ドールズフロントライン(仮)   作:サクサクフェイはや幻想入り

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第38話

突然の人員増加から数週間、新人達は研修を終えパトロールに参加させていた。 とは言っても、人数が増えたことにより休日のローテーション時や、デールが突然のメンテナンスすると人形を連れて行き突発的に人形の数が足りないところに所に入れるだけだが。

理由は簡単で、練度の差だ。 やはり作戦報告書を読ましても、人形の性能、ランク等で習熟度にムラがあるようだ。 M2HBに関しては元々ウチの基地にMGを扱う人形がが居なかったから仕方なくはあるのだが、ステンMK-IIはまだパトロールなどで少しづつ実戦はに慣れさせた方がいいかもしれない。 その点服装に関しては難があるものの9A91は、今は人形の数が足りないため新たに部隊を組むことはできないが、部隊さえ作れればその部隊でパトロールに正式に採用でもいいかもしれない。

ちなみに9A91、FALはともかく40の説得のかいもあり、自分の服装の可笑しさに気がついたらしい。 とは言っても、彼女の制服はアレしかないので今はあのままだ。 とは言え流石グリフィンと言うかI.O.P.か、抗議をしたら何故かカタログを寄越してきた。 中身はスキンというもので、どうもI.O.P.、人形の地位向上の為に制服とは別に写真集などを撮影するために撮影用の服をスキンという形で別売りしているらしい。 ここで金をとるかとも思ったが、そんな意見を飲み込みそのカタログを9A91に見せ、スキンを取り寄せている為、あの姿も近いうちになくなるだろう。 ついでと言っては何だがカタログにはFALのスキンもあった為FALもと思ったのだが、本人が却下したのでそのままだ。

さて、話は大分脱線したが、ここ数日パトロールしている範囲内は問題ないのだが、パトロール外、つまり鉄血の支配地域での鉄血の動きがまた活発になり始めたのだ。 ジワジワ支配地域を奪取して居たとは言え、ここ最近の鉄血の動きは統率され撃破し辛くなっている。 という事は、だ、どこかにハイエンドモデルが潜んでいるという事になる。 とは言っても、何処に潜んでいるかはもう調べ上げてある。 ただ問題は、確認されたハイエンドモデルが二体いたということだ。 確認されたのはエクスキューショナーとハンターだ

 

「エクスキューショナーとハンター、一緒の戦場で目撃されることが多い二体ですが、どうなされるんですかトウラベ指揮官」

 

40による研修も済み、正式に俺の補佐及びオペレータ役になったシーアが資料を机に並べながらそう聞いてくる。 エクスキューショナーはハンドガンと太刀を使う、近接タイプ。 ハンターは、二丁拳銃を使い。 戦術は有利な場に相手を誘き寄せる、と。 その場にたがわず、狩りと言うわけか。 実はエクスキューショナーは早期に特定できたのだが、ハンターがなかなか特定できなかった、と言うよりもエクスキューショナー殲滅作戦を決行するか否かを迷っていた時に偶然補足できたのだ。 それもそのはずで、よくよく調べてみれば、エクスキューショナーが暴れ回ってるすぐ近く、森に潜んでいたのだ。 40の地走ドローンで森を偵察したものの、罠がそこかしこにあり突入は困難を極める。 とは言え、エクスキューショナーを倒そうものなら、確実に増援にくるだろう。 で、あればだ

 

「決まってるだろう、同時に叩く。 幸い、前回借りを作っておいた指揮官がいたんでな。 シーア、エルピーダ指揮官に通信を」

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