ドールズフロントライン(仮) 作:サクサクフェイはや幻想入り
第一部隊を出撃させつつ、俺は40と共に下手人であるデストロイヤーを捕まえに行くことにした。 爆発音が聞こえる事から、第一部隊は戦闘を開始したようだ
「それにしても、どこから情報が漏れたのやら」
「本部も調査してるみたい。 秘密基地だし建てたばかりだから、情報が漏れるはずないんだけどね。 あたいの予想的には、仮に味方がグリフィンの誰かが鉄血に情報を漏らした所で信用はされないだろうから、抜き取られてる可能性の方が高いかな」
「イントゥルーダが通信に割り込んできた事もあったからか?」
「うん」
会話をしつつ、敵を倒す。 なるほど、迅速に攻める為にBruteも配置してきたか。 デストロイヤーもよく考えるものだ、俺達には無意味だが
「エルピーダ指揮官が苦労する訳だ」
「あちゃー、敵さらに増援だよ」
「なに?」
敵を倒しつつ、声を上げた40の方を向く。 俺に言うべき事をまとめているのか、俺が向いてからしばらく経ってから口を開いた
「ほら、前に襲撃のあった前線の方から敵が雪崩れ込んできてる。 到着までは時間かかるけど、合流されたら流石にまずいよ」
「チッ、予定変更だ。 ここら辺の敵をある程度掃討したら、激戦区の方の救援に向かう。 エルピーダ指揮官に連絡をとれ、今言った事と、他のS9地区全部の基地に連絡をとって、雪崩れ込んできてる奴らの足止めをしろと」
「オッケー、ならここら辺の掃討よろしく。 あたいは通信するから」
「任せろ」
そのまま敵殲滅に移る
~エルピーダ視点~
クルーガー社長からの呼び出し中に基地に大きな揺れが襲う。 騒がしくなるなか、哨戒中の部隊からの報告によれば敵が現れたらしい。 どこから情報が漏れたとか、なんでこのタイミングでとかいろいろな考えが頭をよぎるけど、今はクルーガー社長や他の指揮官の安全の確保だ
「クルーガー社長!」
「なに、こちらは気にしなくていい、君は君の役割を果せ」
僕の役割...... まずは安全の確保だ。 そのまま部屋を出て指揮所に行くも、さっきの爆発で不具合が出ているみたいだ。 でも、マップ機能だけでも読み込めれば...... そのマップ機能が読み込みが終わるも、状況は芳しくなかった。 この基地は完全に取り囲まれていた。 唇を噛み必死に考えるも、僕のところの戦力だけじゃ...... 通信妨害なのかトウラベ指揮官とも連絡が付かない。 そんな中マップを見ていると、一部の敵がごっそりと消えていた。 これは?
『あー、あー、聞こえますかーエルピーダ指揮官』
『その声はトウラベ指揮官の連れの...... えっと......』
『時間がないから簡潔に。 ウチの第一部隊で敵をある程度掃討するんで、残敵の殲滅及び今回の襲撃の首謀者デストロイヤーの殲滅をお願いしますね』
『えぇ!? この短時間でそこまで!?』
やはり、トウラベ指揮官は動きが早い。 それに比べて僕は...... 落ち込みそうになるけど気持ちを奮い立たせ、気になっていることを聞く
『ある程度というのは? こちらも他の指揮官の安全などを確保しないと......』
『んー、それやってもいいですけど、今度は増援で押しつぶされますよ?』
『増援!?』
急いでマップの読み込み範囲を拡大し、S9地区全体を読み込むと、この間襲撃を受けた前線が再び襲撃を受けていた。 しかも、敵の戦力はここを取り囲んでいる部隊よりも多い
『私たちは増援の対処をしようと思ってるんですけど、どうします?』
『・・・・・・お願いします』
そう言うしかなかった。 いくら基地の数が多くなったとはいえ、居るのは新人たちだ、こんな戦力に飲み込まれればひとたまりもない
『はーい、了解しました。 こちらの掃討は終わりましたので、今から増援の対処に向かいます。 もし通信が無事なら、全基地に足止めをお願いしておいてください』
そう言って通信が切れる。 僕にその場で立ちつくしている時間はなく、急いで基地や人形たちに指示を出し始めた
~エルピーダ視点 end~