ドールズフロントライン(仮) 作:サクサクフェイはや幻想入り
エルピーダ指揮官に人形の違法売買やクスリ等、そういう裏の組織と繋がりのある富豪達の情報を渡し、その情報を元に裏付け捜査をしている時、俺達はそれとは別に規模が大きく、貯め込んでいる組織を潰しその金を懐に入れていた。
そういう情報を渡しておいてなんだが、街の運営が始まったばかりなのに、エルピーダ指揮官も大変そうだ。 まぁ、新しく運営されるところなら、その手の輩も忍び込みやすい訳だが。
こちらもこちらで、色々と金がかかるんでな、おもにデールのせいで。
この間の作戦でかなりの額を請求され、それをポンと払ったのはいいが、新しくパーツを見つけては買いなどをやっている為、資金繰りが大変面倒なのだ。 そのおかげで人形たちが常に最高のパフォーマンスを発揮出来ているので、俺や40は文句がなかったのだが。 基地を運営する為、俺や40はもちろん、FALや補佐に入るシーアも報告書や請求書には目を通す。 このデールの報告書や請求書を見たシーアが目の色を変えて司令室を出て行って注意していたわけだが。 そういえば完全に余談になるが、この間作戦の時の支払いで絶対払えないだろうと思っていたデールは俺のことを散々煽っていたが、現金一括で払った時の顔は抱腹絶倒ものだったが
「ご主人様」
暇だったのでそんなことを考えていると、音もなく忍び寄っていた代理人が声をかけてくる
「代理人か、どうだった」
「今回も当たりのようです。 押収したお金の方は、いつものように」
スカートの裾を摘み、頭を下げる代理人。 前からこの手の襲撃はやっていたが、その全てを代理人達、鉄血のハイエンドモデルに一任していた。 今回は仕事ぶりを見にきたのと、少し指揮を取っただけなのだが
「頼む。 それで、今回は人形を保護したらしいが?」
通信でそれらしいことを聞いていたが、実際に確認してみると本当の事だったようだ
「ええ、I.O.P.製なのですが、どうも損傷が激しいらしく、それで捕まっていたようです」
「はぁ...... この手の襲撃で人形を保護すると処理が面倒なのだがな」
「こちらで処理をしても構いませんが、いかがしますか?」
サイドアームをチラチラのぞかせながら、こちらに指示を仰ぐ代理人。 どうも、聞いてみるとMGタイプの人形らしい。 この報告に眉を顰める
「MGタイプだと? 近くで配属されたという話は聞かないが......」
「本人から聞き出してきましょうか? あまり自分の事は喋りたがらないですが」
「構わん、MGならこれから役に立つだろう」