ドールズフロントライン(仮) 作:サクサクフェイはや幻想入り
~40視点~
アコナイトとFALは険悪な雰囲気だった9と416を連れて、シェルターに潜って行った。 残されたのはアタイと45、そして寝てるふりをしてるGr G11。 たぶん、45を除けば一番策士なんじゃないかな、Gr G11は。 ともかく、アコナイトは気を使ってくれたみたい
「貴女は本当に40なの?」
手を伸ばそうとして、引っ込めてを繰り返しながら言う45。 うーん、よく見てきたけどやっぱり本質は昔と変わらないみたい。 そんな45に苦笑しつつ、質問に答える
「そうだよ? あの時45を逃す為に死んだアタイだよ」
「私は!」
「別に恨んでないよ。 今はともかく、あの時はああするしか方法がなかったから。 45は生き残ることを選んだ、アタイがそう仕向けたとしてもね?」
「・・・・・・」
思い詰めた表情で何かを言おうとした45だけど、その前にアタイが遮る。 別に責めるように言ったつもりはなかったのだけど、45にはそう聞こえてしまったらしい。 ううん、違うかな。 多分、45は未だにあの時のこと、私を撃ったことを後悔しているんだと思う。 だから、私に責めて欲しかったのかも。 とは言え、さっき言ったのは本心だ
「それで、さっきまでの状態はなに? アタイを見てから惚けて、あのままじゃ隊の全員が死んでたよ? まぁ、416がいい感じに補佐してるから、大丈夫だとは思うけど」
「それ、は......」
そう言って俯く45。 自分でも判っているのだろうけど、あの場で惚けるなんて自殺行為もいいとこだ。 416や9が補佐してたからいいものの、隊長は45なのだから
「アタイが生きてて動揺したのはわかるけど、すぐに切り替えないと」
「でも!」
「でもも、何もないよ。 あたいもアンタももう昔とは違うんだ。あたいはアコナイトと一緒に行くことを選んだ、アンタは404として、誰の下にもつかず生きることを選んだ。 いつまでアタイの幻影を追いかけるつもりなの45」
45にはキツイかもしれないが、いつかは言わなきゃいけない事だ。 たぶん今までは気にしていなかっただろうけど、今回あたいが生きてるのが分かってそれが表面化してきてる。 今だって、あたいに手を伸ばしてる。 あたいだってその手を取りたいとは思うものの、それをしてしまっては45が駄目になってしまう。 それに、あたいは選んだから45ではなく、アコナイトを。 まぁでも、アコナイトに言わせればまだ未練があるみたい。 任務を優先的に斡旋したり、45たちの動向を追っていたり。 とは言え、それを咎められたこともなかったけど
「言ったはずだよ45、数えきれないほどの試練があるって」
「これもそうだっていうの?」
遂に堪えきれなくなったのか、泣き始めてしまう45。 でも、それで追及を緩めるわけにはいかない
「そう。 あたいやアコナイトのことを正直にグリフィンに報告するか、誤魔化して報告するか。 それか...... このままグリフィンを裏切ってあたいやアコナイトと共に来るか、かな」
~40視点 end~