ドールズフロントライン(仮) 作:サクサクフェイはや幻想入り
「それで、ドローンの方は?」
「何時もの通り問題なーし、FALと代理人の方もリンクは完了してるよ」
書類をこなしつつ、40に仕込みの方の調子を聞く。 出来る40だ、バレないようにドローンを放つのもお手の物だ。
グリフィンから支給されたものもあるが、40の作ったものとは性能が違いすぎるので使っていない。 まぁ、部隊単位では持たせてはいるのだが。 使うも使わにも本人たちに任せてある。
40の言葉にFALと代理人の方を向くと、二人とも頷いていた
「なら、今日の夜には動けるな。 代理人、鉄屑の処理は任せる。 FALは戦闘エリアに近づかせないように誘導してくれ」
「かしこまりました、ご主人様」
「わかったわ」
昼は流石に視界が通り過ぎるのもあり迂闊に動けないが、夜ならば昼より視界も通らない。 人形でも夜戦の装備をしなければ、人間よりも少し見える程度だ。
朝はああ言ったが、別に待つ必要もない。 新人も多いので確かに経験を積ませるというなら、戦闘をさせるのも手だが、別に作戦報告書を読ませ、経験読み込ませれば人形は勝手に強くなると言いう利点もある。 最初話を聞いた時は驚いたものだが、強くなるならそれでもいいんじゃないかと思う。 まぁ? それで
「あたいは?」
「俺も戦闘出来ないのだからお前も待機だ」
40が聞いてくるも、俺はそう返す。 割と私怨だったりする
「それにしても、グリフィンの飯はまずいな」
書類の処理をいったん辞め、代理人が淹れたコーヒーを飲む。 あぁ、これは泥水か何かか?
「あー、アコナイトの食事に慣れればねー......」
「なに、そんなに美味しいの?」
「まぁ、アコナイトの調理は異次元だとしても、出てくる料理はおいしいね」
「異次元?」
「実際に見てみればわかるよ。 アコナイト、お願いできる?」
「まぁ、俺も何か食べたかったからな」
そう言って四次元ポケットからバーベキューセットを取り出し、ついでにさつまいもとイチゴを取り出しバーベキューセットを使う。 すると出来たのは、サラダとパフェだ。 パフェを40に渡し、サラダはFALに渡す
「わーい!パフェだー!」
「は、え? は?」
40は喜んで食べ始め、FALは受け取ったサラダを見て目を白黒させていた。 さて、俺は何を食べるか...... 麺類、ミートスパゲティにするか。 生麺を取り出すと、バーベキューセットを使いミートスパゲティを作る
「あぁ、代理人も何か食べるか?」
「いえ、私は食事は必要ありませんので。 お気遣いいただきありがとうございます、ご主人様」
「そうか」
俺もせっかくミートスパゲティを作ったのだから食べようとすると
「いや、待ちなさい!」
「・・・・・・なんだFAL」
「普通に考えたらおかしいでしょ!? 何でバーベキューセットでパフェが出来るのよ、ミートスパゲティも!というか、なんで私だけサラダなのよ!!」
「知らん、そう言うもんだ慣れろ。 それといらないのならサラダ返せ」
「っ~~~!!いらないって言ってないでしょ!」
肩を怒らせながら、サラダを食べ始めるFAL。 まったく、食べるなら最初から文句を言うな
「うわ、サラダでも実際美味しいわね......」
「あたいが異次元て言った意味わかったでしょ?」
「えぇ、いろんな意味で。 これじゃあレーションとか期限切れの缶詰めとか食べれないわね...... それはそれとして、パフェ、少しもらえないかしら」
「あたいも最初は驚いたからね...... もう食べちゃたから無理」
「ふむ...... 食事の問題も何とかするか、正直言ってあんなもの食べたくないしな。 それに、どちらにしろストックはあると言えどハーブの問題もあるしな」
そんなことを考えつつ、書類仕事を再開した