ドールズフロントライン(仮)   作:サクサクフェイはや幻想入り

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第7話

育成用のシェルターに入るのはいつぶりだろうか? そんな事を考えながら階段を40と共に降りる。 前にペットを育成したのは大分前だったが、モンスター自体は前の世界で補充したので問題はない。 ただ、このまま40にぶつけるには、いささかレベルが高いかもしれないが

 

「ここは?」

 

階段を下り終えると、見慣れた狭い部屋だ

 

「ペットや俺が強くなる時に使用したシェルターだ。 さて、育成するとは言ったが、どうやってやるかを説明していなかったな。 育成としては、一番楽なのがハーブを使った育成になるな」

 

「ハーブ?」

 

「これだ」

 

怪訝そうな顔をする40に、四次元ポケットからキャラリアをはじめとするハーブをだす

 

「食べられなくはないが、美味くもない。 だが、腹は膨れて食べるだけで強くなれる」

 

「そ、そんなに簡単に?」

 

「何を上げるかによるがな。 それにこれから提示する育成方法の中で、一番楽で遅い」

 

そう言ってハーブを四次元ポケットにしまい、次に出したのはサンドバッグだ。 サンドバッグを見るやいなや、40は顔をしかめる。 多分このあいだのリーダーを思い出したのだろうが、構わず続ける

 

「これ以降が、サンドバッグを使ってやる方法だ。 分裂するモンスターをサンドバッグで吊るし、ひたすら殴る。 または殴られる」

 

「殴られるって......」

 

そう言って分かりやすく絶望する40だが

 

「吊るされたモンスターや人は不死化するからな、問題はなかろう。 もっとも、お前を吊るしたりはしないがな」

 

そう言って青い顔をした40の頭を撫でてやると、顔色が少し良くなった

 

「どうする?」

 

「・・・・・・やる、やるよ。 もう、一人にはなりたくないから」

 

そう言いながらこちらを見る40、その表情に俺は満足しながら40の育成を開始したのだった

 

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~???視点~

 

「なぜ私を助けた」

 

私を睨みつけながら、後をついてくる。 銃を構えていないとこを見ると、助けたことに恩義を感じているのか、それとも......

 

「だって、あのままグリフィンに帰れば貴女は消されてしまうのよ? 貴女だって消えたくないでしょ?」

 

「・・・・・・」

 

後ろからの圧が強くなった気がするが、私は気にせずに歩く。 

もう行動を始めた以上、止まることはできない。

どのくらい歩いただろうか。 仮拠点までもう少しというところで、彼女が口を開く

 

「これから、どうするつもり」

 

「どうって?」

 

歩くことはやめず、後ろを見て会話を続ける。 相変わらず彼女は、不機嫌そうな顔をしていた

 

「アンタのせいで私はグリフィンにはいられなくなった。 どう責任とってくれるつもりなのかと思ってね」

 

「私のせいなんて酷いなー、選んだのは貴女でしょ?」

 

「っ!そういうのは良いからさっさと言いなさい!!」

 

「余裕ないなー」

 

そう言いつつ、前を向く

 

「どちらにしろ、何をやるにもお金が必要よ。 後、人員もね」

 

「・・・・・・意外とちゃんと考えているようね」

 

「当たり前でしょ? そんなわけで、今後ともよろしくね♪」

 

そう言って手を差し出すも、鼻を鳴らし手をはたかれる

 

「ふん、よろしくするつもりはないわ」

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