ドールズフロントライン(仮) 作:サクサクフェイはや幻想入り
「あ、おかえりアコナイト。 それで、呼び出しはどうだったの?」
取引を終え、適当に歩いていると40と会う。 いや、結果が知りたくて待っていたのか? まぁ、細かいことはいいか
「リスクとリターンを考えてのことだろうが、取引は予想通りの結果だ。 向こうはこちらに干渉しないそうだ。 最早、所属だけしているようなものだな」
「じゃあこれからは、もっと自由に?」
「一応所属はしているからな、穏便に済ませられれば済ませる。 済ませられないなら、向こうが勝手に手を切るだろうよ」
「了解っと。 警備の方は特に異常はなかったよ」
「なら、その調子で頼む。 もう少ししたら会議も始まるようだしな」
今はクルーガー社長にエルピーダ指揮官が呼び出されているはずだが、その話も時期に終わるだろう。 そう思い40と別れ会議室に向かおうとすると、大きな揺れが基地を襲う
「あちゃー」
「何事だ40」
「敵の襲撃。 と言うか、元々ここら辺に潜伏していたみたい」
ほらと言って見せてきたタブレットの画面には、多くの鉄血のノーマル人形が写っていた
「潜伏? 見回りはしていたはずだろ」
「基地周辺はね。 でも、今回は遠距離攻撃が主だから」
「そこまでは見回っていなかった訳か」
やられたと言うかなんと言うか。 とは言えここの責任者はエルピーダ指揮官なので、俺が責任を被ることはないのだが。 だがここはS9地区の秘密基地だ、そこで鉄血に暴れられるのも癪に触る
「RFの人形に敵を狙撃させろ。 IWS2000にはスキルを使い、迅速に片付けろと伝えろ。 この基地に接近してくる奴らは、今日の為に組んだ第一部隊に迎撃させろ」
「オッケー」
すかさず無線機をとり、指示を出す40。 さて、第一部隊ならアイツを呼んで、直接行かせた方が早いだろう
「9A-91」
「はい、指揮官様」
天井から降りてきたと思えば、音もなく俺の目の前に着地する9A-91。 グリフィンを裏切ったあの日以来、なぜか知らないが俺にダミーか本体ががどこかに居る。 まさかこんなところで役に立つとは思いもしなかったが
「さっきの話は聞いていたな? 本体に伝えて、そのまま迎撃に移れ」
「了解しました」
そう言って音もなく去って行く9A-91のダミー。 ダミーだから気配は感じるが、本体ともなると気配が限りなく薄くなり、普通の人形だと捕捉出来ないほどだ。 本当に、どうしてこうなったのやら
「いやー、流石だね9A-91は」
「笑い事じゃないがな」
「とりあえず、RFの人形には命令出しておいたよ。 他の、エルピーダ指揮官の方の人形にも声をかけておくって。 他のうちの部隊には、部隊を再編して、本部の守りを固めるように言っておいたけど」
「それでいい。 それで? 下手人の方は」
「もう捕捉してるよ」
「ならとっとと行って、敵の部隊を崩壊させるぞ」