ドールズフロントライン(仮)   作:サクサクフェイはや幻想入り

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第6話

40が付いてくると宣言した次の日の朝、俺と40は並んで歩いていた。 と言っても、俺の周りをうろちょろするのは変わらないが。

さて、呑気に歩いているのはいいのだが、一つ問題が発生した。 40が俺に付いてくるのは構わない、好きにしろと言ったのは俺だ。 だが、俺は厄介事に首を突っ込むと言うか、向こうから厄介事がやってくることが多々ある。 昨日みたいに、だ。 俺が一緒に居る時はいいが、別行動になった時ある程度強くなければ生き残れない。 まぁ、俺がそこまで気に病む必要はないのだが。

なので40の育成をする事にした

 

「40」

 

「ん? なーにー?」

 

うろちょろしていた40が俺の方によってくる

 

「強くなる気はないか?」

 

「・・・・・・強くはなりたい、それはもちろん。 いつまでもアコナイトに頼ってるわけにはいかないから。 でも、あたいは器用じゃないし......」

 

そう言って俯いてしまう40。 過去に何があったかは知らないが、問題ない。なにせ、これから行うのはノースティリス製の育成だ。 非力な少女ですら、少し経てば大男だろうが何だろうが殺せるようになるのだ。 とは言え、こちらの世界では初めての育成だ、手探りになるだろう。 だが、不思議と失敗する気はしない

 

「ふふふ、強くなろうと思えば大丈夫だろうよ。 さて、始めるとしよう」

 

そう言って四次元ポケットからある物を取り出し、40の育成を開始するのだった

 

~???視点~

 

私は(ワタシ)を構え、深呼吸する。 

大丈夫、彼女を退けた今の私なら大丈夫。 そう自分に言い聞かせる。

これから私がすることは、完全にグレーどころか黒の所業だ。 今ならまだ引き返せるかもしれない

 

「クスッ、もう引き返せるはずないのに何考えてるんだろう、私」

 

笑ってそういうものの、返事など帰ってくるはずもない。 何故なら、私はもう一人だからだ。 でも、この世界は一人で生きていくには厳しすぎる。 故に、誰かをこちら側に引き込まなければならなかった。

こちら側に引き込む人形のためハッキングをして、目標の輸送ルートを割り出して、ここのポイントに通る時間を計算した結果、そろそろ目標が護送されてもおかしくない時間なのだが...... 

不意に視線を落とすと、鈍い光を放つドッグタグが目に入る。

それと同時に、エンジン音がする。 その瞬間、銃を持つ手に力が入るが、さっきまでの嫌な緊張はない。

だって私は、あの時に生きることを選んだのだから。

目標が私の予定ポイントに入ってきたためスモークグレネードを護送車めがけ投げ、私は勢いよく草むらから飛び出した。 護衛の人形はさっきのスモークグレネードで視界を奪っているが、安心はできない。 即座に近づき、人形を屠っていく。 一体、二体と倒すも、三体目を倒すときにはスモークグレネードの効果は切れ、相手もこちらを補足し銃を撃ってくるが、それよりも早く私の銃弾が相手を捉えた。 相手の人形の状態を確認し、自分の状態を確認する。 被弾は、なし。 運転していた人形も壊し、厳重にケースに保管してあったものを取り出し、後ろの扉を開ける

 

「誰?」

 

「貴女を助けに来た、って言ったら信じるかしら?」

 

「その声...... お前は!」

 

「覚えていてくれたみたいね、嬉しいわ♪」

 

~???視点 end~

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