ドールズフロントライン(仮)   作:サクサクフェイはや幻想入り

29 / 120
第28話

「それで、ドローンの方は?」

 

「何時もの通り問題なーし、FALと代理人の方もリンクは完了してるよ」

 

書類をこなしつつ、40に仕込みの方の調子を聞く。 出来る40だ、バレないようにドローンを放つのもお手の物だ。 

グリフィンから支給されたものもあるが、40の作ったものとは性能が違いすぎるので使っていない。 まぁ、部隊単位では持たせてはいるのだが。 使うも使わにも本人たちに任せてある。 

40の言葉にFALと代理人の方を向くと、二人とも頷いていた

 

「なら、今日の夜には動けるな。 代理人、鉄屑の処理は任せる。 FALは戦闘エリアに近づかせないように誘導してくれ」

 

「かしこまりました、ご主人様」

 

「わかったわ」

 

昼は流石に視界が通り過ぎるのもあり迂闊に動けないが、夜ならば昼より視界も通らない。 人形でも夜戦の装備をしなければ、人間よりも少し見える程度だ。 

朝はああ言ったが、別に待つ必要もない。 新人も多いので確かに経験を積ませるというなら、戦闘をさせるのも手だが、別に作戦報告書を読ませ、経験読み込ませれば人形は勝手に強くなると言いう利点もある。 最初話を聞いた時は驚いたものだが、強くなるならそれでもいいんじゃないかと思う。 まぁ? それで()()()()()()()()()()のかはわからないが

 

「あたいは?」

 

「俺も戦闘出来ないのだからお前も待機だ」

 

40が聞いてくるも、俺はそう返す。 割と私怨だったりする

 

「それにしても、グリフィンの飯はまずいな」

 

書類の処理をいったん辞め、代理人が淹れたコーヒーを飲む。 あぁ、これは泥水か何かか?

 

「あー、アコナイトの食事に慣れればねー......」

 

「なに、そんなに美味しいの?」

 

「まぁ、アコナイトの調理は異次元だとしても、出てくる料理はおいしいね」

 

「異次元?」

 

「実際に見てみればわかるよ。 アコナイト、お願いできる?」

 

「まぁ、俺も何か食べたかったからな」

 

そう言って四次元ポケットからバーベキューセットを取り出し、ついでにさつまいもとイチゴを取り出しバーベキューセットを使う。 すると出来たのは、サラダとパフェだ。 パフェを40に渡し、サラダはFALに渡す

 

「わーい!パフェだー!」

 

「は、え? は?」

 

40は喜んで食べ始め、FALは受け取ったサラダを見て目を白黒させていた。 さて、俺は何を食べるか...... 麺類、ミートスパゲティにするか。  生麺を取り出すと、バーベキューセットを使いミートスパゲティを作る

 

「あぁ、代理人も何か食べるか?」

 

「いえ、私は食事は必要ありませんので。 お気遣いいただきありがとうございます、ご主人様」

 

「そうか」

 

俺もせっかくミートスパゲティを作ったのだから食べようとすると

 

「いや、待ちなさい!」

 

「・・・・・・なんだFAL」

 

「普通に考えたらおかしいでしょ!? 何でバーベキューセットでパフェが出来るのよ、ミートスパゲティも!というか、なんで私だけサラダなのよ!!」

 

「知らん、そう言うもんだ慣れろ。 それといらないのならサラダ返せ」

 

「っ~~~!!いらないって言ってないでしょ!」

 

肩を怒らせながら、サラダを食べ始めるFAL。 まったく、食べるなら最初から文句を言うな

 

「うわ、サラダでも実際美味しいわね......」

 

「あたいが異次元て言った意味わかったでしょ?」

 

「えぇ、いろんな意味で。 これじゃあレーションとか期限切れの缶詰めとか食べれないわね...... それはそれとして、パフェ、少しもらえないかしら」

 

「あたいも最初は驚いたからね...... もう食べちゃたから無理」

 

「ふむ...... 食事の問題も何とかするか、正直言ってあんなもの食べたくないしな。 それに、どちらにしろストックはあると言えどハーブの問題もあるしな」

 

そんなことを考えつつ、書類仕事を再開した

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。