ドールズフロントライン(仮)   作:サクサクフェイはや幻想入り

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第62話

M1895と9A91と細かい打ち合わせをし、二人は先に返した。 さて、次は黙りを続けている404小隊だ

 

「それで、お前たちはどうするんだ、さっきの二人のようにグリフィンを裏切るか? まぁ、あの二人のように元から忠誠を誓ってたわけでもないだろうが」

 

「・・・・・・」

 

「黙りか」

 

何も言ってこないとなるとお手上げだ。 帰ってきてすぐに呼び出した為報告はされてないと思うが、報告されたら面倒なことには変わりない。 いっそ投げ出しても良いのだが

 

「私は、別に良いと思うよ? 危険な裏の仕事をやらなくて済むし、ここの基地の所属になれば、もう他の基地で白い目で見られなくて済むし。 もちろん、みんなが嫌っていうなら、それに従うけど」

 

最初に口を開いたのはUMP9で、正直に自分の意見を述べていた

 

「正気なの9? 私はこっちの基地にいた方が危険な気しかしないわ」

 

そんな9の意見に待ったをかけるのは416だ。 彼女らしい冷静な判断だ。 黙りを決め込んでいるのはUMP45とGr G11だ。 UMP45に関してはそもそも話を聞いているのかすら分からないし、Gr G11に限ってはこの状況で寝ている

 

「そう? 今回は40が守ってくれたけど、私達が強くなれば別に問題ないと思うんだけど」

 

「強くなれば、ね。 そんなに直ぐに強くなれる訳ないし、その強くなる間に敵が来れば、遠慮なく私達を使うんでしょ?」

 

そう言って俺に視線を寄越す416

 

「当たり前だ。 この基地に所属する以上、程度の差はあれど働いてもらう。 働かざるもの、食うべからず、だったか?」

 

俺がそう言うと、満足そうに416は頷き、UMP9に向き直る

 

「だそうよ?」

 

「それは、そうかもしれないけど....... でも」

 

「ここに居れば、危険が増えるだけよ。 今回の40や戦闘データ、その他データだけでも、今回ヘリアストンから受けた任務に対して、十分すぎるぐらいだわ」

 

「・・・・・・416は指揮官を売れって言うの?」

 

「どちらが大切かって言う話よ。 それに指揮官は私からすれば家族じゃないもの」

 

何やら剣呑な雰囲気になってきた

 

「争うのは結構だが、ここでやればどうなるかわかってるよな?」

 

四次元ポケットから剣を取り出し、切っ先を二人に向ける。 すると二人は黙りこむが、やはりこのままと言うわけにはいかないな。 UMP45を横目で見るも、やはり視線は40に向いたままで、この場を収めることはできないだろう

 

「やれやれ、自分の小隊のことなのだから自分らで何とかしてほしいところだが」

 

「こうなった原因が何を言ってるのよ」

 

剣を四次元ポケットに仕舞い、席から立ち上がるとFALから毒舌が飛んでくる。 それに特に返事をすることなく、席の下に合ったシェルターの一つを開ける

 

「では40、お前の妹分とそこで寝てる奴を任せよう。 UMP9と416はついてこい」

 

そう言ってさっさと下に降りていく。 その後を慌ててUMP9、416、FALの順でついてくる

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