ドールズフロントライン(仮) 作:サクサクフェイはや幻想入り
シーアとデールを迎えに行き帰って来ると、何故かFALの態度が軟化していた。 40に理由を聞けば、やはり俺のペット発言をFALが勘違いして居たらしい。 別に俺は勘違いしたまでも良かったのだが、40はそうではなかったようで勘違いを正したらしい。 それで俺が叱られるのが意味がわからないが。 ともかくFALの態度が軟化しても、俺のやることは変わらない。
とりあえずデールには専用の部屋を用意し閉じ込めておいたので問題なかろう。 シーアの方は、基地内の内情をよくわかっている40に任せたので完璧だ。 迎えに行った次の日、俺の基地所属の戦術人形にシーアとデールを紹介し数日が経ち、二人も慣れたところで、本部から人形が派遣された。 突然のことに驚いていた俺だったが、40とシーア、FALは知って居たらしく、40からお叱りを頂いた
「噂の指揮官様ですね!はじめまして!ステンMK-IIです!」
「M2HBよ。 ねぇ、指揮官!はやく敵に銃弾の雨を浴びせたいわ。もう、待ちきれない!」
SMGにMGか。 今度本部にはRFを配属するように言おう。 この二人はいいのだ、この二人は。 見たところ、な。 だが問題はもう一人だ
「あなたが指揮官ですか?9A91と言います。私の名前ちゃんと覚えてくれますか?」
俺は思わずに頭を抱えた。 また色物だ、FALのような色物が増えたと。 後ろから、特にFALが立ってるほうからの視線が鋭くなったような気がするが受け流し、とりあえず前を見る
「前の作戦の功績をたたえてということだったが、ともかく、三人の配属は嬉しく思う。 とは言え、今日は疲れただろうからこのまま休みで構わん。 この基地所属の人形たちと交流を深めるもよし、明日からに備えて英気を養うもよし。 では、このまま解散だ。 あぁ、9A91君は残ってくれ」
俺に敬礼をして部屋を出て行く二体の戦術人形を見送りつつ、改めて9A91に向き直る。 本人は何故残されたから分からないのか、首を傾げて居た
「俺ははまどろっこしいのが嫌いだ、だから単刀直入に言う。 9A91、お前は自分の格好に疑問は抱かないのか?」
「疑問、ですか? どこか、可笑しいでしょうか?」
そう言って、自分の体を見る9A91。 その場で一回転するが、分からないらしく俺を見ながら首を傾げている。 人形ではあるものの、あまり女性にはそう言うことを言ってはいけないと40から言われているが言うしかないだろう
「下着が丸見えなんだが?」
「あーもう!そう言うことは言ったらダメって言ったでしょ!」
40からお叱りの言葉が飛んでくるが、右から左に聞き流し尚も言葉を続ける
「
「ちょっと、貴方よりましでしょ!? 貴方のようにずっと制服じゃないし、制服よりはセンスがあるわ!」
「俺もずっと制服じゃないが...... まぁいい、それでどうなんだ9A91」
左右から抗議されているものの、別段問題ないので9A91にそう問う。 すると9A91はもう一度自分の姿を見直し、控えめに質問してきた
「えっと、この格好はおかしいのでしょうか? 私は作られたからずっとこの姿で......」
やっぱI.O.P.は可笑しいらしい。 少し会社の未来に憂いつつ、面倒になったのでFALと40に投げることにした
「うん、そうだな。 40、FALどうにかしてくれ」
そう言って書類に取り掛かった俺に、二人はため息をつきつつ9A91と共に司令室を後にした
「実際、シーアから見てどう思うあの服装」
「えっと、流石に私は.....」
「だよな」