなければならないしな。 俺もこの後予定があるので、ここに缶詰というわけにもいかない。 ともかく、そこまで重くなくてPVの高い防具を探す。 まぁ、少し重いがいい装備が見つかったのでそれを出してFALの目の前に置く

 

「これを装備してもらう」

 

「・・・・・・いま私は無性に自分を褒めてやりたいわ。 こんな非現実的な状況にもかかわらず、オーバーヒートを起こして機能停止していないのだから」

 

「それなら40に感謝することだな」

 

「40? 貴方の連れと紹介された、今司令室であなたの代わりに業務を行っている彼女のこと?」

 

「その通りだ。 彼女はUMP40、俺の仲間(ペット)だ」

 

奴隷(ペット)ね、良い趣味してるわ」

 

吐き捨てるように言うFAL。 しかめっ面をしつつも、渡した防具を装着する。 それを確認した俺は、FALに背を向けて歩き、階段がある方とは逆側まで歩きサンドバッグを出す。 そして、とあるものを吊るす

 

「貴方!」

 

「騒ぐな」

 

後ろがやかましくなるが一喝し、その吊るしたものに声をかけつつを斬りつける

 

「おい、起きろ」

 

「っ!?」

 

「ご機嫌いかがかな|エージェント(代理人)

 

そう、あの時AR小隊や今は俺の部隊に所属しているStG44達には破壊したと言ったエージェント(代理人)だ。 俺と40は二人なのをいいことに、秘密裏に回収していたのだ

 

「ニン、ゲン!!」

 

こちらを憎しみのこもった眼で見てくるが、特に俺は取り合わず剣を振るう

 

「こんな、ことをして!タダで済むと、っぅ、ッ思っているのか!!」

 

「ふん、今の貴様は何も出来ないだろうエージェント(代理人)。 40に機能は剥奪させたし、情報も抜き取った後だ」

 

「なら、何故こんな事を」

 

「なに、役に立ってもらおうと思ってな」

 

俺がそう言うと同時に、懐かしい風が吹き始める。 ふむ、こちらでも吹き荒れるか

 

~FAL視点~

 

どこか独特な雰囲気を持つ男とは思ってたけど、ここまでとは思わなかった。 無表情でエージェント(代理人)に剣を振り下ろす、男...... いや、指揮官を見てそう思った。 割と甘い男だと思ってたけど、ここにきて評価はガタ落ちだ。 なんせ、指揮官のために働いてる彼女を奴隷(ペット)と言ったのだから。 碌でもない男の元に来てしまった、心底後悔した

 

「ん?」

 

私がそんなことを思っていると、指揮官が振り下ろしている剣に変化が現れ始める。 刀身が少し光始めた? そう私が思ったとき、私は嫌な汗をかき始める。 何か嫌なことが起こっている、でもなにが起こっているのかは私にはわからなかった。 また指揮官が何もない空間から飲み物を取り出し、それを飲み始める。 そう、剣を取り出した時もそうだが、何もない空間からものを取り出すのだ。 本当に、彼女の連れの女性はいらぬ改造をしてくれたものだ。 何度気絶できたらと思ったことか。 そうしてボーっとしていると、いつの間にやら完全に武装したし指揮官が私に声をかける

 

「FAL、お前はそこから一歩も動くな。 動けば命の保証は出来んぞ」

 

そう言って私の前から掻き消えた指揮官。 いつの間にやら辺りは火の海に包まれ、見たこともない生物が

 

「なんなのよ、コレは......」

 

よくわからない生物が生み出され、首を跳ね飛ばされる。 首が飛び、炎を吐き、数体の生き物が消滅する。 これじゃあまるで

 

「これが終末だ。 さっきの剣にはエンチャントで終末が訪れるが付いていてな、それを発動させればさっきのようにドラゴンやらのモンスターが出る」

 

「貴方は一体」

 

「さて、ここからが本番だ」

 

そう言って私を抱え上げ、指揮官がドラゴンと言った生き物に向かって銃を放つ。 放たれた銃弾は見事ドラゴンに命中し、一匹の注意を引く。 今まで気が付かなかったけど、エージェント(代理人)食われてるじゃないの

 

「安心しているところ悪いが、これからお前に戦ってもらうんだぞ?」

 

「はぁ!? 正気なの!?」

 

「そのための防具だ。 もう一つおまけだ」

 

そう言って、私に渡してきたのは銃弾

 

「こんな銃弾で何しろっていうのよ!!」

 

「なに、40も程度は違うが通った道だ。 お前もじきに慣れる。 というか慣れろ、お前が俺のものになった以上そうでなくては困る」

 

そう言って降ろされたのは、さっきの階段前だ。 振り返るともう指揮官はそこにおらず

 

「あぁもう!やってやるわよ!!」

 

私はFAL()を構え、戦闘を開始した

 

~FAL視点 end~

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