ドールズフロントライン(仮) 作:サクサクフェイはや幻想入り
40が強制スリープモードにさせたハンターを肩に担ぎ、来た道を戻る。 そうすれば罠に引っかからず、快適に戻れる。
遠くから爆発音が聞こえることから、どうやらエクスキューショナーは罠にかかっているようだ。 40が解析したデータによれば、安全に奥まで来れるルートがあるはずなのだが、冷静ではないようだ。 それだけハンターが大事ということか。
鉄血のノーマル人形はあまり仲間意識を持っているようには見えないが、下級とはいえハイエンドモデルという事なのか。 とは言え、ハンタータイプとエクスキューショナータイプを除けば、他の鉄血のハイエンドモデルが協力して敵を殲滅という例はグリフィン本部の記録には数件しか確認されていない。 もちろん、グリフィンが知らないだけでそういう例もあるのかもしれないが。
そんな無駄ではないが今の状況とまったく関係のないことを考えていると、近くで爆発音がして目の前に何かが飛んで来た
「ぐぅ...... ハン、ター......」
「よく来たなエクスキューショナー」
飛んで来たのはボロボロなエクスキューショナーで、もはや壊れていないところを探す方が難しかった。 近代的な罠から、古典的な罠まで色々な罠にかかればこうもなろう。 動けないながらもこちらに手を伸ばし、必死にハンターを取り返そうとしている
「・・・・・・指揮官」
敵とはいえ、こんな姿を見ていられないのかFALが俺に声をかけてくる
「なに、せいぜい役に立って貰うさ。 40」
「了解!」
40が操作をするとスリープモードに入ったのか、こちらに伸ばしていたエクスキューショナーの腕が地面に落ちる。 俺はハンターと一緒にエクスキューショナーを四次元ポケットに回収し、40に指示を出す
「40、確かコイツは太刀を持っていたよな?」
「んー、あー、森に入る時は持ってたね、回収する?」
「どういうものか解析したくてな、頼む」
「はいはーい、ドローンで探すからすぐに見つかると思うけど」
そう言ってタブレットを操作し始める40。 俺は俺で本部に報告しないとな。 そんな俺と40を複雑そうにFALは見ていた。 とはいえ何も言わないところを見ると諦めたのか、言っても無駄だと思っているのか、それとも...... 無線のスイッチを入れ、本部に通信を始めると、すぐに繋がった
『こちらトウラベ、本部応答せよ』
『トウラベ指揮官!そちらにエクスキューショナーが!』
通信が繋がるとシーアが焦った声で通信をしてくる。 とは言え、件のエクスキューショナーはもう四次元ポケットの中なのだが
『問題ない、こちらで処理した』
『そ、そうなのですか?』
『と言っても、ハンターの罠に引っ掛かり自爆しただけだがな』
『よ、よかった......』
報告を済ませると、ホッとしたようなシーアの声。 それに少しおかしく思いながら、残敵の殲滅を指示する。 作戦ももう終わりだな
「アコナイト、見つけたよ」
「わかった。 後は太刀を見つけて戻るとしよう」
「「了解」」
指揮官のラスボス化待ったなし!みたいな感じになってきた。 まぁ、elona出身やし多少はね?