ドールズフロントライン(仮)   作:サクサクフェイはや幻想入り

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いやーついに大型イベント来ましたねー
そして足りない記憶の欠片、おかげで45はMOD2どまり、ぐぎぎ



第56話

~FAL視点~

 

指揮官の号令と共に、作戦を開始する。 私達の小隊は真正面からの撃ち合いになるけど、ステンはともかく、スコーピオンはとても慣れてる。 それに9A91やナガンもとても戦闘慣れしているので問題ない。 止まるようにハンドサインを出し、前方を見る。 一応、林の中なので視界はそれほど良くないものの、鉄血を見つけた。 パトロールなのか、数はそんなに多くない。 榴弾をセットし、撃ち込むと同時にダミーや他の隊員も斉射する。 もちろん、数が少なかった為すぐに片がついた。 残弾のチェックを済ませ、前進する。 それにしても、敵の数が少ないわね。 リンクしているドローンからの映像を見ても、敵の数はそんなに多くない。 建物の中に居るなら誘き出さないといけないけど、果たして.......

 

「ま、いいかな。 指揮官に目をつけられてる404小隊のお手並拝見という事で」

 

「なんか言ったFAL?」

 

そんなに大きな声で言ったつもりはなかったけど、先頭を歩いてるスコーピオンは呟きが聞こえたようだった

 

「隊列を崩すなって言ったのよスコーピオン。 あと、弾を節約しなさいってね。 この戦闘、長引くわよ」

 

「本当ですかFALさん?」

 

「何となくだから気にしなくていいわよ、ステン」

 

ちぇーなんて言いながら戻るスコーピオンに呆れつつ、私が言ったことを気にしたのか、ステンが振り返って聞いてくる。 とはいえ、勘だから気にしないでいいって言うのだけど

 

「指揮官もそうだが、FALの勘もバカに出来んからの」

 

「スコーピオンさん、気をつけてくださいね」

 

「まったく.....」

 

人の話を聞かない隊員に溜息をつきつつ、前進を続ける

 

~FAL視点 end~

 

~40視点~

 

爆発音が聞こえてから数十分、作戦位置についたけど敵が釣れる気配がない。 404小隊の空気が張り詰めてるけど、特に気にせずにタブレットを注視する。 ドローンの映像を見ても、敵は少ない。 建物内に敵がいるのは確実なんだけど、それが釣れてる気配もない

 

「隊長さん、どうするの?」

 

「敵の様子は?」

 

「ドローンで見た感じ、敵も気が付いてる筈なんだけどねー。 釣れたないね」

 

タブレットを渡すとそれを操作し、状況をみる45。 すると溜息をつきながら、アタイにタブレットを返してきた

 

「別のプランは?」

 

「あるよ」

 

そう言って地走タイプのドローンを出して走らせる。 これには45たちも驚いたようだけど、あたいは気にせずにドローンを走らせる。 あまり管理のいい建物とは言えないようで、壁に穴が開いていたのでそこから侵入する。 侵入すると同時に9が近寄ってきて、あたいの肩口からドローンの映像を見ているようだ

 

「9、少し揺れて操作し辛い」

 

「あ、ごめんごめん」

 

謝るものの、離れる様子はない。 とはいえ、このくらいなら可愛いものなのでそのままにさせておく。 建物内はやはり敵が大量にいるけど、何処か様子がおかしい。 戦闘音は聞こえているのに、中から出る様子が全くない。 一応武装して、戦闘準備はしているみたいだけど

 

「9はどう見る、この状況」

 

「罠しかないと思うよ?」

 

9の顔を見て言うと、あっけらかんと言い放つ。 まぁ、あたいもそう思っていたけど。 そんなやり取りをしていると、45が少しむすっとしたをしながらこちらに近づいてくる

 

「報告、ちゃんとしてくれる?」

 

「はいはーい。 敵は武装してるけど、中から出る気配はないみたい」

 

「近辺の掃討、自分が根城にしている拠点周辺で戦闘まで起こっているのに?」

 

「うん、そのくせドローンは...... あぁ、うん、今破壊された」

 

45に状況を報告していると、タブレットの映像が信じられないものを映す。 鉄血の人形の視線がこちらに、つまりドローンの方に一斉に向いたのだ。 次にはブラックアウト。 いくらなんでも、タイミングが良すぎる。 辺りを見回すも、特に気配を感じない。 こちらの情報が洩れてる? 即座にグリフィンのタブレットではなく、自分で作ったほうのタブレットを出し原因を調べる。 でも、すぐに見つかった

 

「ははーん」

 

「・・・・・・ちょっと、いきなり何をしだすかと思えば」

 

416が小言を言ってくるも、それを気にせずに無線機のスイッチを入れる。 416や45が止めようとするも、それを躱し仮設拠点に無線をかける

 

『アコナイトー』

 

『40か。 無線は目標を無力化したときにかける約束だったが、なにかイレギュラーがあったようだな』

 

『この無線、ハッキングされてるよ。 そうでしょ、鉄血のハイエンドモデルさん』

 

『・・・・・・ふふふふふふ、まさか気付かれるなんてね』

 

404の中に緊張が走る

 

『なるほど、道理で』

 

『えぇ、貴方たちの作戦は丸聞こえだったわ。 こんなに早くバレるのは予想外だったけど、たまにはこんなのもいいわよね。 とは言え、貴方たちの終幕は近いわ。 さようなら、グリフィンの指揮官さん』

 

『ククク、クハハハハハ!』

 

アコナイトに終幕は近いとか、阿保じゃないだろうかこの鉄血のハイエンドモデル。 とは言え、何も知らないのだろうから仕方ない。 あまり45の前では使いたくはなかったけど、リンクしている上空のドローンで見ると、建物内や潜んでいた鉄血のノーマル人形がかなりの数出てきていた。 四次元ポケットからUMP40(あたい)を取り出し、チェックを始める

 

「まさか、貴女!?」

 

「うそ......」

 

無線の電源を切り、インカムに切り替え、アコナイトにかける

 

『アコナイト』

 

『40、この舐め腐った鉄血のハイエンドモデルに後悔させるとしよう。 誰に刃向かったのかを』

 

『了解』

 

『この際404や監視している者たちは関係ない、本気を出せ』

 

命令を受け取った、あたいは404小隊に向き直る

 

「さて、生き残りたいならあたいの指示に従って。 従わないなら、逃げるか死ぬだけだから」

 

~UMP40視点 end~

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