ドールズフロントライン(仮)   作:サクサクフェイはや幻想入り

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第59話

「終わってみれば呆気ない物だな」

 

使っていた安物の剣を四次元ポケットに投げ、近くの岩場に腰を下ろす。 動く物は殲滅し終わり、タブレットを見ても敵の反応は無し。 後は建物内に侵入した40達と、その建物の正面入り口から出てくるの敵だけた。 とは言っても建物内はともかく、正面で戦っている方はそのうち終わるだろう。 新人も混じっているとは言え、第一から第三部隊はそこまで多くは無いものの作戦をこなしているのだ

 

「なにサボってるのかしら?」

 

「相変わらず失礼な奴だな、FAL」

 

銃を肩に担ぎつつ、俺に近づいてきたのはFALだった。 FALの様子を見れば、特に怪我も無いようだ。 ただ、少し疲れているようだが

 

「ずいぶん派手にやったようだな」

 

「余り時間をかけ過ぎても、他の子達が大変でしょ? それに、本気でやって良いと言ったのは貴方よ、指揮官」

 

「その通りだ」

 

そう言って立ち上がり、ニヤニヤしているFALに近づく。 とりあえず、頭を撫でて歩き出す

 

「よくやってくれた」

 

「・・・・・・別に、あの子たちの為よ」

 

返答までに時間がかかったようだが、気にせずに話を続ける

 

「それにしても、よかったな指揮官?」

 

「何がだ?」

 

「私のスキルの話よ。 あれだけ派手に使ってたんだもの、あの二人にバレてるわよ。 それに、404にも」

 

「それに関しては別に構わんさ、特殊な改造をしたと言えば済む話だ。 こちらには40が居るしな、適当なデータなどお手の物だ。 鉄血のハイエンドモデル(彼女)等に関しては少し面倒だが、こちらを敵と見るのなら然るべき手段を取るだけだ。 どちらにしろ、食料の件や資材や資金の方で前から本部に呼ばれてるしな」

 

「はぁ… そう言う大事な要件を無視するか、いえ、今更ね」

 

FALは呆れたような声を出していたが、言っても無駄なことがわかったのか、それ以上は何も言うことはなかった。 そんなふうにFALとお喋りをしていると、インカムに通信が入った

 

『アコナイトー』

 

「40か、終わったのか?」

 

『うん!目標であるイントゥルーダは撃破したよ』

 

「了解した、よくやってくれた40」

 

『それほどでも~。 それに、まだ作戦は終わってないしね』

 

「確かにその通りだ」

 

『それじゃ、後でね!』

 

インカムの通信が切れる。 さて、もう作戦も大詰めか。 そう思いながら無線機をとる

 

「全部隊に告ぐ、今回の作戦目標である鉄血のハイエンドモデルは第四小隊である404が撃破した。 後は残る敵の殲滅だ。 各員、最後まで気を抜くな」

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