ドールズフロントライン(仮) 作:サクサクフェイはや幻想入り
話数の修正をしました
前回大変な思いをしたからか、今回書類を裁くのがそんなに大変ではなかった。 とは言っても、まだ終わりではないのだが。 合同作戦から数日が過ぎ、ようやく業務が落ち着いた。 その隙を見計らってというわけではないが、ようやく空いた時間が出来始めたので、司令室とは別の俺の部屋にデールを呼び出す。 作戦中人形の整備や修理を結構な数こなしたからか、機嫌がいいので呼び出しにも直ぐに応じる。 約束の時間ぴったりに部屋がノックされる。 デールのようで、直ぐに部屋に通す
「ふーん、何もないんだな」
「寝ているだけだからな」
部屋に入るなり、周りを見回すデール。 この自室など寝に来ているだけなので、何も物を置いてない。 そもそも、寝るのもシェルター内なので、この部屋はただ経由してるだけに過ぎない。 とりあえず備え付けのベッドに座らせ、本題に入る
「お前に通常の業務とは別の仕事を頼みたい」
「わざわざ部屋に来いっていうからどんな用件かと思えば...... それで、仕事の内容は?」
呆れながらいうデールだが、一応話は聞いてくれるらしい
「とある人形を直して貰いたい」
「人形? 作戦中にでも拾ったのか? いや、それなら別の仕事として頼む必要ないな。 どんな人形だ」
流石裏の人形など整備していた経験もあるので勘が鋭い。 嫌な予感がするのか顔をしかめているが、そんなことは御構い無しに物を見せる
「コイツだ」
「・・・・・・なぁ、コイツはハンターの罠にかかり自爆したって聞いたんだが?」
エクスキューショナーを見せた途端、デールは不快感を隠しもせずに俺にそう問いかけてくる。 確かに書類上ではそうなっているが、それはあくまでも書類上の話だ。 実際目撃した俺や40、FALが何も言わなければそれでそれで終わりだ
「書類上ではそうなってるだけだ。 それで直せるのか直せないのか?」
「・・・・・・」
黙り込むデール、その表情は俯いてる為読めない。 それが数分続き、重苦しい空気が流れる。 ようやく顔があかり、デールがポツポツと話し始める
「俺はな、何も人形が弄れればなんでもいいって訳じゃない。 確かに裏の非合法な人形も整備していたが、テロリストや整備したことによって大勢の人間に迷惑をかけるような人形を整備した覚えはない。 お前だってわかってるはずだろう」
「なにもコレを使って戦争などを起こすつもりはない。 ただ、個人的に動かせる戦力が欲しくてな」
「なら質問するが、本当に大事にするつもりはない。 もし、そのような状況になっても使わないって確約できるのか?」
「それは無理だな」
即答してやると、これ見よがしにため息をつくデール。 だが、苦笑しながら顔をすぐに上げる
「まったく、お前らしいよ。 お前の事は嫌いだけど、そう言うところはまぁ嫌いじゃない」
「それはどうも」
そう返事をすると話は終わったといわんばかりに立ち上がるデール。 俺もそんなデールを座りながら見送る。 扉の前に立ち立ち止まるデール
「今回の事は黙っておく、一応お前の正直なところに免じてな。 正直言えば、こんな機会じゃなきゃ鉄血のハイエンドモデルなんて整備する機会なんてないだろうからやりたい気持ちはある、でも僕にもポリシーというものはある」
「別に無理にとは言わんさ。 このことを言うか言わないかの判断もお前に任せる」
「やっぱりお前の事は嫌いだ」
言うことが二転三転するデールにおかしく思いながら見送る。 部屋を出る際に、あっかんべーをされたのだが